後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

清水寺の紅葉

2018年11月21日 | 近隣の史跡・名勝巡り

11月14日(水)新聞に清水寺(長野市若穂保科)の紅葉が見頃という記事があった。清水寺は ぼたん寺 でも有名で20年程前見に行ったことがあったが、
紅葉の時期は記憶が無いので見に行った。

「保科のお観音さん」あるいは「ぼたんのお寺」として親しまれている清水寺は真言宗智山派に属し、天平14(742)年の発祥。大正5年の大火に見舞われたが、坂上田村麻呂が納めた日本最古といわれる「鉄鍬形」、両界曼陀羅図や聖観音菩薩立像などの重要文化財が保存されている。また、信濃三十三番札所のひとつ、十六番札所でもある。11月20日前後には、境内を100本以上のオオサカズキモミジが真っ赤に飾る。(長野市観光ネットより)

清水寺(せいすいじ)は、長野県長野市若穂保科にある真言宗智山派山号は阿弥陀山。信濃三十三番札所の十六番札所で、
木造聖観音立像(平安時代末期、寄木造)などの重要文化財(国指定)多数あるという。
今回は紅葉が目当てなので、重文は拝観しなかった(公開されていないようだった)。

噂にたがわず見事な紅葉だった。紅葉の中の
参道を通り更にあまり整備されていない急な坂の参道(3~400m程度か)を登りつめると観音堂があった。
観音堂は清水寺 観音堂で、朱塗りの 鉄筋コンクリート造で昭和47(1972)年 再建されたものだそうだ。
地元では保科観音として親しまれている。朱色の舞台造りの観音堂が美しい。本尊は木造千手観音坐像であるという。

                               
         清水寺入口                         清水寺本堂                         観音堂への参道 

        
                                  参    道    の    紅    葉

        
                                         観   音   堂

        
     駐車場からの観音堂(左側が正面)        観音堂から参道方面(中央から直下に参道が伸びている)           参道(上から)

 


長盛会秋季旅行

2018年10月27日 | 旅行

10月23~24日長盛会(長野市日詰地区の老人クラブ)の秋季研修旅行があった。例年より参加者多く54名(男性23名女性12名)だった。
鵜の浜温泉で1泊、上越市立水族館がメインの旅。

 行程; 23日(火)日詰13;00--ー上越市ストックバスターズ1ーーー16:00鵜の浜温泉ホテル小林
     24日(水)ホテル8:45ーー――上越水族博物館ー――米山鮮魚センター・昼食ーーーよしかわ杜氏のーーー16:10日詰

        注:上越ストックバスターズは上越市富岡の上越ウイングマーケットセンターに2013年3月1日開店、人気を集める食器やキッチン用品の
          
格安アウトレット商品を販売するマーケット。

  
          
                         ホ テ ル 小 林                                         上越市立水族館
*上越市私立水族館  
 
 上越市立水族博物館は、新潟県上越市に所在する市営水族館である。起源は1934年に遡るが、2018年6月に「うみがたり」という愛称でリニューアル
  オープンした。
直江津市中心部に程近い日本海沿岸に位置する当館の起源は1934年の私立水族館開館に遡る。1953年に博物館となり、1954年に
  市営に移管された。
2018年に「うみがたり」の名のもとでリニューアルオープンした現在は約300種・45,000点の水棲生物を飼育している。
  又、日本で5館目となるシロイルカも展示されており、通年でバンドウイルカによるイルカショーも開催されている。

        
                                            シ    ロ    イ    ル    カ

                                                                                           イ   ル   カ   シ   ョ   ー

     ← ペンギン
   館内の「マゼランペンギンミュージアム」マゼランペンギンでは世界最多の飼育数の約120羽
  (これまで日本国内最多とされており、建て替えに伴い調査したところ世界最多であることが分かった)
      が暮らしており、来館者による餌やり体験のサービスも実施されている。

 

 

 

よしかわ杜氏の郷      

  ←  よしかわ杜氏の郷
   
「道の駅杜氏の郷」には、その酒米を使用した日本酒を造る酒蔵「よしかわ杜氏の郷」(2000年第三
   セクターとして設立)が併設されており、酒蔵のある道の駅」として異色の存在であり、その産品は
   「よしかわ杜氏の郷」売店で販売されている。また冬季には酒造りの模様が見学できる。
    酒蔵としての「よしかわ杜氏の郷」は『米の味わいを生かした、料理に合う飲み飽きしない酒』
   『米・水・ 技 術、すべてが地元産100%の真の地酒』を標榜しているが、近年国内外の鑑評会での
   受賞を重ね、評価を高めている

