ウィーン→東京

2009-06-29 06:00:21 | めもめも☆彡
とうとう、この窓からの景色も最後です。

なんて感傷に浸ってる暇はない!!

忘れ物はないか、しっかり確認して
(そうそう取りに来られないんですからね!)
スーツケースを持って、出発です。


鍵はちゃんと言われたとおり、
レセプションのお部屋の白い扉に
ついてる郵便受けみたいな箱に入れました。

適当なのがなくてM井S友銀行の現金入れ封筒(ユーロ両替した時の!)に入れちゃったけど
ま、いいですよね(^^;)


ホテルの入り口はこんなの~!
白と黄色と緑(好きな配色だ!)で、ちびちゃいけど綺麗なアパートメントペンションでした。

白い奥まった扉が、例の苦戦した鍵がついてる扉。。。
結局、一発BINGO!だったのは3回ぐらいでしたね~(笑)


今回、値段とVoksoperに近いことで選んで、鍵のこととか、フロントがないことで色々心配したし
変な気苦労も多かったですが、鍵を預かってることで、いつ帰っても大丈夫な安心感があったり
(これはホテルに慣れてないあたしだけかも、ですが、たとえば着替えに~とか変な時間に戻ったり、
夜遅くに劇場から戻ったり、の時の鍵のやり取りとかめんどっちーのよ)
ベッドメイクとゴミ捨てはちゃんと午前中にやってくれたし、シャワーと全身用液体石鹸にドライヤーもあったし
前に書いたけど、TVと洗濯機(使ってない、靴下と下着はシャワーで手洗い)冷蔵庫とコンロと食器もあってさ。
朝食無しもかえって外で食べる回数が増えてメリットだったしなぁ。

他の人にオススメかどうかは微妙ですが、あたしがまたここを使うか?って聞かれたら
同じ値段ならJa!ですよ。
できれば1階の部屋だとありがたいけど。



住居表示の看板。
ここ、ここ!って思いながら、毎度、通り(Waehringer Strasse)を曲がっておりました。

市電に乗ってWaeringer StrasseからU6でWien Westbahnhofまで。
リムジンバスで空港に行くよ~!!
早朝だってのにあたしの隣りはパワフル。
どーやらロシアの人ぽい(ロシア語話してたんですよ)母娘と、多分東欧圏の男の人と話がはずんでましてね。
彼が(仕事で?)行ったエジプトとかラスベガスの話で盛り上がってました。
かーなーりー言葉が通じてない雰囲気なのに、どーにかなるんだよねぇ。
もっとがんがん交流しても良かったのかもしれないですよ、私も!


まずはウィーンからアムステルダムまで飛びます。

この時、同じ飛行機で日本人のグループさんと一緒でした。
東京と大宮の太極拳の会の皆様だそうです。
先生が、旅行のプランナーの資格?を持ってるので、添乗員もかねてらっしゃるとか。
会員さんは熟年以上で、先生が一番お若いとか、こき使われてました。
んで、記録用?ヴィデオにあたしも写っちゃったよ。
「後で面白いから、笑顔で手を振って」って仲良くしてくださったかたが言うんだもん。。。
ちょーしに乗って手を振っちゃうあたしもあたしだけど。
会員さんの殆どは、誰よこれ?ってヴィデオ見て言ってるんだろうなぁ(笑)


ほんとにほんとに、これで さようなら!です

あれもこれも見てないし、、やってないこともいっぱいあるし!
食べたいものだってまだまだいっぱいあったし!!
ぜったいぜったい、又、来るから。。。と誓いましたとも。


行きと一緒ですね。
菓子パン2個入り袋が2時間の間に出ました。
左がチーズのサンドイッチ・右がコーヒークリーム
このパン、美味しいんだよね~。
オランダもパンが美味しいところなのかな。


オランダのスキポール空港間近。
海が見えます。
この便を窓際選択にしたのは正解でしたねー!
景色が楽しいです。

今、KLMはインターネットチェックインが出来て、行きはそれで座席の指定もしたんですよ。
絶対10時間を越える大陸便は通路側って決めてて(トイレに立つのとか億劫じゃないですか!
隣り寝てたりするかもしれないし)
行きはアムステルダム→ウィーンも保険をかけて(笑)通路側にしたんだけど
夕陽が水平線に落ちていくのが見えて、窓際がよかった…って失敗感があったので
帰りは(PC持ってないから)空港の自動チェックイン機が窓際&通路側を選んでくれたので、
そのままOKにしたんです。
次回、国内路線は最初から行き帰りとも窓際指定で行こう~っと!


