「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」

2006-04-26 23:00:29 | 映画
エマ・トンプソンが結構とんでもない特殊メイク姿で主演ってどーなんだ~?と興味津々で見に行ってきました。
そーいえばハリー・ポッターでもエキセントリックな教師を演じてましたよね。

最後まで彼女は非常に微妙な姿でございましたが~、
帰り際に前を歩いてたOLさんたちの
「見てよかったね!」って言葉に深く頷いてしまったワタクシでした。

以下ネタバレあり。。。かな?

パンフに寄れば架空のビクトリア朝って設定らしい。
奥さんを亡くしたブラウン氏には、とんでもなくやんちゃで暴れ放題なこどもが7人。
今まで出て行ったナニー(はやっぱり乳母と訳すべきなのかな?)17人で、ほとほと困りきったところにやってきたのが、ナニー・マクフィー…っていうどっかで聞いたようなお話なんですが
そこはやっぱり21世紀ですから、一味違っております。

ブラウン氏は自分の稼ぎで子供たちと料理人と使用人(がいるんですよね!ミドルクラスってこと?)を養っていけず、奥さん方の親戚の伯母様(伯爵夫人に頂いた帽子なんてくだりがあるから、ハイクラスに属すのかなぁ?アッパーミドル?よくわからん)に援助してもらってるのでした。
伯母様が突きつけてきた援助継続の条件は再婚すること。
こどもたちはそんなことは知らず、再婚したがってる父親と上手くいってません。
暴れるのは父親が甘やかしてる所為もあるけど、淋しさ故っていう親子愛の物語が主題の一つ。
ブラウン氏の再婚相手の話がそこにからんで…勿論、ホントの主軸は魔法が使えるらしい謎なナニーの存在なんですけど、
魔法でファンタジーの世界に遊ぶだけ(メリー・ポピンズも映画は親子愛がテーマだったけど、魔法は遊びのシーンでしたよね!)じゃなく、責任は持ちましょう!自分の頭で考えましょう!って諭すあたりがなー!
うーん、21世紀は厳しい。
今回も楽しいシーンはありますし、何より最後はとっても綺麗なハッピーエンド(予測どおりです!)にまとまるので、OKですが。

それにしてもイギリス物ってどーしてカエルとかミミズとか出るんですかね~。
ちょっとブラックな趣向もあったりして~。
あれは国民性???
いや、ちょっぴり気になる…ぐらいなので、別にいいんですけど。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぴかぴかの | トップ | 行きたい~!! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事