おでかけたいむす

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伊吹せんろみち (滋賀県米原市) 近江長岡駅から住友大阪セメント線跡を辿る

2021-04-20 21:43:24 | 鉄道

地図 @Googleマップ

「伊吹せんろみち」は住友大阪セメント伊吹工場から東海道線に接続する貨物専用線の廃線跡
昭和27年の鉱山の開山から平成11年まで貨物専用線として利用されていました

現在はその一部が遊歩道としてのこされています。今回は近江長岡駅から「伊吹せんろみち」を歩いてみました。





まずは近江長岡駅の様子です
現在貨物の取り扱いはしていませんが、なんとなく貨物跡の痕跡が残っている感じかな。南側には住友大阪セメントとは別に近江鉱業長岡工場への専用線があったそうで、専用線の後に白い貨車だけ残されています





近江長岡駅から県道を東に進み新幹線と交差する手前が「伊吹せんろみち」の入口、しばらくは伊吹山を眺めつつ長閑な田園地帯を歩いていきます



線路は撤去されているので一見普通の遊歩道か農道を歩いている感じですが、所々に鉄道施設の後が残っています





電柱が等間隔に並んでいる箇所がありました、これは線路があった跡だとわかりやすいかな
撤去されたレールの一部と思われる物が積んである所も



しばらく進むと国道の下を潜るトンネルが! このトンネルはあまり古さは感じさせないので建設当時のままではなく補強工事などしたんでしょうね
もうちょっと古臭いトンネルかと思ったのに少し残念な (;^_^A





トンネルを抜けると周辺の景色も田園地帯から里山へと変わっていきます。所々に果樹園があります、柿でしょうかね





広い道路を横断するとやがて終点です、ここには線路が一部残されていますね





「伊吹せんろみち」の終点は伊吹薬草の里文化センター・ジョイ伊吹、薬草湯もあるので歩き疲れた体を癒すにはいいかも?

実際の終点というか始点は住友大阪セメント伊吹工場なのですが、こちらは操業しておらず廃墟になっているそうです!




白雲館 (滋賀県近江八幡市)擬洋風の学校建築

2021-04-12 15:30:13 | 歴史建築物
白雲館

明治期に建てられた学校には和洋折衷の擬洋風建築が多いですが、白雲館も擬洋風建築の代表的な建物といえるでしょう

明治2年に八幡学校として建てられ、学校として使われた後は役所や信用金庫等として
使われ平成6年に建設当時の姿に復元されました

最上階の塔は洋風、2階のバルコニー部分はお寺のような雰囲気で味わいがありますね

現在は1階が観光案内所やお土産品の販売所として使われ2階はギャラリーとして使われています



2階のギャラリーは展示がない時も見学はできます
階段の窓にはステンドグラス、北前船に乗る近江商人を描いたものでしょうか



入館は無料で開館時間は9:00~17:00となっています