スキポール空港は空港内に美術館があります。
こんな空中回廊のような場所(右側金色のスペース)で10数枚の絵が無料で見られるんですよ~。
オランダ、太っ腹だ~!

もともと4時間ぐらいのトランジットでしたが、搭乗手続き開始となってからゲート変更のアナウンスが!
なんでも機体に整備不良が見つかったそうで、急遽機体変更!だそうです。

日本行きの飛行機だから、日本人のツアー客もいっぱいいて、添乗員さんたちの動向に気をつけてたら
「アナウンスでは1時間ぐらいかかるって言ってたけど、準備が整い次第さっさと出発して、一人二人ぐらいなら置いてっちゃってもいいから、と空港の人たちが今、話してましたから、動かないようにしていてください」
という声が。
こんなとこで置いてきぼりにされたら大変~なので私も大人しくしてました。

そんで太極拳の人たちとは別なツアーの人と話しちゃったよ。
ウィーンザルツブルクプラハのような中欧ツアーだそうです。
私が、ウィーンに一人で6日間居たって言ったら、電車なんかも乗ったの?大丈夫だった?と
聞かれちゃいました。
ウィーンは大丈夫ですよぉ、って言っておきました。
危ない目には一度もあってないです(それはあたしがおばちゃんでお金もってなさそうだから?)
そのツアーの方たちは、オペラは見てなくて、ウィーンじゃないどっかの街でレビューのようなのを見た…とか。
もったいないなーって思うけど、ツアーってそんなもんかもねぇ。

結局約1時間で再搭乗。


機内食~。
私はパスタを選択したけど、和食で筑前煮というメニューもありました。
どうやら日本そばがついてたようです。

この後、もう一食、軽食タイプの食事が出て、
それからあっという間に日本でしたー!
搭乗に時間がかかった分、スピード出してたみたいですよ。
1時間は遅れませんでした。


漢字がメインの案内板、久々ですねぇ。
あー、日本なんだ!と思った瞬間です。




……おつかれさまでしたー!

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ウィーン6日目 その3

2009-06-28 19:01:50 | めもめも☆彡
最後の晩だし!!!
一度くらいはマトモなご飯を食べますよ(笑)

でもレストランじゃなく~、カフェだけどね。
レストランに一人ぼっちは絶対淋しいって!!


Adolf Loos 設計のCafe Museum


内装はシンプルだけどお洒落です。
緑の壁も好み~♪
店内閲覧用の大きな新聞挟みが壁にかかってるのも面白かった。

さて、何を食べる?
メニューをめくったら‘Wiener Menue'というセットが!


スープ。。。多分Fritattensuppeだと思います。
厚焼きのクレープを細切りにしたものと万能ねぎみたいな青いものが入ったコンソメスープ。
美味しいけど、これだけで結構お腹いっぱいですよ!
スープ+センメル1個で十分な気が。。。


でも、メインも勿論やってくる~。
ウィーンなんだもん、食べなきゃ!なWiener Schnitzelですよ。
大昔食べたのより小ぶり(その時は1人1枚ずつ分けて食べた)ですが、
それでもやっぱり半分で良い感じがします。


付け合せのサラダ。
生野菜とおいもとハム。。。これにパンだけでも~とまたまた思ったり。
やっぱり量が多いんだよねー。

だからと言って残すのは厭なので、時間をかけてのんびり食べる。
どれも複雑な味はしません、さっくりと素朴な味です。
おいしいです!残すのは勿体無い。

仕上げは当然

ApfelstrudelとMelange(あ、今まで書いてないかもですが!
今回出てくるコーヒーはみんなMelangeって言って頼んだものです。
コーヒーと泡立てたミルクのコーヒー、いっつも砂糖2個ついてくるけど
ケーキと一緒なら砂糖なしでOKです)
ApfelsturudelはさっきのHeinerより、あっさりめの味かなぁ。
もっと色んなところで食べればよかったなぁ(今さら思ったり、ね)

*

お店を出たら、21時近くでした。
荷作りのために劇場諦めたんじゃなかったのか、私!
あはは~、こんなことならStaatsoperの立ち見にチャレンジぐらいしてもよかったかも。
(立ち見は疲れるから、あんまり食指が動かないけど、一生に一度くらいはやってもいい)

Staatsoperも見納め。

雨が降ったから、路面に照明が移ってキラキラです。
何度見ても素敵です(今回、やたらとOperの写真があるんですよねぇ、毎日撮ってる・笑)

市電に乗ってSchottentorまで。

これはバリアフリーの新型車輌。
昔来た時はなかった形で、他所様の写真で見るたびに乗ってみたかったんですよ。
今回、何回か当たったなぁ、嬉しい。

Schottentorからホテルまでも、市電ですよぉ。
何度もお世話になりました!!

