勝山城址(市役所)からと勝山駅へ戻る途中に本町通り商店街に寄って見た。活気がある商店街という感じではなかったが、昔ながらの家屋も多く散策するのには面白い。
お腹が空いてきたので、何か食べ物屋でもと探していたら、ありましたが
殿様料理! ぶらっと入るのには敷居が高すぎるのでパスしましたが、どんな料理か気になりますね。
。色が褪せてしまっているのが残念ですが
近くには勝山藩・小笠原家の道中と思われる絵が地元に伝わる民謡・長柄節の歌詞とともに描かれていました。立派な道中の絵ななに色が褪せてしまっているのが残念な感じですね。
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ゆめおーれ勝山から越前勝山城址へぶらぶらと、といってもすぐ前が城址なのですが・・・
勝山市役所付近を中心とした場所に勝山城がありました。立派な天守閣のある勝山城博物館が有名になってしまったが、あれは実在した勝山城とは関係はない、いわゆる「なんちゃって天守閣」
ショッピングセンターがある辺りが二ノ丸だった場所です。
本丸だった場所は勝山市役所や市民会館のある付近。
天守台跡にある、最後の藩主を勤めた小笠原長守が自ら記した「勝山城址之碑」が城があったことを偲ばせる物でしょうか。
初めて城を築いたのは柴田勝安(勝政)とされる、徳川幕府の時代に廃城となり取り壊される。やがて小笠原貞伸が入封し再建の許可を幕府に願い出て、二代目藩主の時に再建工事が始まったそうだが、財政難から度々工事が中断して60年後にようやく二ノ丸に御殿が造られた。
しかし、火事で焼けてしまい築城から120年たってようやくほぼ計画通りの城郭が出来たそうです。一部の出丸や天守閣は造られなかったそうです。
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勝山市でメジャーな観光名所といえば「福井県立恐竜博物館」かな
なんちゃって天守閣の「勝山城博物館」も有名だ
それから、無駄に大きいと評判の「越前大仏」も有名
いずれも勝山駅からは離れているので、路線バスやコミュニティバス、あるいはレンタサイクル、あるいはタクシーを使うのが一般的でしょう。
さて、今回は時間の都合もあり徒歩で回れる範囲だけを散策してきました。とりあえず市中心部でメジャーな観光施設だと思われる、ゆめおーれ勝山を目指しました。
まずは九頭竜川を渡り市の中心部へ、恐竜で町おこしをしているだけあって、恐竜のオブジェがあっちこっちにあります。どのくらい歩いたでしょうか、ゆめおーれ勝山に到着。
勝山はかつて絹織物で栄えた町で、はたや記念館ゆめおーれ勝山は絹織物工場を記念館として保存しています。夢を織るで「ゆめおーれ」で洒落てますね。
施設にはミュージアムコーナー、体験コーナー、カフェコーナーがあります。
ミュージアムでは蚕の繭から織物が出来るまでを順に展示してあります。
本物の蚕がいてびっくり、小学校で蚕の飼育をしましたが、本物を見るのはそれ以来だわ
2階は当時の工場そのままを再現、操業当時使って機械が稼働している様は圧巻です。
クラフト作成などの体験コーナーは無料のものから有料のものまで、何種類かあり季節のイベントも行われています。
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えちぜん鉄道は福井駅から海側に向かう三国芦原線と山側に向かう永平寺勝山線の2路線があるが、今回は永平寺勝山線に乗車しました。
福井から勝山までの運賃は片道770円(大人)、往復で乗るなら全線1,000円で乗り放題の1日フリー切符が断然お得です。
福井を出てしばらくは市街地をはしり、松岡駅に。無人駅が多いが、ここは有人の駅。
レトロ感たっぷりの駅舎で国の登録有形文化財になっている、建てられたのは大正時代か昭和初期だろうか?
今回は寄れなかったが、永平寺口駅の旧駅舎も登録有形文化財に指定されている。
松岡からはだんだん旅情豊かな風景になり車窓からは雄大な九頭竜川を見ることが出来る箇所も。
勝山駅の駅舎もレトロで登録有形文化財になっています、こちらは和風な駅舎ですね。
ここには、テキ6形電気機関車が保存されています。このテキ6形電気機関車は大正9年に製造され、国内の旅客鉄道車両の中で最古の電気機関車というから凄い。現在でも動態可能な状態になっているというので、これまたびっくりです。
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