松崎から下田へ向かう県道にある道の駅、大きな花時計がシンボルです。花時計の直径は11メートル、時報の代わりに音楽が流れるという凝ったものです。また、この道の駅には「かじかの湯」という立ち寄り湯が併設されているのでドライブに疲れた体を休めてリフレッシュするのにも最適。
さて、三聖苑という変わった名前の由来は松崎出身の三聖人からきています。写真の人物、左から明治の実業家・依田佐二平、幕末の漢学者・土屋三余、依田佐二平の弟で北海道十勝の開拓者・依田勉三です。敷地内にある三聖会堂にはこれらの三聖人を紹介する資料が展示してあり、依田佐二平が私財を投じて開校した公立小学校「大沢学舎」も移築されています。
この駒門風穴の中は夏でも13℃なので涼しい、というより寒いくらい。全長は290メートル、途中に290メートルの枝穴があります。
本穴は154メートルの地点まで、枝穴は35メートルの地点までが見学可能でライトが所々にありますが十分に注意して進みましょう。
この洞窟は富士山の爆発で出来たもので、溶岩が押し出されて進んだ跡が波状になっている波状紋や天井に溶岩鍾乳石がみられるなど溶岩流がそのまま冷却された形を保っています。