後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

結婚式

2009年10月13日 | Weblog
10月10日(土)姉のお孫さんの結婚式に招かれた。

挙式は善光寺 大勧進 である。話には聞いていたがお寺での結婚式は初めてである。日本での結婚・葬儀の儀式は、主として神道・キリスト教それぞれの流儀により執り行にっているが、仏教では葬儀だけだろうと思っていた。然し考えてみれば他の宗教が両方扱っているのだから、仏式による結婚式があってもおかしくはないのだろうと思う。又、招待状には仲人の記載がなかったが、多分人様の仲介で見合いをして結ばれた訳でも無いのだろうから当然のことなでしょう。昭和1桁生まれにとっては一寸考えられない事で、昔はお互いお付き合いして決めた結婚でも、わざわざ仲人をしかるべき人に依頼したものだった。

結婚式次第には興味津津であった。短いお経が3回挙げられたがお経の内容は全く解らない。指輪の交換・三々九度の杯・誓いの言葉などは他の宗教と殆ど同じ進行だった。変わった所では「数珠を僧正が授ける」儀式があった。仏教ならではの儀式であるが結婚式には一寸違和感があった。数珠の本当の意味を知らない為であろうか。

披露宴は今まで経験したのものとは違い、誠にユニュークで感嘆する事ばかり素晴らしい宴席であった。お2人の馴れ初めは高校担任先生の祝辞や新郎の叔母の話によると、同じ高校の同級生でクラブ活動で知り合い、それ以来のお付き合いで12年目にしてゴールインしたものだそうだ。仲人がいないのも当然のことであろう。従来の披露宴では、新郎新婦が1段高いメインテーブルで雛壇の飾り物の感があったが、今回は全く違いメインテーブルも同じフロアーで新郎新婦が主役であった。新郎の挨拶から始まり、高校担任先生・新郎勤務の会社社長の祝辞に続いて多彩の演出で宴席が盛り上がり、お二人の門出に相応しい披露宴であった。両家のご両親・新郎の祖母さんの、緊張の中での御喜びの表情が印象深かった。