北のパラダイス

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追い風も向かい風もない無風選挙...

2014年12月08日 | 選挙
こんなに盛り上がらない選挙も、今まであまり感じたことがない。

政党や候補者を選ぶにも、これまではある程度の緊張感を覚えたものだが、今回は分かり切った結果に対してせめて異を唱えよう、というくらいの気持ちにしかなれないのは自分だけか...?

もともと北海道は革新政党の地盤で、都府県が保守の圧勝でも、北海道だけは旧社会党や現民主党が大勢を占める独特の地域だったのに、前回の選挙から革新がすっかり牙を抜かれ、保守オール一色になってしまったと言っても過言ではないだろう。

何も保守が悪いと言っているのではない。

日本全国保守一色と言う現実が怖い。

これでは自公による独裁国家と同じである。

これまで北海道が革新政党が強かったのは、その成り立ちに因るものが大きいと思う。

即ち、本格的な開拓・開発が始まってからまだ2世紀足らずで、しかも全国から人が集まったシガラミの少ないフロンティア地域という特質。

守る前にまず攻めないと生きて行けない場所である。

しかしどうしたものか、今回の選挙はそういう風が全く感じられない、まさに無風状態の中で淡々と選挙期間が過ぎて行っている。

政権与党としては追い風なのかもしれないが、何か不気味さを感じるほどの静けさである。

ある新聞の世論調査では、3分の2以上の回答者が今回の選挙に不満を持っているという。

「なんでこの時期に大義のない選挙をやるんだ!?」というのが大勢を占めていて、白けている有権者が多いとか...。

そりゃそうだろう。

それが政権与党の思う壺で、勝つためには手段を選ばず圧勝を目指しているんだから。

繰り返しになるが、別に保守が悪い訳でも何でもなく、現政権の危険な政策が独裁政治のもとでこれから次々に断行されて行くことへの警告を、1人でも多くの有権者が発しなければならないということ。

棄権じゃ警告にはならない。

だから投票所に向かおう!!


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