
沼津御用邸にある明治36年に東付属邸は皇孫殿下(昭和天皇)の学習所として赤坂離宮の官舎を移築したもの。現在は庭園内に茶室が設けられ研修会などで使う貸切施設になっています。
貸切施設のため建物内の見学は出来ませんが庭園の見学は出来ます。

純和風で本邸として使われた西付属邸に比べると簡素な造りになっています。御用邸の隣には学習院の遊泳場があるので、利用する機会も多かったようです。

庭園の離れにある茶室・駿河待庵は千利休作の京都の待庵を模したもので、小さく素朴な造りのなかに利休が求めた「侘茶」の心が伺えます。
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