  
注;;説明文は全てWikipedia百科事典より引用した。

 


日光東照宮&大谷資料館 その2(日光東照宮)

2018年10月23日 | 演奏会

大谷資料館を11時半頃出発日光に向かい、門前の日光カステラ本舗店(団体向けの食堂)で昼食後、東照宮に向かい12時過ぎ輪王寺本堂前の駐車場に着く。案内人により 輪王寺本堂三仏堂(重文)――輪王寺護摩堂 ーー石鳥居(重文)ーー五重塔(重文)――表門(重文)ーー神厩舎(三猿)・   
三神倉(重文)--御水舎(重文)――陽明門(国宝)ーー回廊(国宝)――眠り猫ーー唐門 (
国宝)ーー御本社(国宝)ーー本地堂(薬師堂 鳴き龍)と回った。他にも回廊の内側には重文の祈祷殿・神興舎、更に御本社の裏側に奥宮(重文)がある。案内人は本地堂までで鳴き龍を聞いた後、時間の関係もあり表参道を真っ直ぐ輪王寺駐車場に戻った。

案内人が種々説明してくれたがメモをとっておらず、以下の解説はウイキペディア百科事典から引用したものである。

 *日光山輪王寺
   日光山輪王寺は本堂(三仏堂)・大猷院・慈眼堂・常行堂・中禅寺・大護摩堂・四本龍寺等のお堂や本坊、さらに十五の支院を統合して出来ており、
   その全体を指して輪王寺の総称である。
   日光山は天平神護二年(766年)に勝道上人(しょうどうしょうにん)により開山さた。以来、平安時代には空海、円仁ら高僧の来山伝説が 
   
伝えられ、鎌倉時代には源頼朝公の寄進などが行われ、関東の一大霊場として栄えた。江戸時代になると家康公の東照宮や、三代将軍家光公の
   
大猷院廟が建立され、日光山の大本堂である三仏堂と共にその威容を今に伝えている。
   本堂の裏手にある
大護摩堂は日光山随一の護摩祈願所で、内陣には、ご本尊「五大明王」(ごだいみょうおう・平安中期作)を中心に、
   「七福神」や「十二天」など30躰の仏さまや祖師像がお祀りされている。

                
        輪 王 寺                           本堂三佛堂修復中                        護 摩 堂 

*日光東照宮
  
日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は、江戸幕府初代将軍・徳川家康神格化した東照大権(とうしょうだいごんげん)を祀る神社。日本全国の
 東照宮の総本社的存在である。正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」であるが、他の東照宮との区別のために、「日光東照宮」と呼ばれることが
 比較的多い

元和2年4月17日1616年6月1日)、徳川家康は駿(現在の静岡)で死去した。遺骸はただちに駿河国久能山に葬られ、翌元和3年(1617年)
現在の地に
改葬されることとなった。
家康が日光に祀られることになったのは、家康本人の遺言からである。

日光東照宮の建物には、多様な動物の木彫がみられることが多い。神厩舎にはの彫刻を施した8枚の浮彫画面がありその中で眠り猫に続いてよく知られている、「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な三猿は、この神厩舎に造られたものの1枚に過ぎない。なお、「見ざる、言わざる、聞かざる」は「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えであり、転じて「自分に不都合なことは見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えにもなる。

日光東照宮の陽明門は、日本を代表する最も美しい門で、宮中正面の名を頂いたと伝えられている。建物全体がおびただしい数の極彩色の彫刻で覆われ、
一日じゅう見ていても飽きないということから、「日暮御門」と称されている。古寺逸話やこどもの遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされて
いる。他の社殿と同様、寛永13年(1636年)の造替である。建築形式は三間一戸楼門で、規模は桁行(間口)が約7メートル、梁間(奥行)が約4メートル、棟までの高さが約11メートルである。

門の左右は袖塀を介して東西廻廊につながる。門を入ると正面が唐門で、その先には拝殿がある。

        
        東照宮入口                            石鳥居(重文)                     五重塔(重文)

   ←表門(重文);東照宮最初の門で左右に仁王門が安置されているところから仁王門とも呼ばれている。
                         表門を入った広場に三神倉と
神厩舎がある。 
     
