こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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「リンパ浮腫のケア」勉強会

2011-11-09 23:03:03 | 訪問看護、緩和ケア
今日は、ステーションでの勉強会「リンパ浮腫のケア概論」がありました。

県立がんセンターの緩和ケア認定看護師であり、医療徒手リンパドレナージセラピストでもありる近藤 敬子先生を講師としてお招きしての勉強会でした。
近藤先生は看護師の専門外来「リンパ浮腫外来」を持ち、日々臨床でリンパ浮腫の治療をされている方で、数年前にも一度講義をお願いしたことがあります。
しかし、その時は近隣のステーションにも声をかけ、人数が多かったことと、時間的な余裕がなかったため、まだまだ聴き足りない感があったため、今回はうちのステーションのスタッフだけで、2回に分け「概論」と「実習」を行ってもらう事にしました。

今朝どっさりと送られてきた資料は、とても分かりやすく、これだけでテキストとして利用できるものでした。

リンパ浮腫と言うと、すぐにリンパマッサージと口をついてしまい、近藤先生にもお叱りを頂きました。

「それは、リンパ浮腫を理解していないからです。」
確かにそうだと思いました。

リンパ浮腫とは何か?
リンパ浮腫の分類は?
リンパ浮腫の原因は?
適応は?禁忌は?

今ある浮腫がどんな原因で起こっているのかによって、ケアの方法が全く違うこと。
逆に生命の危機を与えてしまう恐れがあること。
間違った判断が、さらなる悪化を招くこと。

などを写真をたっぷり使って、わかりやすく講義して頂きました。

今振り返ればぞっとしますが、主治医の指示だからと言って、悪性腫瘍による続発性の下肢のリンパ浮腫に、弾性包帯をそのまま巻いていたこともありました。
弾性包帯による固定法は、実際にはとても難しく、包帯を巻く前にも皮膚を保護するための綿包帯などが必要ですし、その方向や圧力には、専門のセラピストの技術が必要なのです。

「浮腫んでるから、弾性包帯巻いといて。」という指示には、「それは私たちではできません。」と言えないとダメなんですよね。
今回、私たち訪問看護師が、在宅でも出来るケアを教えて頂ける事になりました。

どこのリンパがどこに流れているのか。
どこのリンパが摘出されているのか、それならどこに流すのか。
全身のドレナージが困難ならば、局所てきな「ほぐし手技」や、スキンケアでも改善することが出来るなど、次回は実習をしながらの勉強会となります。
とっても楽しみです。

今回、講義を前に、予習をしておいてください。と言われていました。

そのためにご紹介いただいた本があります。
これには、基本的なリンパドレナージの手技がわかりやすく書かれています。
さらにDVDがついていて、実際の手技を見ることもできました。
よくリンパ浮腫と間違われる急性皮膚炎や、感染・炎症を伴う蜂窩織炎などの時に行う佐藤式冷却法などの方法も載っています。お勧めです。

ナースができるベッドサイドのリンパ浮腫ケア
日本看護協会出版会
日本看護協会出版会


いやいや、奥が深くて知らないと怖いことばかりでした。
また、少しずつお伝えしたいと思います。

介護婚?

2011-11-08 22:48:16 | 訪問看護、緩和ケア
訪問看護は、家族支援も大きな役割です。

訪問が長くなるほど、ご家庭の中での役割分担や力関係、介護力や愛情などがひしひしと伝わってきますから、ご本人の思いはもちろんですが、ご家族の思いにも沿って行きたいと思うのです。

色々なご家族がいるなかで、自分の生活を投げ打つように献身的に介護されているご家族に出会います。

中でも、介護と仕事の往復で、遊びに行くこともおしゃれを楽しむこともせずに介護生活を続けられている方も多く、時々見ている方が辛くなる時があります。
こんな言い方は、とても失礼なのかもしれませんが、今しかない時間なのだから、なんとか自分の人生を楽しんでほしいし、若い方などは恋愛や結婚だって考えてほしいと・・。

大きなお世話とは思いますが、私たちおばさんたちは、こんなに気が付く気立てのいい娘や息子が、介護だけで今しかない時間を過ごしていくのが、なんだかやるせないのです。

昔は、どこの地域にもいたおせっかいおばさんよろしく、「Aさんちの○子さんと、Bさんの息子さんの□男さんを合わせてみたいね。いい家庭が出来そうだよね。」「それって、介護婚になるのかな?」なんて話が出たりするのです。

もちろん実際にそんな縁談を勧められるはずもなく、介護されているご家族が亡くなられれば、それ以上追いかけるわけにもいきませんから、これは訪問看護師のたわごととして聞き流してくださいね。

でも、そういう方に限らず、介護だけが生活の中心になってしまうのではなくて、どこかで肩の力を抜いて、何かに夢中になって楽しんだり、誰かと美味しい食事をしたり、そんな時間が持てるような介護をしてほしいし、そのために介護保険を精一杯有効に活用してほしいと思うのです。

介護されている方だって、楽しげに介護をしてくれる方が、せっぱつまった顔で介護されるより、リラックスできるのじゃないでしょうか??

