トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演

2024-12-08 23:57:00 | 行って 見た
出光美術館に行ってきました。
この企画展を最後に、出光美術館はお休みに入ってしまいます。
ビルを建て直して、美術館がどうなるのかは明らかにされていません。
入り口からエレベータで9階へ。
休憩スペースの窓から見える皇居のお庭も、無料のお茶も、これで最後かも。
ちょっと淋しい。

今回はフォトスポットも無いので、ここから、文字だけになります。

日本・トルコ外交関係樹立100周年記念の企画展とのこと。
トルコからは、トプカプ宮殿博物館、トルコ・イスラーム美術博物館からイスラム文化の宝物たちがやってきています。
最初は宝石や貴金属、七宝の装飾品やうつわ。
子供の頃に読んだアラビアンナイトの挿絵のようでした。
宝石付きの水晶のマグカップや七宝製のカップのセット、正しくお宝でしたよ。
それから、壁に貼ってあるトプカプ宮殿?の室内がとても綺麗で、本物を見に行きたくなりました。

続いて、中国陶磁、日本陶磁にトルコのタイル・陶磁が展示されていました。
トルコ、東西交流の場所だし、オスマン帝国って巨大なんだよね〜、と思わせる品々が並んでいました…焼き物は、もともとそんなに惹かれなくて、ちょっと流し見。

ただ、最初の宝飾品たちも、陶器類も、お花モチーフはチューリップとカーネーション、時々バラ。よく見ると、ここにもチューリップ!といった感じで見つかりました。
チューリップって、原産地はトルコなんですね。日本の子どもが描くコロンと丸っこくてギザギザの花ではなく、ほっそりした花弁が3枚で描かれています。
ぱっと見、大きな柄かと思えるのですが、よく見ると、細かい草花が組み合わされている繊細な模様だったり、手間がかかる細工がたくさんあって良かったです。
綺麗なものを堪能できました。

おまけ
1階から美術館に上がるエレベータのドア。スタッフさんに撮っても良いか、伺いました。
これも見納めになっちゃうのかな。

ご近所にも解体が決まっているビルがあったり、有楽町界隈、今後はどうなるんでしょう。
古い建物はできるだけ残して欲しいんだけどなぁ。


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はにわ展

2024-12-07 23:55:00 | 行って 見た

トーハクに行ってきました。
ギリギリ間に合った!
めっちゃ混んでた
埴輪って、なんとなく人の形のイメージがあるけど、こんな容器のようなのから始まってるそうです。

今回のウリは挂甲の武人のようですね。5体一緒のお部屋に展示してありましたが、人が多くて、並んだ写真は撮れず。
この人(笑)は普段は佐倉に居る人です。兜のひさしで顔がよく見えない奥ゆかしいタイプ。

船があったり(船や鳥は死者の魂を運ぶらしい)
家があったり

私の目当ては、ひんべえだったので、会えて嬉しい。
カワイイ
説明ボードは自分のためのメモ


1階に、はに丸くんと写真が撮れるコーナーもあったり。
楽しかったです

さあ、次は国立近代美術館に行かねば〜!!










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『ミュシャ ふたつの世界』書き忘れ

2024-12-04 22:51:43 | 行って 見た

府中市美術館のミュシャ展も12月1日まででしたね。行ったのに書き忘れてました。
公園の中にあります。近くの池には鴨が居たりして、のどか。
随分前に合唱のオケ合わせ絡みで、行ったことがありましたよ〜。
中に入ってから、ここ、知ってる!となりました。
 
後ろに見えているエスカレーターで展示室に行きます。

ふたつの世界、というタイトルですが、挿絵から始まり、ポスター、商業デザイン、リトグラフ、油彩、盛り沢山でした。
府中市美術館でも数点持っているようですが、堺アルフォンス・ミュシャ館館、OGATAコレクションにサントリーポスターコレクション、株式会社インテックの所蔵品…。
初めて見たものもあって、行って良かった。府中市、遠いけど!
今年の始めに行った名古屋の松坂屋美術館よりは近い(笑)