        三  神  倉(重 文)
 上神倉・中神倉・下神倉を総称して三神倉と言い、この中には春愁渡御祭「百物揃千人武者行列」で
 使用される
馬具や装具類類が収められている。また、上神倉の屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の
                                大きな彫刻が
ほどこされている。

          
 ←神厩舎                           
 神厩舎、ごは神馬をつなぐ厩です。昔から猿が馬を守るされているところから、長押上には上がある猿の
 彫刻
が8面あり、人間の一生が風刺されています。中でも「見ざる・言わざる・聴かざる」の三猿が有名。
    

        
    陽明門(国宝)入口両側に鐘楼がある                                陽   明   門

              
    眠 り 猫(国宝);←左甚五郎昨と言われている。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られた
    とも言われています。

 

 ←唐門;全体が胡粉で白く塗られ、「許由と巣父」や「舜帝朝見の儀」など細かい彫刻がほどこされている。

 

 

 

 

 ←本地堂(薬師堂) 鳴き龍
   東照宮境内最大の建物で昭和四十三年の再建された。34枚の檜の板に描かれた6m*15mの鳴竜の
  天井画が 有名で家康公を薬師如来の化身としたことから 「薬師堂」とも呼ばれ薬師瑠璃光如来像が
  祀られている。

   また、「鳴竜」の天井画で知られ竜の頭の下で手を叩くと、天井と床とで共鳴して鈴を鳴らしたような
  余韻が聞こえる。
説明者が拍子木を鳴らして聞かせてくれた。

 

 

   ←石鳥居から見た参道
   突き当り左に輪王寺の正門がある。


日光東照宮&大谷資料館 その1(大谷資料館)

2018年10月19日 | 名勝旧跡巡り

10月30日 「ちょこTrip」 日帰りツアーで日光東照宮と大谷資料館へ行って来た。参加者31名(内男性6名)、単独参加者は私を含め5名であった。
3年前日光東照宮を訪れたが、残念ながら陽明門が修復中でシートで覆われていた。今年春に修復完成し見たいと思っていたところ、NHK「ブラタモリ#112宇都宮」で大谷資料館が放映され。各旅行会社が陽明門修復完成ツアーを企画されていた中で、「ちょこTrip」のツアーに両方を巡るツアーが企画されてので参加した。

   行程: 長野駅ユメリアパーク6:40---10:30大谷資料館11:30ーーー12:15日光(昼食)13:10東照宮15:30---
       19:40長野駅ユメリアパーク


両方とも観光客で賑わっており、日光東照宮は外国人観光客・小中学生の就学旅行で混雑、大矢資料館も同様観光客など大勢であった。NHK:「ブラタモリ#112宇都宮」の放映後観光客が増大したそうだ。
 
 注:「ブラタモリ#112宇都宮」9月22日放映 帝国ホテルや築地本願寺にも使われた大谷石。壮麗な石造りの教会の美!地下の採石場までも徹底探検!
   たまった水の中をゴムボートで突破。(ここは観光では入れない)

*大谷資料館(wikipediaによる)
   大谷資料館の地下採掘場跡は、1919年から1986年までの約70年をかけて、大谷石をほりだして出来た巨大な地下空間です。
  その広さ、2万平方メートル(140×150m)にもおよび、野球場が一つ入ってしまう大きさです。なお、抗内の平均気温は8℃前後で、地下の大きな
  冷蔵庫といった感じです。戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用されていました。戦後に、GHQがこれを発見した際には
  その規模に驚いたそうです。現在では、コンサート猿楽、映画会、観劇、美術展、ダンスパフォーマンス、セミナーなどの文化事業が開催されて
  いる。また映画テレビドラマテレビCMプロモーションビデオの撮影も行われている。

  また2014年には、人気アイドルグループでんぱ組が、採石場跡でロケ中に発電機の排気による一酸化炭素中毒になり、映画などの撮影が中断したと
  いうエピソードがある

  大谷石(おおやいし)は軽石凝灰岩で栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近一帯で採掘される石材である。柔らかく加工がしやすいことから古くから
  外壁や土蔵などの建材として使用されてきた。
  
大谷町付近の大谷石の分布は、東西4km、南北6kmにわたる。2009年度時点採石場は12カ所、出荷量は年2万t程度、推定埋蔵量は約6億t。
  
軽くて軟らかいため加工しやすく、さらに 耐火性に優れている。このため住宅かまど、石防火壁門柱敷石・貼石など)、倉庫
  大きな建築物の石垣、斜面の土止め石(擁壁)といった幅広い用途を持つ。耐火性・蓄熱性の高さからパンピザを焼く窯や石釜の構造材としても
  用いられる

