おでかけたいむす

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武豊線の廃線跡を歩く (愛知県武豊町)

2024-02-26 16:13:27 | 鉄道



JR武豊線は大府から武豊までの約19キロの短い路線だが、元々は東海道線の建設のために武豊港から資材運搬の線路です。
現在も武豊港駅の跡が残っているらしいので行ってみた。







元の線路付近には所々ポケットパークがあります、このあたりは昔から味噌の製造が盛んで歴史のある味噌醸造所が多く立ち並んでいて史跡巡りも楽しそう。




古そうな家屋の屋根に謎の像を発見! この像の人物は誰なんでしょうね? 謎が謎を呼びます(笑)







転車台ポケットパークになっている場所が武豊港駅跡
現存する転車台はいくつか見てきましたが中央でレールがクロスしているタイプは初めて見ました! これはかなりレアなのでは!?





当時の物か定かではありませんが、腕木式信号機やポイントポイントの手動式切り替えハンドルもありました。



公園のすぐ近くには「まちの駅 味の蔵たけとよ」があり、ここでは武豊特産の味噌・醤油や知多半島の野菜などがあり
食堂では新鮮な海鮮メニューが人気になっています。













伊吹せんろみち (滋賀県米原市) 近江長岡駅から住友大阪セメント線跡を辿る

2021-04-20 21:43:24 | 鉄道

地図 @Googleマップ

「伊吹せんろみち」は住友大阪セメント伊吹工場から東海道線に接続する貨物専用線の廃線跡
昭和27年の鉱山の開山から平成11年まで貨物専用線として利用されていました

現在はその一部が遊歩道としてのこされています。今回は近江長岡駅から「伊吹せんろみち」を歩いてみました。





まずは近江長岡駅の様子です
現在貨物の取り扱いはしていませんが、なんとなく貨物跡の痕跡が残っている感じかな。南側には住友大阪セメントとは別に近江鉱業長岡工場への専用線があったそうで、専用線の後に白い貨車だけ残されています





近江長岡駅から県道を東に進み新幹線と交差する手前が「伊吹せんろみち」の入口、しばらくは伊吹山を眺めつつ長閑な田園地帯を歩いていきます



線路は撤去されているので一見普通の遊歩道か農道を歩いている感じですが、所々に鉄道施設の後が残っています





電柱が等間隔に並んでいる箇所がありました、これは線路があった跡だとわかりやすいかな
撤去されたレールの一部と思われる物が積んである所も



しばらく進むと国道の下を潜るトンネルが! このトンネルはあまり古さは感じさせないので建設当時のままではなく補強工事などしたんでしょうね
もうちょっと古臭いトンネルかと思ったのに少し残念な (;^_^A





トンネルを抜けると周辺の景色も田園地帯から里山へと変わっていきます。所々に果樹園があります、柿でしょうかね





広い道路を横断するとやがて終点です、ここには線路が一部残されていますね





「伊吹せんろみち」の終点は伊吹薬草の里文化センター・ジョイ伊吹、薬草湯もあるので歩き疲れた体を癒すにはいいかも?

実際の終点というか始点は住友大阪セメント伊吹工場なのですが、こちらは操業しておらず廃墟になっているそうです!




若松線 (福岡県北九州市) 折尾~若松

2020-12-16 21:03:18 | 鉄道


筑豊本線の折尾~若松間は若松線という愛称がつけられています
全線複線ですが非電化路線



現在運行されている車両はBEC819系電車、非電化なのに電車?
実は蓄電池駆動の電車で愛称が「DENCHA」でんちゃ( ´∀` )
同様の蓄電池駆動の電車はJR東日本の烏山線などでも運行されています。

ではさっそく乗ってみましょう・・・の前に折尾駅の様子を




折尾駅は大改造中で令和2年度に新駅舎が完成予定らしいです。



東口から出ると川(運河?)沿いに飲食店などが立ち並んでいかにも昔の昭和時代という感じ
駅周辺は再開発が進んでいるので、いずれ無くなってしまうのだろうか?



さて、電車に乗るとしてしばらくは住宅地を通るが、港湾地帯にはいるとまもなく若松に到着、所要時間は約15分



若松は九州におけるジャズ発祥の地だそうで、駅名標にもそれっぽい感じのイラストが、また駅ではジャズの音楽が流れているのが面白い



元々は石炭輸送のために線路であったのでしょう、石炭輸送に使われていたを思われる車両が静態保存されていました。
また、駅のそばにある広場には蒸気機関車も静態保存されています。

若松へは鹿児島本線戸畑駅からバスでアクセス、あるいは渡船でアクセスするという方法もあるので
折り返しの電車に乗って帰るのはつまらない!という人は試してみてはどうでしょうか



三岐鉄道北勢線 (三重県) 珍しいナローゲージ

2020-03-06 21:43:35 | 鉄道


今回は三岐鉄道北勢線の紹介です、員弁川の左岸に沿うような形で西桑名から阿下喜を結ぶ路線です。
最大の特徴は軌間が762mmと狭いこと。(日本ではほとんどの鉄道が1,067 mmまたは1,435 mm)





それほど狭さは感じないですが座席から足を伸ばすと向かいの席にぶつかる気がします。
電車内はちょっと古い普通の電車という感じですが、ハート型のつり革がありました (´∀`*)





かなりの急カーブも多く、林の中を抜けていく様子は森林鉄道みたいです。







終点の阿下喜駅には軽便鉄道博物館が隣接しており北勢線の歴史がわかりやすく展示してあります。また、ミニ電車に乗車することも出来、こっちは子供たちに大人気です (軽便鉄道博物館は毎月第1・3日曜のみ開館)







三岐鉄道三岐鉄線 (三重県)

2020-03-04 10:27:33 | 鉄道


三岐鉄道には三岐線と北勢線があり、今回紹介するのは三岐線になります。富田から西藤原まで員弁(いなべ
)川の右岸に沿うような感じで走るローカルな路線です。





途中の伊勢治田駅では対岸を走る北勢線の阿下喜駅まで徒歩で20~30分ほどなので、ここで北勢線に乗り換えも可能。





東藤原では太平洋セメントの専用線が分岐しており、連結や切り離し作業を撮影する撮り鉄もかなりいました。



終点の西藤原、山野なかの小さな駅ですが、駅舎がSLの形になっていて面白い。







昔使われていた機関車も静態保存されていたり、広場にはミニ鉄道も! ミニ列車が月に一回だけ運転しているようです。
(運転日は『桑工ゆめ鉄道』で確認してください)