これは、あくまで私個人の意見なので、実際介護されている方で「何言ってんだか!」と思われたらごめんさい。
それに、介護者がもっと安心してご家族を委ねられるようなサービスが、まだまだ少ないのも事実です。

そんなわけで、お互い介護中の気立てのよい娘さんと、気は優しくて力持ちの息子さんが、結婚して協力し合えばもっと介護が楽しくなるかも・・なんて、勝手な妄想を描いたりするのです。

不謹慎って怒られるかもしれないけれど、頑張っている患者さんを支えるために頑張っているご家族の、幸せを心から願っているのです。

何で患者さんの家族同士かといえば、それだけ同じ条件の方が多いからです。

各家族化が進み、一人っ子や少ない兄弟のなかで、親と同居中の未婚の子供が、そのまま介護者になるのだと思います。

日本の社会の問題なのかもしれませんね。

本当に、頑張った分、みんな幸せなってほしいです。

地域の災害対策

2011-11-06 22:18:02 | 日々のあれこれ
今日は、午後から区の「災害医療に関する講義及びトリアージ実習」があり、登録ナースとして参加してきました。

講義はHUMAという特定非営利活動法人災害人道医療支援会の理事である山口孝治先生と、事務局の方でした。
山口先生は、2月にもこの研修会の講師で来てくださいましたが、実践的なお話しがとても面白く、今日も現実的な話がとても面白かったです。

    

講義の後で、トリアージの実習をしましたが、このなかでこの地域の問題が浮き彫りにされてきました。

一つは、区内の5つの小学校が地域医療救護拠点となっているのですが、その小学校でどこのスペースでトリアージや応急処置をするのかという場所がすでに決まっていました。
その確認をすると、講義の内容から考えても、全く現実的でないものであると言う事がわかりました。
これは、まったく緊急災害時の対応に関しては素人の方たちで考えたものの様でした。

ですからプレトリアージセンターからトリアージセンター、その先の救急搬送までのレアウトが全くできていないものだったわけです。

まず、地域としてこのレイアウトを考え直さなければいけないことがわかりました。

さらに、プレトリアージセンターには、緊急の際には医療職が付けるとは限らないので、地域の動ける人たちが采配しなければならないのに、地域対象にした本格的な災害時講習や実習がされていないのです。
これでは、トリアージに至るまでに混乱が避けられないことになります。

さらに、夏の災害訓練で発覚した医療備品の著しい不足が、何も改善されていないと言う事です。
横浜市の財政困難から、数年前に削減された医療備品はかなりお粗末なのもので、これで100人をどうやって救命するのかと愕然としました。
今回も、山口先生が話されていましたが「とりあえず呼吸を出来る状態にして素早く病院におくれれば、助かる命が増える。」という話を、区がどう受け止めてくれたのか心配です。

驚くのは、吸引器が一台だけ各拠点にありますが、吸引器はあっても吸引するためにその先に繋げなくてはならない吸引チューブが、1本も用意されていないのです。

点滴の液も数本、点滴の針に至っては昔ながらのトンボ針だけで、留置針は一本もありません。
留置針があれば、点滴だけではなく緊急時に穿刺針としても使えると思うのですが、きっとこの備品も現場を知らない方たちのリスト作成によるものなのでしょうね。

横浜市は、3.11を受けてこれではいけないと思ったらしく、今後対策チームを作って何年かかけて見直すらしいのですが、まあ悠長な話です。

ならば、地域で揃えるとか考えればいいのに、なんでも予算が絡んでくるので、それなら住民一人一人が自分の命は自分で守るように啓蒙しないといけないのじゃないでしょうか。

トリアージも、素人の方でもできるように「START法」が使われていますが、これも地域で繰り返し訓練しないと難しいと思います。

そういう問題が浮き彫りにされ、それに対する意見を言えただけも今回は有意義だったかもしれません。
山口先生のもっと実際の体験談などを聴く機会があればいいなあ・・と思っています。