  
  
産地に近い宇都宮周辺では古くから、石蔵をはじめとした建築物の外壁、プラットホーム、石垣や階段、門柱に大谷石が盛んに利用されている。
  テレビ番組とのタイアップにより当初は宇都宮駅東口に設置された餃子像や、1932年に建設された宇都宮カトリック教会(通称:松が峰教会)も
  大谷石造である。
同じく地元にある下野国分寺宇都宮城などの築造にも古くから使われた。
  
  多孔質の独特な風合いが広く知られるようになったのは、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが、帝国ホテル旧本館(東京)に
  用いてからである。

        
       大石資料館                     大石資料館前庭 正面と右側大谷石の採掘跡              地下の採掘跡            

        
                      地  下  採  掘  跡                                  採掘跡がステージとな
っている

         
                      地下にあった説明看板の一部                                   展示されていた假屋崎省吾の作品

       

 
 
大谷石の規格品:
  五六、五七、五八、五〇、三十、四十、六十、七十、八十、尺角があります。最初の数字が暑さを、
  後の数字が幅を表します。長さはすべて3尺(90cm)です。例えば、五十は暑さ5寸(15cm)幅1尺
 (30cm)です。


  上の写真の左から七十、六十、五十、四十、尺角、八十、七十、六十、五十、四十、五八、五七、五六、
  です。

 

                                                                                        

  


太極拳フェステバル

2018年09月27日 | イベント・祭り

9月23日第31回長野県日中友好「武術太極拳フェステバル」がビッグハットで開催された。
主催は「NPO法人長野県武術太極拳連盟」で8;50開会式9;05参加者による集団演技(24式太極拳)以降9;20からか、出演団体の演武が始まった。

以前から住居地域の芹田公民館成人学校「太極拳」講座を受講しており、その先生の各地の教室(芹田・古里・飯山)が、「長野太極拳の会」という団体で毎年参加している。
午前9;30第3番目に太極拳24太極拳で演武した。所用があり演武終了後帰宅する。午後の部に参加の為再度ビッグハットに行く。14;09から32式太極剣・入門太極拳を
演武する。その後終了まで見学、15時過ぎ閉会式があり、フェステバルが終了した。

      
          開 会 式                               参加者全員による演武(24式太極拳)

            
    コスチュウムと扇のコントラストが綺麗                 なかなか見られない伝統楊式太極拳 28式                         閉 会 式                                                                    
         

 


雲上殿& 地附山公園

2018年09月24日 | 神社・仏閣巡り

9月15日嫁いでいる娘2人が帰省した。多分両親が高齢となり医者通いをしているので心配して様子を見に来たのだろう。9月16日先行きのこともあり、娘2人にどの方法で納骨をするか、理解してもらうため雲上殿へ出掛けた。色々説明を聞き個別納骨で了解を得た。善光寺を参詣しようと向かったが善光寺周辺駐車場は満車、周辺場道路は渋滞、善光寺参詣は諦め、帰宅途中のそば屋(山智庵)で昼食帰宅する。

*納骨堂
  16日雲上殿の正面を見なかったので17日再度出かけた。以前は正面前の道路脇に駐車場があって、そこから階段をのぼり雲上殿正面広場に出たが、いまは階段は撤去され
  正面道路からは入れない。広場も野草が茂り昔の面影は全くない。納骨堂は正面右側に新しく東納骨堂増築されていた。善光寺HPによれば、平成27年2月に東納骨堂が
  造られたとあった。

              
                           西納骨堂                                 本 堂                                     東納骨堂

                
             納骨参拝事務所入口

            
            事務所入口手前左にある牛の石像

  
              牛の石藏から見る長野市内

 * 地附山公園 
   納骨堂から延びる道路は何処へ行くのか、地附山地すべり前はバードラインへつながっていたと思うのだがどうなっているか、先へ行ってみることにした。
   行きついたところは地附山公園だった。地すべりの跡が公園に整備されていたのだった。地すべの発生した時は新潟に在住していたので,当時のことは定かでない。
   
       
地附山公園入口(左側地すべり観測センター・右側公園)             地すべり観測センター                               地附山公園       
       

