家庭で作るのはなかなかハードルが高い「和菓子」。上生菓子ともなれば芸術品といっても過言ではなく、私にとっては和菓子屋さんでちょっとわくわくしながら買うような存在です。そんなあこがれの和菓子を手作り体験できるということでこちらにお邪魔してきました。
今回は「もみじ」と「あやめ」。練りきりやあんは丸めた状態であらかじめ用意されています。職人さんが丁寧な説明を交えつつ慣れた手つきでデモをしてくださるので、見よう見まねで形づくっていきます。
緑の練りきりに白い生地を重ねて「ぼかし」をきかせたもみじ。ほんのりとした緑~白のグラデーションがきれいです。もみじは、筋の入れ方ひとつで雰囲気がかなり変わってくるので、三角ベラをうまく使いこなせるかどうかが仕上がりの良し悪しを左右しそうな感じ。お手本はやはり素敵でした。
あやめは茶巾で絞って仕上げるのですが、その絞りじわをうまくつけるのが予想より難しかったのがちょっとした発見でした。感想の長さからもわかるように、もみじの方が作っていて断然楽しかった!
今回作ってみて要領がわかったのでいつか練りきりにも挑戦してみたいなと思いました。厄介なのは練りきりを作るところだな……(ちなみに、練りきりと聞くと出来あがった上生菓子のことを思い浮かべますが、白あんに求肥を加えたベースとなる生地のことも指します)。材料がすべて用意してある体験教室の3分クッキング的なお手軽さは魅力的だなと思ったのでした。笑
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さて、この和菓子作りは京都でしてきました。高校の修学旅行以来の京都です☆
着物で京都を散策したかったのと、主要な寺社仏閣を巡っておきたかったというのが今回の旅の発端。修学旅行では、今回訪れた金閣や銀閣、二条城、清水寺、伏見稲荷などの定番所は巡らず、鞍馬・貴船周辺に嵐山という京都の中心から少し外れたルートを選んだので。一応二度目の京都でしたが、ほぼほぼすべてが初見でめいっぱい楽しんできました。
しかしなんといっても一番楽しかったのは着物での散策。いつか着物を趣味にしたい~~と思った京都旅行でした。