とりあえず、近い将来来ると言われている大地震に関しても、それぞれがちゃんと考える必要があると言う事です。

メロンパン

2011-11-05 22:29:00 | 日々のあれこれ
今日は、午後からずっと娘とパンを作りました。

木曜日にコストコで買ったホームベーカリー

昼からまずは米粉入り食パンを作成。
と言っても材料を入れるだけで、あとは時間が過ぎるのを待つだけです。

その間ちょっとお休みの後、私は夕食の下ごしらえ、娘はメロンパンの準備にとりかかり、食パンの焼き上がりを待って次の作業へ。


メロンパン・・面倒でした。

まずはパン生地を器械に投入し、発酵を促します。
その間にメロンパン独特の外側の生地を作って冷蔵庫で寝かします。

発酵が済んだ生地を小分けして、この外側の生地でくるんでさらに発酵。
190度のオーブンで15分、やっとメロンパンの完成です。


これ、娘の苦心作。生の生地です。
まだ小さいです。

そして焼き上がりがこれ!

中を割るとこんな感じです。

中はふわふわのホワイトパンみたい。

熱々より、冷めた方がクッキー生地がサクサクして美味しい。

いや~。
時間かかりました。
でも、娘も私も大満足です。

私と一緒にパンを焼いている娘を見ながら、お茶飲みに来ていた隣のおばあさんが「いいねえ。女の子だねぇ。」とさかんに褒めてくれました。

こういう時間は、本当に大切な時間だと思います。
いつまでこんな風に一緒にいられるのだろうかと思うと、とっても幸せな時間です。
出来上がったメロンパンを、待ち構えていた息子が2個ぺろりと食べていきました。
娘はなんと4個も・・。

明日何個残るのかなぁ・・。

24時間対応だから。

2011-11-04 21:56:20 | 訪問看護、緩和ケア
寒いのか暖かいのか、はっきりしてほしい変な秋ですね。
そのせいか、どうやら風邪をひいたようで、むかむかするし喉が痛いし、また気管がムズムズして咳が出はじまています。
昼に寄った生協のレジの人も、ゲホゲホ咳き込みながらレジ打ってましたし、どうやら風邪が流行っているようです。
これから体調を崩す人が増えてくるのでしょうか・・・

ところで、立て続けに患者さんが入院したり亡くなられたりで、びっくりするほど空きが出てきましたが、それもまた着実に埋まってきています。

うちのステーションは24時間対応なので致し方ないとは思いますが、やはりターミナルの方が多いですね。

24時間連絡対応加算とは「利用者又はその家族等からの電話等に常時対応でき、緊急時訪問看護を必要に応じ行える体制 」です。

似たような言葉ですが24時間連絡体制加算というのは「その定める営業日以外の日及び営業時間以外の時間において、利用者又はその家族からの電話等による連絡及び相談が直接受けられる体制。」です。

時間外に緊急に訪問できるか、電話相談だけかの違いですね。
これは、両方任意の加算で、月に一回連絡対応では5400円、体制では2500円かかると言う事です。
でも、介護保険なので、利用者負担はその1割ですから、そんなに高額ではありません。
ただ、相談にしても訪問にしても、利用しなくてもこれはかかりますし、緊急訪問すれば訪問料は別途かかります。
つまり、困った時の保険みたいなものです。

ですから、医療ニードが高く病状変化が予測されたり、介護不安が大きい方は24時間対応の訪問看護を勧められると言う事になります。

必然的に神経難病であったり、ターミナル期の患者さんであったり、重傷者が多くなります。

ターミナル期の患者さんであっても地域性があるようで、最後まで在宅で過ごされる方が多いのもうちの特徴でしょうか。

受け皿となる、地域の往診医がいない場合は、一時帰宅はするものの具合が悪くなると入院して亡くなられることがほとんどなのだそうです。

そういう意味では、瀬谷区はフル稼働している在宅支援診療所が2つ以上あり、これからも増える予定があります。
また、開業医さんでもお看取りまでしてくれるところが何件かあります。
訪問看護ステーションも、7つあるステーション全部が24時間訪問看護連絡対応加算を取っているので、最後までご自宅で過ごすための環境は出来上がっているのです。

もちろん、そういう地域ですからケアマネもヘルパー事業所も、訪問入浴なども前向きに対応できる事業所があり、とても頼もしい限りです。
先日招かれた多摩地区は、24時間対応の訪問看護ステーションが少なく、重症患者さんの受け入れも良くないというので、同じ神奈川県下でもばらつきはかなりみられますね。

