SURGERY NOW note

がん治療と外科手術に関する新しい情報や日常診療を通じて感じたことなどを紹介します。

欧文雑誌のインパクトファクター

2007-07-04 | 雑感
 欧文雑誌の評価法の一つとしてインパクトファクターがあります。

 インパクトファクターとは、その雑誌に最近掲載された論文が他の論文に引用された頻度を示す指標です。つまり、インパクトファクターが高いほど他の論文への引用頻度が高いことを示しています。そのためインパクトファクターが高い雑誌ほど良い雑誌であると評価される傾向にあります。外科系・腫瘍学系の主な欧文雑誌を2005年のインパクトファクターの高い順に並べてみると次のようになります。

ANN SURG 6.328, CANCER 4.800, BRIT J SURG 3.722, ANN SURG ONCOL 3.456, EUR J SURG ONCOL 3.184, ARCH SURG 3.053, SURGERY 2.566, AM J SURG 1.924, ANTICANCER RES 1.604, WORLD J SURG 1.601, JPN J CLIN ONCOL 1.316, EUR SURG RES 0.755, HEPATOGASTROENTEROL 0.699, SURG TODAY 0.478

 私は筆頭著者として、ANN SURG ONCOL、AM J SURG、WORLD J SURGに合計6編、その他の雑誌にも10編以上、共著を入れると80編程の論文業績があります。今後もAnnals of Surgeryを目指してさらに挑戦したいと思います。

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