岩手県一関市にある博物館です。
昔ながらの酒造りを紹介する施設、昔の農機具や生活器具も展示されています。
東北最大級の酒蔵で登録有形文化財にもなっています。
この中に日本一小さな文学館「文学の蔵」があります。
「いちのせき文学の蔵」は、2006年4月開館。1989年から市民運動で文学館づくりを
続けてきて開設したといいます。
一関は、古都平泉への文人の頻繁な訪れや藩政時代からの学問・文学の伝統など豊かな文化水脈の
慈育のせいか、多くの文学者を輩出しており、またゆかりの文学者も多彩です。
・ゆかりの文学者
島崎藤村、井上ひさし、色川武大(阿佐田哲也)
・一関出身の作家
加藤楸邨、三好京三、光瀬 龍、遠藤公男、及川和男、内海隆一郎、中津文彦、星 亮一、馬里邑れい
この中には、私も知っている作家の方もいました。
星 亮一さんは会津関係の本などを書いているので会津の人かと思っていたら、一関出身でした。
中津文彦さんも義経北行伝説や歴史物を書いているので読んだことがありました。
勉強になったよいところでした。
また、この一角にあるレストランで地ビールも飲みましたが、美味しかったことが忘れられません。