コール・ポーター好きなんですよぉ♪

2005-01-12 23:00:27 | 映画
見てきました『De-Lovely 五線譜のラブレター』 
予告やらTVとかの紹介によると、なんとなくイタそうな映画だな~と思って
1日の映画ラインナップから外してたんです。
このまま見ないで終わっちゃうかな~?なんて気もしてたんですよねぇ。
今日お友達とPIXAR見る~?とか言ってた(も一度見て確認したいところがあったのだ)んですけど、彼女が残業でキャンセルになっちゃったので、んじゃあ、見ておくか~!って急遽変更。。。

…見て正解でした。
コール・ポーターと奥様リンダの愛情というか~夫婦の絆の話…お話は割りとありきたりよん。
才能があるけど多情で浮気モノな旦那(映画の中ではゲイだって言ってたけどリンダとも関係はあったからバイじゃないのかな?)に悩みながらも寄り添ってる聡明で包容力と忍耐のある妻。もう展開は目に見えるでしょ?
出だしが死の間際のポーターに演出家がやってきて、リンダとの出会いから今までを舞台上の出来事として本人に見せる…のは割と面白いかもと、思いましたが。
そんなことよりも、この映画の最大のポイントは‘コール・ポーターの曲ってステキ’って再認識させてくれるところ…です。
現代の有名歌手(私は殆ど知らないけど)がお話とかぶさるように歌ってくれるんですよぉ。
画面も(衣装・セット・小道具etc.)ものすごくゴージャスに!
綺麗な画面と音楽だけで十分って気がしちゃうのね~。これで言葉が理解できれば完璧ですが…英語苦手。
歌にあわせてお話作ってるみたいだから無念だ。。。(><)
特にリンダに♪So in Loveを歌うところ…巧い。上手すぎる~!
劇中劇の歌手ver.が歌う変な音(何故あんな音?)よりも、ポーターが歌うかすれた下手ver.が泣けますあたしの隣りも泣いてたよ!
♪So in Loveはもともと私の歌えるようになりたい歌リストのかなり上のほうにあるから贔屓な曲なんですけど、今日のはもう、ここだけで十分感動的さ~、と思っちゃったよ。
音楽って偉大だわ。
え?コール・ポーター知らない?
夜も昼も(Night and Day)とか~ビギン・ザ・ビギンとか~。
私のイチオシ♪So in Loveはミュージカル‘キス・ミー・ケイト’の中の歌ですけど…。ミュージカルだと‘カン・カン’とか‘エニシング・ゴーズ’とか…知らないかなぁ。

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PIXAR!

2005-01-05 23:00:02 | 映画
初映画の日にはジブリだったので、初レディースディはPIXARにしました。
ニモの前に予告を見たときから気になっていたんですよぉ。Mr.インクレディブル
そーいえば、あのときのシーンは今回映画の中になかったですよねぇ!?
予告用に作ったのかな~?ゴージャス???
えと、日本語タイトルではMr.がついちゃってるから、あのおとーさんのことを差してるのかな~?って気がしちゃうけど、原題は‘THE INCREDIBLES’です。
みんながインクレディブルなんだよ~♪邦題では何故変えちゃったの?
日本ではお父さんに頑張って欲しいのかしら?

えーと、PIXARだからさ~、何があっても驚かないし

できて当然!って気がしないでもないですが、でもやっぱりすごかったですよぉ。
確か今回のテーマは人間を描くってことだった…とどっかで読んだんですが
あの気持ち悪いCG絵の人間じゃなく(FFとかアニマトリックスの1個とか見てられません)デフォルメされてて、ちゃんとキャラクター化されてるのに、変にリアルなんですよねぇ。
ボブ(が主人公=お父さん)の肉が入ってます!って感じのスーパーヒーロー服の質感。触ったときの感触まで想像できる。光の当たり具合とか、面白い!!
メカも一瞬特撮?って気分になりましたよ~。