        
              地附山観測センター(公園の向かい側にある)に前にある「地附山の地すべり災害」の案内板

   昭和60年(1985年〉7月26日,午後5時ごろ、地附山「地すべり」が発生しました。地すべりは長さ700m,幅500m深
 さ60mにもおよブ山の斜面がすべり落ちるという規模なものでした。動き始めた斜面は、巨大な土砂のかたまりとなって、
 直下の湯谷団地や特別老人ホーム「松寿荘」に押し寄せました。そして、64棟の建物を押しつぶし、4人にけがをさせ、
 26人の命を奪いました。
  災害のあと、長野県は、すぐに応急対策ををするとともに、二度と災害がおきないように、さまざまな地すべり対策を
 行いました。また、市民のみなさまとともに植樹を行って、地附山を緑にする努力も続けています。この公園では、
 昭和60年の災害をふりかえり,地すべり、対策について学ぶことができます。地附山を歩きながら、どのようにしたら
 土砂災害から守ることが出来るかを学習してみましょう。

 

  
       

   地附山「地すべり学習」マップ
  
地附山公園は一般の憩いの公園ではなく、地すべり対策・土砂災害を学習する公園である。
  
 ルート案内版から左廻りに
  集水井と排水トンネル・杭工・鋼管・地附山の馳走地質・学習体験コーナー・
  集水井と排水トンネル・植栽工・GPS観測システム・集水井と排水トンネル・
  法枠工とアンカー工・総合案内版 

 

 

 

 

 

       GPS観測システム 地すべりを監視する
 GPS(Global Postioning System)は、日本語では全地球測位システムといい宇宙にある衛星からの電波を受けて、
   位置を正確にはかるシステムです。自動車についているカーナビゲーションシステムも、このGPSを利用しています。
 地附山には11の観測点があり、1つを基準点にして、そのほかの観測点との位置関係が変わらないかを24時間見見張って
 います。その正確さは、位置が1cm動いただけでもわかるほどで,地すべりの始まりもとらえることが出来ます。観測され
 たデーターは、地附山観測センター観測センターから長野県庁と長野建設事務所、、長野市役所に送られ、地すべりの
 観測や防災対策に利用されています。 

 

 

 

 


平成30年8月盂蘭盆善光寺参詣

2018年08月17日 | 神社仏閣参詣

8月の盂蘭盆に東京に嫁いでいる娘が帰省したので、一緒に混雑を避けて12日善光寺に参詣した。猛暑で参詣者も少ないかと思っていたが、多かったのには
驚いた。
本堂前は盆踊りの準備がなされ櫓が設置されていた。

        
                本堂と盆踊り設備                               本堂西脇からの経蔵                                          石畳参道入口からの中央通り表参道


本堂参拝の後、大観進護摩堂にまわった。今まで気が付かなかったが護摩堂境内に結縁柱があった。

               
結縁柱(台座の左木片)と右奥護摩堂                   台座の左が結縁柱の木片                    説明立札

 
大観進などのHP によれば
 【重要伝統
4月から善光寺(長野市)で御開帳が始まるのに合わせ、同寺大勧進が28日、大勧進の護摩堂にある不動明王と縁を結ぶ「結縁(けちえん)
  柱」を境内に初めて建立する。不動明王には厄よけの御利益があるといい、大勧進の吉沢俊一執事は「御開帳の参拝者など大勢の方々に、不動明王と
  縁を結んでいただきたい」と話している。結縁柱は杉の柱で長さ約6メートル。大勧進の小松玄澄貫主が28日、柱に「お魂入れ」して建立する。
  本堂前に建てて前立本尊と「善の綱」でつなぐ回向(えこう)柱と同じように、結縁柱は不動明王と五色のひもで結ばれ、結縁柱に触れると、
  不動明王に触れたのと同じ御利益があるとする。善光寺の御開帳は4月5日から5月末までだが、大勧進の結縁柱は2月28日から、七五三の参拝客で
  混み合う時期前の9月28日まで7カ月間建てる。】とあった。

          
                                       説 明 立 て 札 詳 細                                               昭和27年2月28日 結願柱開眼法要の様子   
     

 

 


