老々介護や認々介護などで、医療的な処置が家族でできない場合が多くあります。
そうなれば、必然的にサービスに頼るしかなくなり、訪問看護の出番となるわけです。
ただ、介護保険には介護度によって使用できる単位は決まっています。
こういうご家庭は、訪問看護以前に生活そのものを支えるヘルパーさんが、ばっちり入っていることが多く、訪問看護は必要最低限となります。
もちろん、私はそれでいいと思います。
私たち看護師は単位が高いし、食事や掃除をしてあげられるわけではないので、ポイントで入って状態を観察し、おちついていれば療養上必要な処置をして、その間はヘルパーさんに管理をお願いすればいいわけです。
そのかわり、ケアの手順や注意事項などは十分申し送って、なにかあればすぐに連絡をもらえる連携多体制を整えておく。
最近は、こういうケースが多いので、ヘルパー事業所も理由付けや解釈に苦労しながらも、結構お手伝いいただけることが多くなっていたのですが・・・。
たとえば、お尻の皮が擦れて、いつもかすり傷ができちゃう老人がいたとして、妻はかなりの認知症。
年金暮らしで、介護度も1とか2しかなかったら、生活を支えるためには、やはりヘルパーさんは欠かせません。
「このお尻の皮が、ソファーで擦れるので、一日一回だけずれを防止するパットに、摩擦を予防する軟膏を塗って、お尻に予防的にはって下さい。」
と言ったら、やはりヘルパーはだめなんですかね??
今日は、似たようなケースで、「だめです。」と言われました・・・。
もちろん、サ責が悪いわけじゃないと思います。
企業系の介護事務所は、社内監査とかがあって、現場では必要と感じていても、リスク怖がる会社の方針で「だめ」と言われりゃ「だめ」なんでしょうし・・・。
「その時間を訪問看護にきりかえて、毎日入ってくれればいいじゃないですか。」
って、単位足りないし、お金かかるし、生活の部分が困るでしょう。
状態が悪いとか、ひどい傷だとか、もっと高度な管理が必要とかならいざ知らず、お尻をきれいにして、パットをペンと貼って、ペタペタぺタとパットがずれないようにテープ貼るだけで、幸せに暮らせるんですけど・・・。
これを、ヘルパーがやっちゃ「だめ」とする介護保険は、誰のためのもんなんでしょうか?
ケアマネさんと私で、サ責と押し問答、当のご本人は「なんだか、難しい顔してるけど、聞こえないしわかんないな~。」って、にこにこしていました。
私だって治してあげたい。
現に何回も治ってるんです。でも、また出来ちゃう・・・。の繰り返し。
ヘルパーさんも『もはやこれまで』って感じで・・。
いつも元気なケアマネAさんと二人、言葉をなくしてしまいました。
悲しくなりました。
だれが悪いわけでもないのに、目の前のおじいさんに笑顔で暮らしてほしいだけなのに、なんでこんなことになるのかな?
「ヘルパーでも吸引はよくなりましたよね。だから、看護師さんたちから国に訴えてくださいよ。」ってサ責君は言いましたが、プロのヘルパーとして君たちも立ち上がる気はないのかい?と思いました。
ヘルパーの吸引もチューブ5センチしか入れちゃいけないとのことですが、誰が5センチかどうか確認するんだ?って話ですよね。
お尻の処置だって、きれいになったから週1回の訪問看護で何とかしようと、フィルム材をはったら、毎日はがされました。
どうやら、絆創膏は「傷に貼ってある。」と認識してもらえるので、デュオアクティブに絆創膏はりました。これは結構いけましたが、2枚しかなくすぐになくなりました。今の主治医はこれは出してくれないと思います。
途中、はがれたので、妻にやらせたとのことで、ガムテープが張ってあり、おかげで全体がかぶれて、中心が糜爛しました・・。
で、今のモイスキンパットが一番いいんですよ。
もう、ほとんど上皮化してるし、保護だけでいいんです。
今朝は、夜中にはがれたから貼りなおしたと言って、冷湿布が貼ってあったそうです。
だから、今ヘルパーさんが撤退しちゃったら、もうどうなっちゃうのかわかりません。
結局、困ったときの皮膚科のM先生に相談してみることに・・。デュオアクティブも出してくれると思います。
こういうことで、チームの歯車が一つ止まっちゃったり、転がっちゃったりしたら、在宅なんて成り立たない事を、とりあえずみんなで叫んでみませんか?
