「プロデューサーズ」 を見ました

2006-04-22 01:00:00 | 映画
かなり下品でえげつないなーてな会話と筋書きなんですが
結構好きだー!
売れないミュージカルのプロデューサーと元会計士が組んで、(金儲けのために)一夜でこける芝居を作ってく話なんですけど

以下ネタバレ…になるのかな。
一応注意

プロデューサーはおばーちゃんたちから色仕掛けで資金巻き上げるし
元会計士は安心毛布が手放せない情緒不安定野郎だし。
2人が手がけようとするミュージカルの台本は「ヒトラーの春」。その作者は(ナチっていうよりも)ヒトラーの信者だし。
選んだ演出家は衣装倒錯の気もあるゲイだし。
華を添えてくれるのはヤルことしか考えてないようなスウェーデン人のおねーちゃんだし!
ってわけで、思い切り差別主義者になったような気分にもなるのですが、
みんな大真面目にやってるから、メチャクチャおかしいんですけど。
あ、あれは笑っても良いんですよね?(汗)

劇中劇として「ヒトラーの春」が出てくる場面。
最初はナチ賛美の話だと思った(作者はそのつもりで書いた)観客が怒って帰ろうとしてると
(演出の所為で)風刺なんだー!って笑いが起きて大絶賛になってくのですがー!
かなり歪んでると思いつつ、あ、これって今の自分の気持ちと似てる?と気付いちゃうあたり、一筋縄ではいかんぞ、ブロードウェイ!てな気分になります。

お話はそんなですが。
歌とかダンスは古典的ミュージカルの雰囲気(MGMのとか)なので、文句なく楽しいし、素敵です。
主人公2人がちびで小太りでスマートには決まらないところも悪くない。
私は最初の方の会計事務所のミュージカルシーンが好きです♪
あ、あとねー!ヒトラーの春シーンの張りぼて戦車がロンメルなんですよ。好き好き~♪

というわけで。
かなり条件付けでオススメ。。。かな。

おまけ・字幕はなっちゃんなので!ちょいと注意が必要。。。なのは毎度のことですね。
英語ダメダメな私が?って思っちゃう字幕、あれは確信犯なのかな?と最近思うのですが
だってあまりにもあまりじゃないかな~なときがありますよね。
真相はいかに?

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