後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

東京山の下名所と下町散策

2010年10月21日 | 名勝旧跡巡り

金婚式の翌日、 はとバスの 「山の手名所と下町」を娘2人と東京観光、観光ルートは以下。
  「 浅草観音と仲見世ー八芳園(昼食)ー六本木ヒルズ・東京シティビューー東京クルーズ」

1.浅草寺
  浅草寺は2~3回参詣したが何時も雷門・宝蔵門・本堂とすんなり参詣仲見世商店街をぶらつくだけだった。今回は仲見世は素通り、浅草寺の西側境内を散策した。影向堂・淡島堂・銭塚地蔵堂の他周辺諸堂舎が多数ある。本堂右側にも二天門(重要文化財)・弁天堂があった。残念ながら回れなかった。

影向堂には生まれ年(干支)ごとの守り本尊がお祀りしてある。淡島堂は現在の本堂が建立されるまでの仮り本堂で本堂再建後平成6年移築改修され、銭塚地蔵堂は石仏六地蔵尊が本尊で台座の石塔の下に「寛永通宝」が埋められたいるとされることから「銭塚地蔵」と名づけられたそうだ。

          
     雷門(正面)        雷門(裏側)          宝蔵門

      
            本    堂                         五重塔

           
      影向堂             淡島堂       浅草寺境内からのスカイツリー

2.八芳園
  ここで昼食(和食)をとる。昼食後庭園を散策、3組の新郎新婦が方方で記念写真を撮っていた。今日挙式したわけではなさそうだ。多分結婚式の日程の中で、挙式とは別の日に記念写真を撮っているのだろう。素晴らしい庭園であった。

八芳園といえば結婚式場・披露宴会場で知られているが、古事来歴は知らなかった。八芳園のHPによれば「この地は安政元年には松平薩摩守の下屋敷であった事が確認出来るだけ。明治末には実業家渋沢喜作氏へ、その後日立製作所の創設者の久原氏に渡り自然野庭園を生かした大庭園を建造、戦時中も大きな被害を受け無かった。昭和25年料亭等の経営者長谷敏司氏を会長に株式会社八芳園がスタートした。」とある。(詳しくはHPのは八芳園の歴史を)


         
                八  芳  園  の  庭  園

3.六本木ヒルズ
  ホリエモンこと堀江貴文元ライブドアー社長の事件や、六本木に観覧車の設置で物議を醸したことで、六本木が有名(昔から有名だったか)になった六本木ヒルズ。兎に角1度は訪れて見たいと思っていた処だ。


開発経緯を調べたら「六本木六丁目のこの地区の開発は、1986年「再開発誘導地区」の指定を受け地区内の権利者8割約400件の参加で、指定から15年経過した2000年に着工し2003年竣工した。」とあった。

観光のメインは森ビル52階の東京シティビューであろう。東京の一望は20年程前か東京タワーで見て以来である。高層ビルがに林立し全く景色が変わっている。再上階53階には森美術館、現代アートを中心にファッション・建築・デザイン・写真・映像など様々なジャンルの展覧会が開催されているという。

今回は吉岡健仁・篠田太郎・栗林 隆三氏のネイチャーセンス展が開催されていた。日本の自然知覚を考える3人のインスタレーションだそうだが、近代美術に音痴の私には良く解らない。

4.東京湾クルーズ
  シンフォニーモデルナという総トン数2,618トンの客船で、日の出埠頭を出てお台場海浜公園付近まで約50分の周遊で、お茶を飲みながらの休憩時間のようなものだ。

   
          ベイブリッジとお台場遠景                    シンフォニーモデルナ

お上りさんの東京観光の1日であった。


金婚式&江戸東京博物館

2010年10月12日 | 戯言
1.金婚式

10月7日は結婚記念日、今年は結婚して50年目を迎え、嫁いだ2人の娘夫妻が金婚式を祝ってくれた。

百科事典Wikipediaによれば,「結婚式からの経過年数によって名称があり、その名に相応しい贈り物を夫婦間で交換する。」とある。私共は記念日に何もしていないどころか結婚記念日を忘れたことも再三である。

イギリス式では以下のとおりである(Wikipediaより)

  • 1周年:婚式
  • 2周年:婚式、綿婚式
  • 3周年:婚式、糖果婚式
  • 4周年:婚式、(婚式)、婚式(皮革婚式)、書籍婚式
  • 5周年:婚式
  • 6周年:婚式
  • 7周年:婚式
  • 8周年:青銅婚式、ゴム婚式、電気器具婚式
  • 9周年:陶器婚式
  • 10周年:アルミ婚式、婚式
  • 11周年:鋼鉄婚式
  • 12周年:婚式、亜麻婚式
  • 13周年:レース婚式
  • 14周年:象牙婚式
  • 15周年:水晶婚式
  • 20周年:磁器婚式、陶器婚式
  • 25周年:婚式[1]
  • 30周年:真珠婚式
  • 35周年:珊瑚婚式
  • 40周年:ルビー婚式
  • 45周年:サファイア婚式
  • 50周年:婚式
  • 55周年:エメラルド婚式
  • 60周年:ダイヤモンド婚式
  • 75周年:プラチナ婚式
  • ちなみに「平成22年高島暦」の結婚記念日の欄には
     十年錫婚・二十年陶婚・二十五年銀婚・三十年真珠婚・五十年金婚・六十年ダイヤモンド婚
    が記載されている。

    祝賀会場は丸の内ホテル内の「大志麻 椿寿」で、孫(次女の娘)も参加7名で何年振りかで一同に会した。
    加賀料理の会席で美味しく頂きながら歓談し思い出に残る金婚式であった。
    ダイモンド婚式まで生きながらえるか心元無いが精々2人で精進するつもりだ。

    2.江戸東京博物館

     久しぶりに来た東京なので、金婚式当日の午後、長女から聞いていた両国の「江戸東京博物館」へ行ってみた。

    特別展は江戸時代の隅田川及び流域の名所を含む多くの優品として収集された館所蔵の「描かれた隅田川」を中心に、葛飾北済や歌川広重等多数の画家の屏風絵・絵巻・掛物などの作品が展示されていた。

    常設展の5~6階は「寛永の大名屋敷・町人地・棟割り長屋・両国橋西詰・三井越後屋・芝居小屋・助六の舞台、明治からの鹿鳴館・銀座煉瓦街・凌雲閣・朝野新聞社」など、広いフロアーいっぱいに展示されていた。

    企画展は徳川御三家のようには知られていない徳川御三卿(田安・一橋・清水の三徳川家)の各家に残る名品と、三卿の果たした役割の展示説明である。時間がなく詳細に見れ無かった。御3家と同じく将軍家の跡継ぎを輩出する事を目的に創設されたものだそうだ。

                               
          江戸東京博物館    寛永の大名屋敷     三井越後屋江戸本店  凌雲閣(12階)
                         松平忠昌邸
       
           
                     江 戸 城 本 丸 
              左;大広間   中;松の廊下   右;白書院

          
                   隅 田 川 両 国 橋
          
                
                     助 六 の 舞 台                 

    3.旧安田庭園と国技館

    博物館の東隣に国技館その北隣に旧安田庭園がある。旧安田庭園を30分程散策、さほど広くないが綺麗な回遊庭園だ。国技館は相撲博物館を見たかったが時間がなく外観を見るだけ。

                 
       国技館                   旧    安    田    庭    園  

    午後4時半頃ホテルへチェックイン。5時半長女が迎えに来る。6時金婚式場の「大志麻椿寿」へ出掛ける。