そうなれば、必然的にサービスに頼るしかなくなり、訪問看護の出番となるわけです。
ただ、介護保険には介護度によって使用できる単位は決まっています。
こういうご家庭は、訪問看護以前に生活そのものを支えるヘルパーさんが、ばっちり入っていることが多く、訪問看護は必要最低限となります。
もちろん、私はそれでいいと思います。
私たち看護師は単位が高いし、食事や掃除をしてあげられるわけではないので、ポイントで入って状態を観察し、おちついていれば療養上必要な処置をして、その間はヘルパーさんに管理をお願いすればいいわけです。
そのかわり、ケアの手順や注意事項などは十分申し送って、なにかあればすぐに連絡をもらえる連携多体制を整えておく。
最近は、こういうケースが多いので、ヘルパー事業所も理由付けや解釈に苦労しながらも、結構お手伝いいただけることが多くなっていたのですが・・・。
たとえば、お尻の皮が擦れて、いつもかすり傷ができちゃう老人がいたとして、妻はかなりの認知症。
年金暮らしで、介護度も1とか2しかなかったら、生活を支えるためには、やはりヘルパーさんは欠かせません。
「このお尻の皮が、ソファーで擦れるので、一日一回だけずれを防止するパットに、摩擦を予防する軟膏を塗って、お尻に予防的にはって下さい。」
と言ったら、やはりヘルパーはだめなんですかね??
今日は、似たようなケースで、「だめです。」と言われました・・・。
もちろん、サ責が悪いわけじゃないと思います。
企業系の介護事務所は、社内監査とかがあって、現場では必要と感じていても、リスク怖がる会社の方針で「だめ」と言われりゃ「だめ」なんでしょうし・・・。
「その時間を訪問看護にきりかえて、毎日入ってくれればいいじゃないですか。」
って、単位足りないし、お金かかるし、生活の部分が困るでしょう。
状態が悪いとか、ひどい傷だとか、もっと高度な管理が必要とかならいざ知らず、お尻をきれいにして、パットをペンと貼って、ペタペタぺタとパットがずれないようにテープ貼るだけで、幸せに暮らせるんですけど・・・。
これを、ヘルパーがやっちゃ「だめ」とする介護保険は、誰のためのもんなんでしょうか?
ケアマネさんと私で、サ責と押し問答、当のご本人は「なんだか、難しい顔してるけど、聞こえないしわかんないな~。」って、にこにこしていました。
私だって治してあげたい。
現に何回も治ってるんです。でも、また出来ちゃう・・・。の繰り返し。
ヘルパーさんも『もはやこれまで』って感じで・・。
いつも元気なケアマネAさんと二人、言葉をなくしてしまいました。
悲しくなりました。
だれが悪いわけでもないのに、目の前のおじいさんに笑顔で暮らしてほしいだけなのに、なんでこんなことになるのかな?
「ヘルパーでも吸引はよくなりましたよね。だから、看護師さんたちから国に訴えてくださいよ。」ってサ責君は言いましたが、プロのヘルパーとして君たちも立ち上がる気はないのかい?と思いました。
ヘルパーの吸引もチューブ5センチしか入れちゃいけないとのことですが、誰が5センチかどうか確認するんだ?って話ですよね。
お尻の処置だって、きれいになったから週1回の訪問看護で何とかしようと、フィルム材をはったら、毎日はがされました。
どうやら、絆創膏は「傷に貼ってある。」と認識してもらえるので、デュオアクティブに絆創膏はりました。これは結構いけましたが、2枚しかなくすぐになくなりました。今の主治医はこれは出してくれないと思います。
途中、はがれたので、妻にやらせたとのことで、ガムテープが張ってあり、おかげで全体がかぶれて、中心が糜爛しました・・。
で、今のモイスキンパットが一番いいんですよ。
もう、ほとんど上皮化してるし、保護だけでいいんです。
今朝は、夜中にはがれたから貼りなおしたと言って、冷湿布が貼ってあったそうです。
だから、今ヘルパーさんが撤退しちゃったら、もうどうなっちゃうのかわかりません。
結局、困ったときの皮膚科のM先生に相談してみることに・・。デュオアクティブも出してくれると思います。
こういうことで、チームの歯車が一つ止まっちゃったり、転がっちゃったりしたら、在宅なんて成り立たない事を、とりあえずみんなで叫んでみませんか?