映画「笑う大天使」を見たんだった

2006-08-27 19:59:16 | 映画
よそさまのBlogを読んで思い出したのですが、
‘笑う大天使’の感想ちゃんと書いてないですよ。
いかんいかん。
私は原作を雑誌連載で読んでたしコミックスも初版だしーっていうぐらい
バリバリ原作派なので、きっと見ちゃいかんだろーなぁと思いつつ、せっかくだし~と思って
見てしまった(笑)
なんか、プログラムによれば。
監督さんは、原作ファンらしいよ。
んで、スタッフも役者さんも結構頑張って愛もあって作ってたんだろーなぁっていうのは伝わってくるよ。
割とよく出来てるんだろーと思ったりもするよ。

ロレンス先生がたどたどしい日本語だったり、マリーニ神父が女だったり、3人以外も絶対猫かぶってるとしか思えない偽お嬢様集団にしか見えなかったり、ダミアンがダサダサCGだったり、必要性を感じない着ぐるみが出てきたり、ハリポタぱくりか?てな出だしだったり、は、とりあえず広川太一郎氏のナレーションで許す。
あの映画で私が一番よかったのは、あのナレーションなんですよ、かなりイロイロ帳消しになりましたわ(笑)

ただ、根本のセンスの違いはどーしよーもないなぁ。

延々続く見せ場が外人(これはちょいと差別用語)のおねーちゃんと日本人の女の子のアクションなんですよね。
途中でうんざりして眠くなりました。
決してアクションシーンが嫌いなわけじゃないんですよ~!
ジャッキー・チェンのカンフー映画とかは大好きなんですけど。

さらには。
胸の谷間が見える生徒の制服(一応名の知れた人のデザインらしいけど、使いかた間違えてるとしか思えん)とか。
お茶会場面での、ノーブラだよな?の敦子様のドレスとか、どっから持ってきたんだ?てな衣装やケバい化粧の女の子たちとか。
私には皇后様と同じ学校を出た知人がいるのですがー、お嬢様と呼ばれる人たちは校内で絶対あんな格好はしません。
彼女たちのワードローブには絶対あんな服ないですよ。
せめてゴスロリぽい服とかメイクならかわいいのに。。。ん?でもそれだとアニメ系ぽく見えます???

その辺はまだ些細だから、百歩譲って目を瞑るとしても。

敦子様を断る話を直接史緒さんにしちゃう殿下とか、なんだよー!って感じだ。
そーいえば殿下の職業の話も見え見えな展開だったし、もしかしてそーいう直接表現しか出来ない監督なのかな?

さらに、お嬢様じゃない自分たちをバクロしちゃう史緒さんとかね。
変だ!
3人は猫かぶってるけど、お嬢様でいることが本気で厭なわけじゃないんですよねぇ。
居心地悪いけど、和音さんも柚子さんも優等生だし!
周りと上手くやって行きたいわけですよ。
お嬢様な自分も決してキライなわけじゃない。
そーいう感覚って男性にはわからないのかもねぇ???

これ、書くのに久々に原作読み返したら、非常に面白くてはまっちゃいました。
カーラ教授だった頃の川原泉(最近はカーラ君になってますね)はメチャクチャすごいなぁ。
久々の新刊「レナート現象には理由がある」も決して悪くないのですが、パワー感が微妙に違うんですよね。。。(なんて言ったらいかんかな?)

あ、そうそう。
映画内でちょっと気になったのですが、敦子様が史緒さんにあげる赤いガラスの十字架、バカラの箱だったと思ったのですが、あれって誰かの私物なんですかね?
だから何?って言われるとアレなんですけど。なんとなく気になったもので。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« だしまきたまご | トップ | そーいえば映画「ハチミツと... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事