でも本当は、どこにいてもどんな病気でも、みな自分の居たいところで療養できて、最後も自分の選んだところで過ごせることが理想的ですよね。
これはまだまだ先のことになりそうです。

どちらにしても、重症度の高い患者さんが多いのはこれからも続くのでしょうね。

そうそう、うちのステーションの場合、いわゆる困難事例もよく回ってきます。
医師会立という地域での立ち位置もあるので、これも致し方ないのでしょうが・・。
でも、実はそれが面白さでもあったりして、「やっぱり訪問看護はおもしろいね!」ってスタッフが笑う声を聴くのも嬉しいものです。

先日、行政も巻き込んでいる困難事例の患者さん(問題はご家族ですが)の受け入れを、めぐみ在宅の小澤先生にお願いしましたが、これを二つ返事でOKしてくれました。
こういうハードルの低さも、なかなか有り難いものです。

そう思えば、なかなか恵まれた環境にあるのだから、感謝しないといけないのでしょうね。

とはいえ・・・
介護保険前の、のんびりした訪問看護が懐かしくもあります。




休日

2011-11-03 23:50:29 | 日々のあれこれ
ぽこっと休日でしたね。

緊急当番ではないので、仕事のことはすっかり忘れて、あちこち買い物をして回りました。

なんとなくこのところコストコにちょくちょく行っていて、今日も娘と買い物ついでに寄ってみました。

買いたいものは決まっていたのですが、今日のクーポンでいつもより1600円お得なホームベーカリーを見て、娘が「買おう!!」と言い、ついつい衝動買いしてしまいました。(5000円位でした。)
今までも、あちこちで安売りのホームベーカリーを見ていたのですが買うに至らなかったのですが、娘の一声でご購入です。

米粉も50%なら混ぜて作ることもできるので、結構楽しめるかもしれないと思っています。

帰宅後さっそく娘と挑戦しました。

とりあえず、初めてなので1斤分からで、クランベリーも控えめに入れてみました。

そして出来上がったのがこれ。 

う~ん、いい香り!!
外はパリパリ、中はフワフワ!!
熱々をそのままちぎって頂きました。

全部食べちゃったので、冷めたらどうなるのかわからず、再度2斤分作成することにしました。

ただ・・
時間がかかるんです。
材料をぶっこんで、あとはスタートボタンを押すだけなのですが、そこからが長いんです。

捏ねて、捏ねて、発酵させて、ガス抜いて、発酵さて、ガス抜いて、そして整形してさらに焼くと、ゆうに4時間以上かるくかかります。

スピードコースは、イーストをたくさん使って無理に発酵させるようなので、じっと我慢するしかないですね。

娘は、メロンパンにも挑戦すると張り切っていました。


ところで話は変わりますが、先日テレビのEXILE魂と言う番組で大竹しのぶさんが出ていましたね。
ちょうど昼間に車の中で、大竹しのぶさんがエディット・ピアフの一生を舞台でやっていて、あまりの迫力に腰が抜けたと和田アキ子さんが言っていたので、「お!」と思って見ていました。

すると、舞台で歌う「愛の賛歌」を、テレビ初公開で歌ってくれたんです。

愛の賛歌は、昔から日本人も大好きな歌ですね。
越路吹雪さんが歌って一躍有名になったようですが、日本語での歌は、実際の詩とは全く違います。
あの三輪明宏さんは、原文の意味を損ねたくないと言って、コンサートなどでもフランス語で歌っていましたが、大竹しのぶさんは、越路吹雪さんの歌詞とは全く違った詩で歌っていました。

彼女の全身から発せられるオーラと、歌の迫力は確かにすごいものがあり感動してしまいました。
さらに、その歌詞には鳥肌が立ってしまいました。

「あんな小さな体で、ピアフなんか演じられるわけない。」と思った和田アキ子さんは、1幕が終わっても度肝を抜かれて立てなかった。と言っていましたが、ブラウン管を通しても、その迫力の片鱗が伝わってきました。

でも、いくらネットで探しても、あの歌詞は出てこないんです。
ピアフの日本語直訳はyou tubuでもでてくるのですが、大竹しのぶの「愛の賛歌」は出てこないのです。
どなたか、あの歌詞全文しりませんか??
知っていたら教えてくださいね。

