こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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訪問看護を知ってほしい!

2010-10-30 11:09:12 | 訪問看護、緩和ケア
しつこいようですが、訪問看護ってまだまだ知られていないのです・・・。

現役の病院のナースでさえも、「よく知らない」というかたが数知れず・・・。
同業者もよくわからにのに、普通の方が知っている割合は、もっと低いわけです。

現場では訪問看護どころか、介護保険などのサービスがあることすら知らない方がたくさんいて、家族だけで病人を抱えて大変な思いをされていたりします。

こういう方を探し出して、地域でちゃんとサポートしていこうよ!と言う事を、瀬谷区の在宅高齢者サポートネットワークでも叫んできました。

その中で、「介護保険とは・・・」などという見出しのパンフなど「肝心の高齢者が見る気になるわけないじゃないか!」という話になって、何気ないキーワード「通院が難しくなったら」とか「お風呂に入れなくなったら」などの日常の言葉で目に留まるようなパンフを作りました。

これを病院窓口や包括支援センターなどに配置して、ご家族がふと手にとえるようにしようとしました。
実際はパンフが出来上がったところまでは聞きましたが、その後どうなってどう活用されているのかがわかりません。
(瀬谷区のホームページにもそのパンフのことは載っていないので・・。残念。)

本当は、病院の外来ナースやドクターが、日常生活に支障がありそうな方や、病状が思わしくないはずなのに、代理受診ばかりで済まそうとする方などに対して、ちょっとした声掛けをしていただいたりというのが、一番効果的なのだとは思いますが、外来ナースもそこまでの余裕がないのが実際なんでしょうね。

あとは地域の目ですね。

あそこには、おばあさんがいたはずだけど最近見ないな。大丈夫かな。
ちょこっと気にして、ちょこっと声掛けしてくれるだけでも、助かることがあるのではないかと思います。

結局は、地域の力なのでしょうか。

安心して一生を終えることができる街でありたいものです。

話は戻りますが、とにかく地域でのマンパワーが不足していることは深刻です。

潜在ナースも、病院でなんとなく疑問を持ちながら働いているナースも、子育てしながらフレックスで働きたいナースも、じっくり1対1の看護をやってみたいナースも、ちょっとだけでも耳を貸してほしいなと思います。

今年度も、市訪問看護連絡協議会と横浜市福祉局では、潜在看護師向け訪問看護セミナーを無料で全4日間行うことができました。
最終日は、午後から懇親会と修了証書の授与を行いました。
この中から、一人でも二人でも、それぞれの地域で訪問看護を始めてくれればうれしいなと思います。


それから、お知らせです。
市訪問看護連絡協議会の広報担当として、役員の熱い要望にお応えして、協議会のブログを開きました
まだ開いて数日なので、あまり盛り上がっていませんが、これから情報交換であったり、愚痴のはけ口であったり、各ステーション周辺情報であったり、誰もが参加できる訪問看護ブログにしていきたいと思います。
横浜市訪問看護連絡協議会ブログ 訪問看護大好き!
をよろしくお願いします。
ケアマネやサービス事業所の皆様からの、ご意見ご要望も書き込んでいただけたら、すごくうれしいです。
ちなみに、まだ2週間もたっていないのに、日本ブログ村「看護・ナース」のランキング11位になってるという恐ろしさ。
組織票とは、かくも恐ろしいものです・・・。なんちゃって。