あーいうの描けるのっていいなぁ。私ったらその昔‘これ絶対走らないよね’と言われた車を描いた事が~。デッサン云々よりも木か粘土で出来てるとわけわからんことを言われたんだよなぁ(屈辱・笑)

勿論すごいのは画面だけじゃなく、キャラクターの設定も絶妙ですよぉ。
みんなとっても愛すべき性格だし。悪役ですら、かなり屈折してるし、その方向性は間違ってる!と思うけど、気持ちがわからないでもない。。。気がしちゃうのね。
誰にポイント置いても楽しく見られますが(格好いいのはママ・文句なし!)実は今回の私は長女をドキドキしながら見守ってました~。
自分、愛情に飢えてる?と思っちゃったのでちょっと不本意ですが、長女、良いですよ。
ともかく、一度見て~!オススメ度120%

本編も良いですが、エンドロールのアニメーションがめちゃんこ好きだ~!
Catch me,If you can(ってわかります?ディカプリオの詐欺師の映画)のオープニングをアメコミっぽく&さらにCOOLにした感じ。レトロSFの雰囲気もあるんですよねぇ。字もデザインぽくなっててオシャレなの
最後まで(あのライトが跳ねてくるところまで!)座ってて下さいませ

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映画始め

2005-01-01 23:00:47 | 映画
平日見るには時間的にちょっと厳しいかなって2本を見ようと決めてましたのよ♪

★舞台より素敵な生活
だってケネス・ブラナーがスランプ気味の劇作家役なんですもの。見なくちゃ。
これね、元のタイトルの‘隣の犬を殺す方法’のほうがピン!と来るタイトル。それに宣伝で流れてるお向かいの女の子云々はそんなに比重高くないから。いや確かにそれは大きなきっかけなんですけど、他にも彼を取り巻く面子がなかなか個性的なのよぉ。そっちのエピソードもなかなか重要だと思われます。
家族計画がメインテーマなので、ちょいと下な台詞があるのがあれですが、痴呆の老人&障害のある子どもを出してるのにウェットになり過ぎないあたりなかなかのものです。奥さんも魅力的だし!女の子可愛いし!
何より今までよりもケネス・ブラナーが役に合ってる!
すんごい良い!わけじゃないけど佳いもん見たな~と新年の始まりにふさわしい映画でした。

★巴里の恋愛協奏曲
1925年のフランスのオペレッタの映画化版。フランス語…実は歌なら大丈夫なのがわかったので(羽田空港のCMソングとか)張り切って見に行きました。
あはは~!ホントに典型的なオペレッタだ!人妻は浮気するし、その旦那は自分の妻が浮気なんて有り得ないって思ってるし、愛人やら何やら(今回は元夫)が入り乱れてこんがらがる~!という筋書き。
オペレッタだから台詞から唐突に歌になだれ込みますが、楽しい曲が多いのでOK!OK!!
セット(特に最終場面のお部屋はスゴイ)も衣装もゴージャスでそれだけでも嬉しいです。
主人公の人妻がもうちょっと魅力的だともっといいかも。若い令嬢(アメリの子っす)の方がまるっきり勝ってるからねぇ。
これもお正月にふさわしいゴージャスかつ小洒落た映画でした。OKですとも♪


★ハウルの動く城
これは予定外でしたが見ちゃいました。時間も気力もあったので。
微妙~!ものすごく中途半端な話のような気がする…んですけど。
主要人物の成長譚という見方ではOKなんだけど、お話に突っ込みを入れたくなっちゃうんですよね。
だからといって、キライかと言われればそんなこともなく~!
だってハウルかっちょいーっす(ミーハー)
冒頭から主人公を空中散歩させちゃうんだよ。惚れる~ってば!(同じ理由でスーパーマンも大好きな私)
とりあえず原作読もう。それから判断しよう(もしや初っ端からヘタレ?)

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