こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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西部病院・瀬谷区ステーション連絡会

2009-10-22 22:02:14 | 訪問看護、緩和ケア
瀬谷区に隣接する、というかほとんど瀬谷区にあるような「聖マリアンナ医科大学横浜西部病院」は、瀬谷区内のステーションとずっと密接な連携関係を持っています。
西部病院にも、「訪問看護」をするセクションがあって、ここが地域連携をになっており、「ホームケア」と呼ばれるここの看護師さんたちと、瀬谷区内にある6つの訪問看護ステーションとで連絡会を持っています。
(ステーション同士の仲がすごくいいのも特徴です。)

そして、毎年聖マリの講堂を借りて、おもにケアマネさんを対象に「在宅医療セミナー」を開催しています。

内容は、地域のケアマネさんに訪問看護を理解して頂き、さらによりよい連携を保て、質の高い在宅療養を提供できるようにと、毎回テーマを変えて行っています。

事例検討、グループワークによるディスカッション、病院の専門医師による講演も含め、毎年グレードアップしています。
そしてここ数年は、瀬谷区役所の高齢担当と、瀬谷区のケアマネット(ケアマネの連絡会)も協賛し、一緒にセミナーを作り上げています。

おかげで、近隣からも多くの出席者があり、なんとなく距離のあった、福祉系ケアマネさんと訪問看護の距離がとても身近になってきています。

去年は、慢性呼吸器疾患の講義と、HOT(在宅酸素療法)患者さんのケースを通して、グループディスカッションを行い好評でした。
帝人さんのHOT取扱いのDVDも看て頂き、酸素カニューレをつけた状態で引火すると、どうなるかの実際のシュミレーション映像では、みんなかなりの衝撃を受けていたようです。

今年のお題は、予防的な訪問看護の利用により、長期的な安定を図れたケースでのグループワークと、在宅においての皮膚トラブルについての、医師からの講義を予定して検討中です。

今年は、ケアマネットの人にプレゼンテーションを依頼し今日も喧々諤々の話し合いとなりました。

看護師という職種は、学生時代から計画の立て方を叩きこまれていて、就職後も看護計画なるものを日常的にたてており、看護研究発表の機会もあってか、プレゼンテーションは比較的得意です。
でも、一般のケアマネさんは、まだまだそういう機会が少ないので、これもいい経験になると思います。

今年は12月11日の金曜日
18:30からの開始となります。
場所は、聖マリ西部病院の講堂です。

お近くにお住まいの方で、介護関係の方は、ぜひお寄り下さいね。