は~。舞台見てみたいな~。

そんなバカな・・。

2011-11-01 22:10:36 | 訪問看護、緩和ケア
びっくりする話が、時々飛び込んできます。

たとえば、こんな話を聞きました。

ある患者さんは、ひどいアトピーで全身掻き傷だらけの上、皮膚の落屑(うろこ状の皮膚のはがれたもの)が激しく、周囲にパラパラと乾いたかすのような落屑が落ちるのだそうです。
尋常性乾癬などの方によく見られ、ひどいアトピーなどの場合も、朝起きると布団が粉だらけ・・なんてことがあります。
ちなみに、アトピーっ子だったうちの娘が、3歳くらいの時にはそんな感じでした。

で、あまりにひどいので、ヘルパーさんに皮膚科の医院に連れて行ってもらい、注射やら薬やらで治療を受けていたのだそうです。
でも、そこの看護師さんはある日ヘルパーさんにこう言い放ったとか。

「いつもいつも受診の度に粉が落ちて困ります。子供の患者さんも来るんだから、受診に来たら、ヘルパーさん掃除して帰ってください。」って・・。


「そんなことってあるんですかねぇ?」って、知り合いに聞かれて、「ええー?!ないでしょう?!」って答えましたが、実際あったわけで、信じられない話ですよね。

だって、皮膚科の看板あげている以上落屑だって普通にあるし、疥癬やらほかの感染症だっていろいろあるわけです。
そのたびに、クリニックが汚れるからって患者家族に掃除させるんでしょうか???

まして、ヘルパーさんは患者さんの介助できているわけで、そんなに落屑が他の患者さんに迷惑だと思うのなら、別室で待たせるとか、時間を別に指定するとか、クリニック側の対応をするべきですよね。
うちのステーションで往診をお願いしている増田先生に言ったら、きっと怒ると思います。

さらに、別のスタッフが自分のご利用者さんがデイサービスの看護師に言われたことに唖然としていました。

そのご利用者さんは、ほかにもデイサービスに行っているし、ショートステイも定期的に言っていて、何の問題もないのですが・・

あるデイサービスで、何故か暴言を吐いてやめないのだそうです。
そして、ワーカーさんの手を払いのけたと・・

そこで、デイの看護師が電話をかけてきて言うには「薬かなんか飲ませられないのか。」と。

担当の看護師件ケアマネは「ほかのデイやショートでは、一度もそんなことはないんですけれど。薬なんて飲ませませんから。」とプリプリ。

認知はあるけれど、そんなに暴言を吐くなんてことなかったし、何か理由があるんだと思います。
それを確かめようともせずに、いきなり押さえつけようとしたり、否定したりすれば、手を払いのけるくらいはすると思うのです。
薬を飲ませておとなしくさせろという言葉を、看護師が言ったとすれば、そのことの方ががっかりですね。
いつもの様子と違うのであれば、何故なんだろうかと考えてほしいし、原因がどこかにあると思うのです。
だいたい、どれほど騒いでもおばあちゃんですから、そんなに大騒ぎするほどじゃあないと思うのですが・・。

薬を飲ませておとなしくさせるなんて、いつもやっているんでしょうか??


まあ、実際の現場を見ていないので、何故デイの看護師がそんなことを言ったのかもわかりません。
でも、それなりの理由があるのだとしても、少なくとも、すぐに薬という話になるのはどうかと思ってしまいます。

結局、手がかからなくてこぎれいで、おとなしい患者さんじゃないと、なかなか居場所がなくなってしまうんですよね。
そんな人ばかりじゃ面白くないと思うんですが・・。

いつもエロいことを言うおじいさんが、エロい話をしなくなったら、すごく心配しちゃったりして、エロが出た途端、みんなでほっとして「よかった、よかった。」なんてことも、結構楽しかったりするものです。

いろいろありますね。

ところで、昨日また学童保育所に岩手に送る衣類を取りに行ったのですが、昨日は子供たちの心を込めたマフラーも頂いてきました。

これは、指編みで作ったマフラーです。
       

フワフワのカラフルなマフラーです。
襟が寒い時に、かさばらない感じで、スカーフみたいに巻けるマフラーですね。
途中に穴が開いていて、反対の先端を差し込んで止める形です。

なんて可愛いフワフワマフラー。

一枚ずつビニール袋に入っていました。
喜んで使ってくれる人がいたらうれしいですね。

もうどれほどの衣類を送ったでしょうか?
北の街で頑張る人たちと、横浜で頑張る人たちの気持ちが、どこかで繋がるといいですね。