先月末、名取図書館から借りてきてざっと目を通した。図書館の入口近くの新刊の本棚にあった。
この本のことが、朝日新聞の読書欄「売れてる本」に紹介されていた。
いつも古本ばかり読んでいるので、急に自分の読んだ本が紹介されていて、びっくりしたのだ。
読者の声に「わかりやすい」の声が多いと書いてあった。
その通りだと思った。
思想の背景や前提知識が整理されているので、わかりやすかったのだと思う。
デリダ、ドゥルーズ、フーコーのような思想家は、私の若い頃には聞いたこともない人たちであった。
章末にあった付録、「現代思想の読み方」もなるほどとうなづいたまとめ方であった。