アーティゾン美術館に行ってきました。
『パリ・オペラ座-響き合う芸術の殿堂』展
入り口のBGMが、リムスキー=コルサコフ作曲「シェへラザード第3楽章若い王子と王女」。
パリ・オペラ座の歴史を17世紀から現在までたどりつつ、さまざまな芸術分野との関連性を示すことで、その魅力を「総合芸術」的な観点から浮き彫りに…という今回の企画。
『パリ・オペラ座-響き合う芸術の殿堂』展
入り口のBGMが、リムスキー=コルサコフ作曲「シェへラザード第3楽章若い王子と王女」。
流れる映像とともに、ずーっとここに居ても良いかな、となりました。
パリ・オペラ座の歴史を17世紀から現在までたどりつつ、さまざまな芸術分野との関連性を示すことで、その魅力を「総合芸術」的な観点から浮き彫りに…という今回の企画。
盛り沢山で、見どころ満載です。
一部、撮影可の資料も、映像資料もあって、時間が足りない。
オペラ座の建設前から始まるので、設計図や建設途中の絵画なんていうものも!
ロマンティック・バレエ、グランド・オペラ、バレエ・リュスの時代=19世紀後半から20世紀初頭に重点を置いているそうで、バレエ好きさんにはたまらないかもしれません。
オペラ座と言えば、なドガやシャガールの絵も勿論あります。画家や絵画作品にだけ注目しても、見どころたくさん。
(去年、ヴァロットン展で初めて知ったナビ派のボナールとドニの絵がさらっとありました。ナビ派って有名なんですか?!)
個人的には、衣装のデザイン画やモーツァルトやベルリオーズ他の直筆楽譜、舞台装置・模型、ポスターにプログラム、チケット、紙の資料がとても良かった〜。
今では全然知られていないような作品(私が知らないだけかも、ですけど)でも、資料だけは残っていたり。数知れないオペラやバレエが生まれては消えを繰り返していたんですね。
『オペラ座の怪人』の歌を歌ったりしていますが、パリのオペラ座には、あんまり興味がなかった…反省。
古い劇場には歴史とともに色々なものが蓄積されていますね。
おまけ。
前の歌舞伎座の解体前、歌舞伎座で第九を歌う企画(バリトンソロは花道を歌いながら登場!)に参加したのですが、舞台の奥に何かが住んでいそうでした〜。
つまりは、そういうことなんだと思います。