車窓から見たVotivkirche。
火曜日の朝、やっぱり車窓に映るVotivkircheを見て、ああ、ウィーンなんだなって思ったけど
あれってそんなに前?ついさっきじゃないの~?
そーいえば。ヴォティーフ教会は近くで見てないよ。
殆ど毎日、前を通ってたのにね。
次回こそ!!ですね。

ホテルの前を通過してWaehringer Strasseまで乗っちゃえ。
明日の朝も前は通るけど、スーツケース持ってるし、ちゃんと見るなら今日。


というわけで今回、最後のVolksoperの写真。
Staatsoperのようにかっちょいー!とは思わないんですけど
可愛いし愛すべき建物だなぁと思います。
次回までに壁面の文字は消えてて欲しいけど、どうでしょうね?!!


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ウィーン6日目 その2

2009-06-28 13:00:01 | めもめも☆彡
そーいえばケーキも食べ足りない!
せっかくウィーンなんだから、Apfelstrudel食べなきゃ!!


毎日のように前を通ってたK.u.K. Hofzuckerbaeker L. Heinerに入ってみたよ~。
青い小花柄の茶器がとても可愛いです。
Apfelstrudelは日本のどっか(複数あるなぁ)のみたいに、余分な味がしません。
シンプルに美味しいです。

店構えはこんな。
重厚さと華やかさのあるケーキ屋さんです。


そのまままっすぐシュテファンまで

これで今回は見納めだと思うので、ちゃんとご挨拶しましたよ。
また伺える日が一日も早くやってきますように!!

今回、どーしても~な場所が、まだいくつか残ってるので
ダッシュで廻ります。

StephansplatzからU1に乗って、SchwedenplatzでU4に乗り換え
Schottenring下車。
駅舎の裏側に廻って車道と運河の向こうに見えるのが

Schuetzenhaus der Staustufe Kaiserbad=カイザーバート水門監視所
もう、しつこいほど今回出てくるOtto Wagner(笑)作。


金曜日、Ringtramに乗った時に、車窓からちらっと見えたんです。
白と青でとても綺麗だったので、じっくり見なきゃー!!
でも、雨がどんどん酷くなってくるし、ドナウ運河の向こう側に渡るには、かなり歩かなきゃいけないし
とりあえず、遠目で!!
ホントは青いタイルは陶板で波柄がついてるんだそうです。
肉眼で分かりたかったなぁ。。。

Schotteningから(今日は普通の)市電に乗って、この辺も見納めだー!
と思いつつ、Karlsplatzまで。
何度も近くまで来てるのに、ちゃんと見てなかった
Secesion
ウィーンのアール・ヌーヴォーはJugendstilと呼ばれるドイツのアールヌーヴォーと区別して
セセッションと呼ばれるとか言いますけど~そんでこの建物はそのセセッションのグループが自分達の象徴として作ったとかなんとか
詳しい話は専門家に任せるとして!(どーもよくわからんのです)
この金色と白は、間違いなく、私の好きなデザイン。
Joseph M. Olbrich作です。

ここにはベートーヴェンの第九をテーマにしたクリムトのDER BEETHOVENFRIES という壁画があるのですが~
そしてそのほかは現代芸術の作品の企画展示を山ほどやってるはずですが
現代芸術は守備範囲外だし、今年は第九も歌う予定ないしな~。
中はパス!!!
よく考えると。
第九を真剣に歌っている時は、ベートーヴェンフリースはなんか違う(><)と思ったので、
今回見ておいたほうがよかったかも?

ちょっと歩いて。。。

Theater an der Wien

ここは♪メリー・ウィドウの初演の劇場(1905年12月30日)なんです、見なくちゃ!!
(って言ったら合唱指導の先生は「普通は魔笛の初演とか言いますよねぇ」と苦笑してましたが
 確かにガイドブックにもそう書いてあるよ。メリーのことは書いてない・爆)


パパゲーノ(魔笛の登場人物)が飾られているパパゲーノ門。
歴史的に重要なのに、思ってたよりあっさりな建物じゃないですかね?!
ちょっとなかも見てみたかったなー!!!

