気の向くままに

山、花、人生を讃える

「平城遷都1300年祭り」へ

2010年11月04日 | その他
昨日は娘夫婦に連れられて奈良へ、そして「平城遷都1300年祭」を見てきました。

1300年祭というのは、飛鳥に近い藤原京から奈良盆地北端の平城京に都が移されたのが西暦710年だから、今年で1300年を迎えるというわけで、その記念行事として開催されているもの。

今年のはじめにその会場の南端に復元された朱雀門から全国へ延びる「古代スーパー・ハイウエイ」の放送を見たが、その時、映像に映し出された都跡の広々とした感じが印象に残っていたが、実際に行ってみて、その広々とした様子と復元された建物などによって、いっそう往時の息吹を肌で感じることができた。

以下はその時の写真です。

大極殿
 

大極殿内部天井  大極殿内部のスミラミコトが座し給う高御座(たかみくら)
 

大極殿から見る朱雀門



発掘された井戸に使われていたヒノキ(左)と、その発掘現場の様子を伝える写真資料(右)
 

東院庭園。
下段はこの日のイベントとして、この東院庭園で催された当時の宴の様子が再現されているところ。
ここで歌を詠み、酒を酌み交わしながら、その歌を披露し合ったとのこと。
 

 

朱雀門と(左)、門を閉じる儀仗兵が朱雀門に向かって行進していくところ(右)
 

遣唐使船も見学したかったが、時間帯が東院庭園でのイベントと重なって見学できなかった。
しかし、一般に展覧会は人が多くて疲れるわりに得るものは少ないが、この1300年祭は会場内を歩くだけでも往時の都の様子が感じられて、それが何よりも良かった。
一言で言えば、「空間の素晴らしさ」だろうか。良い1日でした。


今年は娘のおかげでフジ子ヘミングのピアノ演奏に、ミュージカル(オペラ座の怪人)も見られた。
有難いことである。


コメント
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