そもそもは、ポスターのミュシャ様式な曲線や装飾デザインが好きでしたが、ここ何年かはスラヴな油彩作品が気に入っています。
勿論、今回はスラヴ叙事詩は見られないわけですが〜!
堺から『ハーモニー』が来てました。
久々に見られて嬉しかったです。

展示品は撮影不可なので、ショップのディスプレイを撮りましたよ。
缶のデザインとか、可愛いですよね。
建物のガラス↑にもミュシャ。

おまけ
コラボメニューは↑こんな感じ。
美味しかったです〜




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田中一村展

2024-12-01 18:24:06 | 行って 見た

東京都美術館の『田中一村展  奄美の光 魂の絵画』に滑り込んできました。

何年か前に千葉市美術館で初めて田中一村を見た(ブログのどこかに書いてあるはず)わけですが。
その時は奄美時代の植物や風景の迫力と千葉時代のどかな雰囲気がとても良いなあ、と思ったんですね。

今回はNHKで何本か特集番組を見たせいか、ちょっと理解が深まった…かもと思いながら行ってみたところ。
思っているよりもっとずっと、絵が上手な人だったんだなあ、と自分の中の田中一村が、がらがら崩れました。
写実的な部分は勿論、デザインがとても洗練されてる!
ある意味力技のような絵、とか思っていて、すみませんでした!!!
奄美に行って〜みたいな生立ちの話に気を取られていて、絵自体をちゃんと見てなかったかも。
何事も先入観にとらわれてはいけないですね。



田中一村、また見に行きたい…と思ったら、千葉市美術館でも今日まで展示してた…とついさっき知りましたよ。も少し大々的に宣伝してくれよ〜。がっかり。

おまけ
東京都美術館1階カフェアートで田中一村とコラボなスイーツをいただきました。

ブリュレタルト、ココナッツとパインのアイスで南国風味。
アカショウビンのクッキーが可愛かったです。







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『あかり、ともるとき』

2024-11-10 23:57:45 | 行って 見た

東京都庭園美術館の
『建物公開2024 あかり、ともるとき』
に行ってきました。
建物公開は、写真撮影可能なので、いかないわけにはいきますまい!!!

見上げてときめいて。
というキャッチコピー。

はい。毎回、ときめいております。
まあ、ドキドキワクワクは照明だけじゃないですけれど。

玄関ホールのラリックのガラスとタイル。
大好き。


そして、正面玄関のシャンデリア。スキガケガラス、だそうです。


大客室のシャンデリア<ブカレスト>
の説明書↓
そうそう!こーいうのが見たかった。

大食堂のシャンデリア<パイナップルとざくろ>
今回、照明に特化した展示ですが、カーテンなどが開いていて、室内が明るい。照明器具がよく見えるようになっています。


若宮居間のシャンデリア。
このお部屋、日当たりが良くて、素敵なんですよね。
ほかの方も言ってましたが、若宮と姫宮の差別が…。
も少し姫宮も大事にして欲しい。
2階ホール。
天井の大きな照明にも細かいお花の細工があることに初めて気付きました。

東京都庭園美術館内で、一番可愛いのはこれだと思う(意見には個人差が…)
姫宮寝室前廊下のチェーンペンダント照明。
五色ガラスだそうです。
天井に映る色のついた影も素敵です。もっと色々グッズが出ても良いと思うんだけどなぁ。
いっそ、静嘉堂@丸の内の曜変天目茶碗のように、縫いぐるみとか、どーよ?(笑)

そしてそして、今回、心底行って良かった〜と思ったのは

書庫の窓が明るい!!
書棚をちゃんと見られたのは初めてですよ。いつも暗くて、背が高い本棚でハシゴがある〜くらいしかわかってませんでした。
本がほとんど入ってなかったのは残念でしたが、こんなお部屋だったんですね。
良いものを見せて貰いました。

館内のカフェで、お茶したかったけれど、混んでいて並ばなくてはいけないため、諦めました。
次こそ!!
多分年内は無いかな。
また来年にぜひ。









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