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ウィーン6日目 その1

2009-06-28 00:00:55 | めもめも☆彡

ウィーンで動けるのも
とうとう最終日になりました。

明日の朝は目が覚めたら、
とっとと空港に向かわなきゃいけないんですよぉ。

そんな大事な日なのに、
今日もお天気悪いってどーなんですか(涙)

今夜は荷作り予定なので、メインは昼間に。
Spanische Reitschuleの公演に行っちゃうよん。

私が読んだガイドブックでは、朝の調教見学の話ばかりで
一体、本公演はどんなのなわけ~?
と、見てみたかったのですよ。
あまり上演回数がないようですが、今回たまたま居る間にあたったので
思い切ってチケット取っちゃった。

なかなかのお値段でしたが!

こんな綺麗な馬場(で、いいのかなぁ?ホール?)
で、可愛いくて格好いい白馬が演技するのを、一度は見ておくとイイかも。

演技中の写真は不可と珍しくアナウンスが入ったので
お馬さんの写真はありません~。
見たい人は現地で!

言うこと聞かない子がいて一生懸命宥めてたり、
人馬一体!っていうミゴトなチームがあったり、
いろいろで面白かったです。
(ま、延々、80分間、そんなのを見るのに飽きちゃう人も居るみたいですけどね。
私の隣りのイタリア人かな?なご家族は、子供さんが思い切り飽きてました)

*

今日しか、もうない!ってなったら、とりあえずフェルメールとブリューゲルは見なきゃ。
Kunsthistorisches Museumにダッシュ!


あ、この写真はお向かいのNaturhistorisches Museum。
また今回も行きそびれたのでせめて外側写真だけ(涙)

美術史博物館は全部見てると一日かけても無理なので
(昔、1階ではまっちゃってさ~、肝心の絵はかなりスルーしたことが!)
今回は2階集中ですよ。
ティントレットとティツィアーノとルーベンスと。。。

ブリューゲルは「バベルの塔」が好き。

展示室にはこんなオブジェがー!
ナイスなんだかよくわからんけど面白い。


ベラスケスのお部屋では「青いドレスのマルガリータ王女」を模写してる人がいました。

贅沢ですよね!ホンモノがお手本なんですもんねぇ!!

フェルメールの「絵画芸術」も迷ったけどちゃんとたどり着けましたよ。
とりあえず2階は全部通ったはず…ですけど、
もしかしたら漏れがあるかも?わかんないよね~、広いんだもん。

何度か日本のツアーの人たちと居合わせたんだけど
この部屋の見所はこれ、んじゃ、次行きましょう~みたいなスピードで
時間内に廻るにはそうするしかないのかもしれないけど、なんか勿体無い。
あたしなら、これもこれももっとじっくり見たいのにー!って絶対駄々こねるのに。

まあ、私もそんなに余裕はなかったり。
迷いに迷って世紀末コレクションがあるって書いてあったLeopold Museumを選択。

MQといういろんな美術館の集合の中にあるのです。


Leopold Museumはこんなの。。。
私の持ってるガイドブックによれば、クリムトとかシーレの絵があるという話でしたが
クリムトは前回同様、ベルヴェデーレに行くべきだったような~。
焦って探せてない可能性もあるけどさ。
今まで見たところは、基本的に後回しにしちゃったから、しょーがないなぁ。

殆ど知らないユーゲントシュティールの絵が見られたり
これはこれでOK!ですよ、ええ。

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ウィーン5日目 その2

2009-06-27 13:00:53 | めもめも☆彡
もう残りの日にちも少ないので
入ってみたかったCafe Centralに思い切って(笑)入る~。

中の様子が見えなくて、扉が閉まってる店は日本でだって入りにくいですよねぇ!?
勇気が居るんです。

店内はこんな感じ。
さすが宮殿の中ですね。。。ゴージャスな空間です。

でも、ノンビリしてる暇はないので、メニューから軽食っぽいのを選んでお願いしました。

ソーセージとセンメル。
思ってたより大きくて、ちょっと失敗だったかも。
途中で飽きたしな~。
余裕があったらケーキも!と思いましたが、ちゃんとお腹いっぱいになっちゃった。
不覚!
綺麗なテーブルや椅子、テーブルの上の薔薇…と、とってもお洒落なのに、あたしが似合ってない(涙)
修行積まねば。


