北のパラダイス

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都市と田園が共存する町

2014年01月13日 | 日記

今日も雪が降ってます。

しかもめちゃめちゃ寒い。

昨日も、一昨日も、寒かったぁ。

10日の朝など、北広島市の道都大学正門にある温度計の表示がマイナス15℃でした。

北広島市は札幌市のすぐお隣りですが、冬の気温差は3℃から5℃くらい低いです。

天気も微妙に違い、北広島が雨降りでも、大曲という所を境に札幌方面は晴れてます。

専門家に言わせると、苫小牧方面から吹いて来る風が札幌方面には向かわず、北広島の大曲付近から東に向きを変えて夕張方面に流れて行くそうです。

その影響で、苫小牧方面からの湿った空気が北広島市内に雨や雪をもたらすらしいです。

北広島市はJR北広島駅を中心とした「北広島・共栄地区」と、札幌市清田区と恵庭市に隣接し国道36号線周辺に位置する「大曲・輪厚地区」、札幌市厚別区と江別市に隣接し国道274号線周辺に位置する「西の里・北の里地区」の、大きく3地区に分かれます。

北広島市は、札幌市・江別市・恵庭市の他に、千歳川を挟んで長沼町と南幌町に隣接しており、国道274号線を通って夕張・帯広方面に向かう時に千歳川を渡ると、そこには広大な田園地帯が広がっています。

北広島市の人口は約6万人で、JR北広島駅の周辺にはショッピングセンターや医療機関、金融機関、公共施設などがあり、高層マンションも立ち並んでいて、駅も立派だし、都会的な雰囲気があります。

札幌に行くのにもJR札幌駅まで快速列車で20分足らずですから、通勤・通学・通院・買い物に便利な所です。

就業者の多くは札幌市内の職場に通っており、私も含め、ウィークデーの昼間は札幌市内で仕事をし、北広島市には寝に帰って来るという生活を送っています。

今はクルマで通勤しているので、北広島から札幌に抜ける間の10キロほどの道のりを楽しんで運転しています。

というのも、途中には水田、畑、牧場、森林、原野などがあり、それを横目で見ながらの運転はけっこうリフレッシュになります。

ところが、札幌市清田区との境界の橋を渡ると景色は一変します。

そこからはただひたすら住宅街やオフィス街が広がり、会社に着くまでの間、水田や畑、森林などにお目にかかることはありません。

まさに、190万人が暮す大都会の眺めです。

一方、千歳川を渡った向こうの長沼町と南幌町には見渡す限りの水田や麦畑が広がり、栗山町や由仁町との境界付近の高台に行けば牧場や果樹園もあります。

高台には農産物直売所やファームレストランなどが点在し、そこからの札幌方面の眺めは雄大で圧巻です。

さて、札幌市と長沼町・南幌町の中間に位置する北広島市は、都会の要素と、田舎の要素が、ほどよくミックスされた町です。

札幌から眺めると田舎ですが、長沼や南幌から眺めると都会です。

まさに、都市と田園が共存している町です。
緑も多いし、身近に豊かな自然が感じられる所です。

先日、「緩衝帯」という話を書きましたが、札幌市という大都会と、長沼町や南幌町などの農業地帯との、まさに「緩衝帯」とも言えます。

私が北広島に住み始めてから、この春で27年が経とうとしていますが、このうち16年間は札幌の職場に通っています。

年を追うごとにだんだん通勤も辛くなって来て、(雪掻きも大変だし)札幌の何処かのマンションにでも移り住もうかな、という思いが頭をかすめることもあります。

でも、元気なうちはまだまだ北広島に住み続けようと思っています。

冬は大変ですが、春から秋までの北広島は素敵ですよ。




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