長野びんずる祭

2018年08月10日 | イベント・祭り

びんずる祭は長野で毎年8月の第一週の週末に行われる市民参加型の祭りで,今年は第38回である。別名を「長野市民祭」と言う。

Wikipediaには次ののように解説している。
 『長野には江戸時代に日本三大祇園祭として全国的に有名だった御祭礼弥栄神社御祭礼)があったが、戦争により中止され、終戦後に復活したものの以前ほどの賑わいには
   ならなかった。そのため、御祭礼を盛り立てる前夜祭として、1959年企業や商店の広告パレードが企画された。パレードが8年間続いた後、1967年に「火と水と音楽と若者
   たち」という若者向けのイベントが開催され、さらにそれを見直す形で1971年に「長野市民祭」長野びんずるが誕生した。
「びんずる」とは、長野市のシンボルである
  
善光寺に祀られている「おびんずるさん」にちなんだ名称である。 長野では、「おびんずるさん」にさわることで病気やけががよくなるという言い伝えもある』
  
善光寺に祀らている「おびんずるさん」とは、善光寺外陣に祀られている木像「賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)」のことである。

長野に勤務していた1981年と1,982年勤務先の連で参加した。当時は主に長野市や周辺の企業・団体などの連が主なものだった
。小中学校の子供連も当時はなかったような
気がするが記憶が定かでない。

長野びんずる祭実行委員会のHPに「新正調びんずる踊り」の解説が載っていることから、当時のびんずる踊
は今と違ったのだろう。
勤務先連で参加した時は60度位前かがみで踊ったような気がする。
実行員会のHPのイベント情報によれば 、前夜祭から始まり12のイベントがあるというが、
この猛暑の中とても見物など出来ない。当日午後のイベントに「子供みこし」が企画されていたが、熱中症対策で中止となった。

20i7年第37回は、全226連、約11,300人が踊ったとあり、県下最大級の夏祭りである松本ぼんぼんの4割程度の規模にあたるとあった。
さて今年の参加連はどの程度だったろうか、まだ公表されていない。

        
           開会式灯篭点火の儀式                                            本部前の提灯と灯籠

 

        
           子  供  連                                                 企     業     連


長盛会旅行

2018年07月05日 | 演奏会

長盛会とは長野市稲葉日詰区の老人クラブである。会員125名凡そ半数が85歳以上ご多聞に漏れず長寿社会のようだ。会則では60歳以上であるが、現在60歳代はまだ働き
盛りクラブへの加入は無理、会員の増加は難しいようだ。

春・秋年2回の旅行が計画されるが、今回春の旅行は男性22名女性9名敬31名の参加であった。

 日程
    26日(火) 13時長野出発ーーー東御市北国街道海野宿ーーー小諸市菱野温泉「常盤館」泊
    27日(水) 10時「常盤館」出発ーーー小諸市マンズワイナリ見学ーーー「常盤館」昼食ーーー長野14時半頃

*北国海道海野宿
  海野宿の街並みは江戸時代の旅籠造りの建物などと、明治以降の養蚕盛んなりしころに建てられた蚕室造りの建物が、良く調和して伝統的な家並みを形成している。
  昭和61年には歴史的な家並みであるとして、「日本の道百選」のひとつに選ばれ、続いて 昭和62年4月には「重要伝統的建造物郡保存地区」の受けている。


  
                   重要伝統的建造物群保存地区 
                      東 御 市 海 野 宿 
                                                
昭和62年62年4月28日選定
  海野宿の成立は寛永2年(1625 )伝えられる。宿場の東端に白鳥神社があり、街道のほぼ中央には用水路が流れる。宿場の東西
 には枡形が置かれ、その約6町(650m)の長さであった。宿場時代の建物の多くは、旅籠屋造で出梁造りや海野格子と呼ばれる
 2階の出格子が今もよく残されている。江戸時代から明治時代以降には、蚕に病気が出にくい気候環境と矢島行康らの先駆者の
 指導により、養蚕業・蚕種業で栄え、その富により建築された壮大な建物は宿場時代の建物の風格を受けつぎ、江戸時代の建物
 と調和して、現在の町並を形成している。
                                      文部科学省・長野県・東御市



                    
                               海     野     宿     の     街     並

                       
                 袖   卯  達                           海 野 格 子(2階の格子)                            白 鳥 神 社                

      卯建(卯立)   
    卯建
は、民家の妻壁を大屋根面より一段高く突出させて、小屋根をつけたものが江戸時代の「本うだつ」出あり、他のに「
  軒うだつ」があります。防
火壁の役割を果たし「火返し」とも呼ばれています。明治時代には二階の軒下に張り出して豪華な
  意匠をこらした袖壁「袖うだつ」が設定けられるようになりました。長屋造りでの家の仕切りで造られた「脇うだつ」模あります。
  富の蓄積や格の高さをしめす意味もあり「うだつがあがる、あがらぬ」という言葉の語源にもなっています。