この後バスに乗って Otto Wagner設計の傑作と言われるKirche am Steinhofへ。
土曜日の15時からのガイドツアーと16時から17時の間しか見学が出来ないので
今しかチャンスがないのでした。
バス、は良いんだけど、どのくらいかかるか、が全然分からない。
19時にはVolksoperに行かなきゃだし。
またしてもドキドキです。

このとき、目的の48Aっていうバスが停まってるのを道で見つけたから、これでいい?って運転手さんに聞いたら、なんだか変な返事で。
えー?じゃあ、路線が違うのかな?困ったな?って降りようとしたら、一番前に座ってた女の人がどこに行くの?って英語で聞いてくれたんですよ。
そんで、アムシュタインホーフですけどって言ったら、それなら、大丈夫だから座ってなさい、乗ってればいいから!って引き止めてくれて。。。
乗って次の停留所でわかりました、私、終点の一つ手前で乗っちゃったんです。
でも、ほら、ウィーンだから、強制的に降ろされることもなく、続きで乗っちゃえば良いんだよーん。

ああ、もう。本当に。
言葉が分かったらいいのに!
何度もこんな風に親切な人に助けてもらって乗り切った旅だったんです。
つくづくありがたいなぁって思いますね。


これはバスの車窓からの写真。ちょっと郊外に行きます。
バスにゆられて45分。
病院の敷地内にあるので、門を入って、矢印の通りに進むと、思いっきり坂道!!

15分ぐらい上って、やっと到着。

汗だくでのぼった甲斐あり!!
ガイドツアー(ドイツ語で説明が延々のようです)の途中で、あと30分ぐらい待てば、見学料金のみで見せてもらえるとか。
でも、時間勿体無いし、説明中でも写真撮ったりしていいよ、って受付の方が仰るので
んじゃ、4ユーロぐらい多く出しても時間のほうが大事って、中途入場。
歴史的なことや、内部の装飾についてのお話が聞けるようでした(言葉、わかったらなぁ!)


金と白。
眩しいほどの豪華絢爛な内装。


ステンドグラスも涼しげで鮮やかな図案です。
脇の6人居る天使のうちの一人がこっちを向いてるんだけど
心のうちを見透かされてみたいで、ちょっと怖いよーな。

説明はまだ続いてましたが、堪能できたので、引き返します。
行きは気付かなかったけど、かなり急勾配の道だったんですねぇ。
下見るの怖い。足滑らせたら転がりそうです。

どーやら、病院内は巡回の車(ミニバスかしら?)があるような雰囲気。
見かけなかったから勘違いかもですけど。
&他にも建物ポイントがあるらしく、案内板が出てました。
でも、今日は時間がないぞ!残念。

*

慌てて戻ってVolksoperへ。


本日の演目は Die Fledermaus。
オペレッタの王道中の王道。。。でしょうね。
ただ、私。Volksoperのこうもりは1993年の日本公演(Peter MinichがEisensteinだった)しか見てないんですよ~。
演出も変わったし(今のはZednik版)全然違うかも???
実は随分、長い間、コレって何が面白いか、よくわからないと思ってた…のはナイショです。

今回は向かいの桟敷に小学生の男の子2人組みが(保護者は後ろに居たんだと思う)いたし、おとなりはあたしよりちょっと若いかなぁ、ぐらいのカップルだったし!
後ろには何故か制服のままの警察官さんが居ちゃったりして、老若男女に愛されてるんですね!

プログラム、昔の表紙ですよ、懐かしい!!
(Zednik版っていつからなんでしたっけ?327回目の上演てことは結構長いんですよねぇ)

これでVolksoperも見納めだ~。ちょっと悲しいけど、多少物言いはついても、舞台は楽しかったし
今日なんて、プログラム売りのおじちゃんには、お姫様扱いされちゃったし(ホントだよー!Prinzessinぐらいはあたしにだって聞き取れます)
素晴らしく贅沢な体験でした。

思い出すだけで幸せな記憶…の一つになったなぁ。


おまけ。
買ったディアンドルはこんなの。

スーツケースにしまう時に気付いたのですが!
何故かポケットにちり紙のような(多分)ゴミ、と
20シリング札(ユーロ統合前のお金)が1枚入ってたんですよ。
おばちゃん、お気に入りって言ってたけど、着た事があったのかなぁ?
裾とか見ても全然痛んでないから、あたしはOKなんだけど。
んで、昔はこれが着られる体型だったとしたら、あははー。
あたしは、やっぱり、おっきくなりたくないです。


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