おでかけたいむす

名所・旧跡・B級スポット、釣行記までおでかけ情報を現地取材した情報を写真入りで紹介。

鈴木大拙館と松風閣庭園 (石川県金沢市) 隠れた紅葉スポット

2018-11-17 20:29:59 | 美術館・博物館・資料館
鈴木大拙館

鈴木大拙館と松風閣庭園は金沢の名所である兼六園や金沢城に比べると大通りから少し奥に入った所にあるのでマイナーなスポットですが、隠れた紅葉の名所かも。

鈴木大拙は金沢出身の仏教哲学者で明治27年に「大拙」の号を授かり、日本のみならず米国、英国、ドイツなどで公演をし海外での評価も高かったようです。金沢は海外でも人気があるのですが、鈴木大拙館は東洋の哲学を思索できる場として海外から訪れる人々が多いようです。

鈴木大拙館の見取り図

鈴木大拙館はこじんまりした感じでシンプル、このシンプルさが良いのでしょうね。入館料は大人一般料金が300円ですが、水鏡の庭だけなら無料で外から見学することも可能です。

水鏡の庭

水鏡の庭

水鏡の庭、それは自分自身の心を映し出す鏡かも、ここに居ると時間を忘れそうになります。

松風閣

一緒に見て回りたいのが鈴木大拙館に隣接する松風閣庭園。加賀藩重臣の本多家が拝領した土地で庭園の他に移築された松風閣があります。

松風閣庭園

松風閣は一般公開されていないので中に入れないのですが、庭園だけでも見る価値はあるかと思います。



JR和歌山線大和二見駅 (奈良県五條市) 奈良県最南端の駅

2018-11-15 22:18:16 | 鉄道
大和二見駅

和歌山線の大和二見駅、ここが奈良県の最南端にある鉄道の駅になります。

大和二見駅の駅前

中心駅でもないのに無駄に広い駅前。

大和二見駅から国道へ

そして駅と国道を繋ぐ不自然に狭くカーブしている歩道、これはもしや・・・



航空写真でみると駅から吉野川に向かってカーブした道が延びているのがわかるかと思います。これは廃線跡。
昔は吉野川の岸辺付近まで貨物線があり二見駅も川岸にあったそうです。その後現在の和歌山線と貨物線の分岐点に二見駅が出来、旧二見駅は川端駅になる。と、なんだかややこしい歴史のある駅です。


明日香村埋蔵文化財展示室 (奈良県明日香村)明日香村の遺跡をまとめて

2018-11-14 20:38:10 | 美術館・博物館・資料館
明日香村埋蔵文化財展示室

飛鳥水落遺跡の付近にある埋蔵文化財展示室は入場無料、明日香村で発掘された遺跡が展示してあります(ほとんどレプリカだけど)
解説のパネルがあるので実際の遺跡に行く前の予習や行った後の復習したり、行けなかった遺跡に行ったつもりになったりと ^^;


キトラ古墳石棺の模型

展示品の中でも大きくて目を惹くものはキトラ古墳の石棺模型(実物大?)

朱雀

金ピカの朱雀もありました。 実際のキトラ古墳には時間の都合で行けなかったので、ここで見学できたのは良かったです。

飛鳥時代の女帝

斉明天皇

遺跡物の他には飛鳥時代についての解説などもありました。
飛鳥時代は推古天皇、斉明天皇(皇極天皇が再即位)、持統天皇と女性天皇が活躍した時代(しかも美女)。 女性ならではの視点で新たな文化が花開いたのかもしれませんね。
とくに斉明天皇は建築マニアだったそうで、大掛かりな土木工事が頻繁に行われますが、頻繁に行われる工事は民衆には不評だったようです。
亀形石造物など変な物を作らせるのはマニア心からなんでしょうかね ^^;

産直市

資料館の隣は物産直売所で資料館より直売所の方が賑わっているようでした(笑)




皓月 皇極・斉明天皇物語 第1部 (皇極・斉明天皇物語 第 1部)
梅前 佐紀子 (著)
幻冬舎ルネッサンス

あすかむで明日香野菜カレー  (奈良県明日香村)まさに野菜カレー

2018-11-12 22:06:49 | グルメ
明日香野菜カレー

まさに野菜カレーの名に相応しい大盛りの野菜! 
いちおうライスもありますがカレーライスというより野菜カレーのライス添えといったところでしょうか。 どこから食べていいのか迷いますね ^^;

明日香村産の黒米、明日香産の季節野菜と食材にもこだわりがある逸品。値段は900円でプラス100円でコーヒーのセットに出来ます。

あすかむ

あすかむ店舗

お店がある場所は明日香民族資料館に併設されている「あすかむ」という施設。飲食店や雑貨店などのお店が入っていて、規模は小さいですがどの店もオシャレでした。




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自然健康社


明日香村の石造物(奈良県明日香村) 酒船石・亀形石造物

2018-11-08 21:36:36 | 史跡
酒船石

酒船石

酒船石はお酒や油など絞って抽出するために使われたのではないかと言われてますが、恐ろしい呪術的な儀式に使われたという説もあって明日香村の石造物のなかでは一番ミステリアスな物ではないでしょうか。

水を流す土管などが近くで見つかっているため庭園施設であったとういう説もあります。

庭園施設といえばすぐ近くに亀形石造物があります。

亀形石造物

樋から流れ出た水が水槽に溜まり、さらに亀の甲羅に溜まるというもの。

亀形石造物

亀の細かい所まで彫ってあり、庭にこんなのがあるなんて風流ですよね。しかし、周囲を石垣などで囲まれた空間に設置されていたので眺めて楽しむものではなくて祭祀的な物だったらしいです。

酒船石も亀形石造物も怪しい儀式に使っていた? そう考えると古代のミステリーに興味が尽きません。



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