  


 

      気温抜き(小屋根)
   明治になると養蚕・製糸業が盛んになり、海野宿は蚕種・養蚕業で栄えました。蚕の飼育には保温ごとても大切で、
  蚕室の1階の囲炉裏で桑の根などを燃やして暖をとりました。その煙出しと調節の為、気抜き窓が付いた小屋根が大屋根の
  上に取り付けられました。

 

 

*菱野温泉
 小諸市市街から北へ高峰高原へ向かう途中、15分程の所に菱野温泉、2件の温泉宿がある。その内の一軒常盤館に泊まる。
 常盤館には登山電車に乗って1分30秒、展望露天風呂『雲の助』がある。案内には標高1,050メートルの浴槽から八ヶ岳、富士、佐久平が展望できるとあったが、生憎の曇空
 展望出来なかった。翌朝、出発まえ付近を散策する。

 

         
        常 盤 館 入 口                                 常 盤 館 入 口 の 庭                       常盤館向かいにある低塩

        
     展望風呂「雲の介」への登山電車                      「雲の助」からの登山電車軌道                      下り電車からの写真

*マンズワイン小諸ワイナリ
  2日目27日10時常盤館を出発、マンズワイン小諸ナリーへ見学にむかう。ワイン工場内を見学、製造工程のプロモーションビデオによる説明があって、工場内を見学する。
  いわゆる一般の製造工場とは違うので興味は湧かなかった。その後メインの試飲と売店、酒好きには堪えられない。ワイナリーの向かい約三千坪の広さのワイナリーの
  日本庭園「万酔園」がある.

         
                        万         酔         園                                         「万酔園」にある「善光寺ぶどう」原木

     善光寺ぶどう原木
  善光寺の鐘声わたる奥信濃に昔から伝わる善光寺ぶどう。
  その絶滅しかけていたぶどうの個性をマンズワインが
  再発見した記念すべき原木です。
  長野市郊外より保存すべくこの地に移植しました。
  平成25年現在、樹齢100年を経ております。
       
 
 


 

 


那須高原

2018年06月09日 | 日帰りツアー名勝巡り

5月29日「ちょこっTrip」の日帰りツアーで那須高原へ行って来た。
マウントジーンズ那須ゴンドラのゴヨウツツジ群生地と、八幡つつじがお目当てであったが、八幡つつじは既に散っておりツツジの絶景は見れなかった。今年は3月から気温が高く例年よりも早く開花、花がテーマの観光ツアーは時期が合わないのもやむをえない。

長野駅ユメリアバス駐車場を6時40分出発11時半那須 ゴンドラ山麓駅に到着、ゴンドラで山頂駅へゴヨウツツジ遊歩道を散策する。昼食は高原入口近くまで下り,フィランドの森という、ミニテーマパークの中のレストランでバイキングの食事。昼食後八幡ツツジ高原へ行く。1時間程散策帰途につき20時すぎ長野ユメリアパークに帰った。

 *マウントジーンズ那須ゴンドラのゴヨウツツジ
       ゴンドラ山頂駅を降りると平坦な広場、そこから山頂周辺を1周出来る遊歩道があり、其の1部ゴヨウツツジの遊歩道を散策する。山頂一帯には「ゴヨウツツジ」が国内
  最大級の約3万本が群生しているという。
  
  ゴヨウツツジはその名の通り,葉先に5枚の葉が輪生状に付き、別名はシロヤシロツツジという。皇太子御一家、敬宮愛子内親王様のお印の花として有名。
  シロヤシロは太平洋側の山地に生息するツツジ科ツツジ属性の落葉樹。ブナ帯に生育し、時に径数10cmの大木となる。葉は倒卵形で、緑が赤く色ずくことがある。
  枝先に5枚の葉が輪生状に付くことから、別名としてゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも呼ばれている。那須を代表する花のひとつだそうだ。  

              
                             ツツジ遊歩道沿いにあったゴヨウツツジ説明版

        
                                                              散  策  道  の  ゴ ヨ ウ ツ ツ ジ

        
              散策道沿いにあった「コヨウクラックツツジ」  3ヶ所にしかないとある、初めて聞くツツジである                   下側の白い花がコヨウクラックツツジか、

 *フィランドの森
  フィランドの森はパン屋、チーズ工房、レストラン、ソーセージ専門店など様々な施設があるミニテーマパークである。フィランドの森にあるレストランでバイキングの
  食事をした。

 

        
                                               フィ ラ ン ド の 森 の 専 門 店 街

*八幡つつじ
   八幡とは応神天皇(確実に実在されたとされる最初の天皇)を祀った場所を指す地名で、那須高原有数の観光スポットだという。環境庁指定「かおり風景百選」・
  栃木県景勝100選に選ばれているそうだ。
      標高1,100メートルの那須高原の中腹に広がる八幡ツツジ園地は,約23ヘクタールにわたって約20万本のヤマツツジを中心に、レンゲツツジやドウダンツツジ、  
     トウゴク ミツバツツジなどが咲き誇るツツジの群生地だという。生憎ツツジは散っており景勝が見れず残念だった。

  中でもミツバミツジは非常に美しいツツジの代表格だそうだ。那須は火山灰土の地で酸性土壌を好むツツジがとても多いのだが、ただツツジはどれも少なからず毒が
  あるようで、特にレンゲつつじには痙攣毒があり子供などは死に至る事もあるそうだ。養蜂業者もレンゲツツジがある所では蜂蜜を取らないそうです。又、放牧した馬や
  牛が有毒なツツジを食べなかった為、ツツジだけが残って群生化したとい言われている。

     
  八 幡 自 然 研 究 路
  *八幡南つつじ群落
  昔、牛馬が放牧されていた地区でレンゲツツジやササラドウダンが多く、開放的な雰囲気が感じられます。1周20分程度で
  散策できる園路では、6月には花のを10月には紅葉を楽しめるほか、展望台からは絶景が堪能できます。
 *八幡つつじ群落
  ヤマツツジを中心としたつつじの大群落で、5月中旬から6月中旬にかけてツツジの花のいろで一面が赤く染まります。
  展望台からは眼科に広がるつつじ群落を展望できます。ここから八幡南つつじ」群落をぬけて徒歩30分程度。県立なす 
  公園自然の家に隣接する駐車場からは徒歩5分程度です。
 *つつじ吊橋
    長さ130m,高さ38m,の吊橋からは、那須連山の壮大と眼下に広がる苔戸川沿い樹林を楽しめます。
                                                                    *八幡ミズナラ林
                                                                     歩道沿いのミズナラは、どんぐりのなる木でもあり、初夏の新緑と秋の紅葉が楽しめます。


 
 *八幡のつつじ
   ここは、標高1,100mの八幡裂き公園で、ツツジの名所として、とちぎの景勝100選にも選ばれております。
  八幡温泉の周囲約13haに、山ツツジの大群生地が広がっており、現在は其の中央に位置しております。園内には、ほかに
  レンゲツツジ、サラサドウダン、ベニサラサドウダン(赤色)など10万本以上のツツジ類が5~6月にかけて咲きほこり、
 1面が燃えるようなピンク色に染まります。
  この付近は、那須温泉郷では最も展望のきくところで、広大な那須野が原を見渡すことができ、ふりかえると噴煙をあげる
  茶臼岳や険しい朝日岳などを中心とした那須連峰の大パノラマを楽しむことができます。

  

 
        
                       遊歩道両側ツツジの満開時は一面真っ赤に染まり見事な景観だろう

*つつじ吊橋
 遊歩道之散策もほどほどに、「つつじ吊橋」を見に行く。駐車場からは徒歩20分とあったが、ややきつい勾配の遊歩道で年寄りの足では往復1時間程分かかった。

 つつじ吊橋園地
 
要約:茶臼岳に源をはっする苔戸川をはさみ、八幡のツツジ群落と殺生石とを結ぶつつじ吊橋は、長さ130mで無補鋼桁
    歩道吊橋としては、県内では那須塩原市の「もみじ谷大吊橋」の320mに次ぐ2番目に長い吊橋。高さも栗山村の
    瀬戸合峡「わたらっしゃい吊橋」100mに次ぐ2番目に高い吊橋。昔はかずら(つる)で編みながら谷に架けたの
    が吊橋の始まりといわれている。「つつじ吊橋」は主索が直径が65mmのワイヤーケーブルで多重70㎏Kのひとが
    560人乗っても耐えられるものでつくられている。吊橋からは、茶臼岳、朝日岳、真上から見た樹木の姿を見る
    ことがきる。