後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

長浜・竹生島散策

2010年09月18日 | 旅行
先日小京都といわれる長浜市と琵琶湖竹生島へ行って来た。
長浜と言えばNHK 大河ドラマ「功名が辻」で秀吉の出世城、またその後城主山内一豊千代の物語として知っている程度だ。

長浜は北国街道の歴史を受け継ぎ現代は、黒壁建築・ガラスの文化まち。そして子供歌舞伎と曳山の山車。
黒壁ガラス館・曳山博物館・浄土真宗長浜御坊大通寺をまわり、大手門通り商店街を散策した。

黒壁は明治33年建てられた百三十銀行長浜支店が平成元年黒壁ガラス館としてよみかえった。他にも黒壁美術館やミュウジアム黒壁などがあり、ガラス館が1号館で美術館が10号館だから相当あるのだろう。

                            
  黒壁ガラス館    仝 前庭モニュメント(ガラス製品)   表参道通り「狐のモニュメント」

     
           長浜大手門通り                                        曳山博物館
  
              
   豊国神社                 大通寺山門           大通寺本堂        
  長浜城主豊臣秀吉公を祀る

曳山博物館では13基の曳山の内2基展示されていた。

曳山といえば、京都の祇園祭りの山鉾・岐阜高山のからくり屋台が有名だが、残念ながら白浜の曳山は知らなかった。曳山での子供歌舞伎が珍しい。いつか祭りに来て見たいものだ。

次の写真は博物館は写真撮影禁止なので長浜観光協会のフォトライブラリーからダウンロードしたもの。

                 
               

         
  
          

14時の船で長浜港から竹生島へ、30分で竹生島港へ到着。
小さい島、周囲約2Kmで島には宝厳寺と都久夫須麻神社しかない。住職も神主も夜は帰るそうだ。

昔、神仏が一体化していた時、弁天堂・観音堂と都久夫須麻神社等の塔頭を総称して宝厳寺といっていたが、明治の廃仏希釈により,現在の「宝厳寺」「都久夫須麻神社」に分かれたのだそうだ。観音堂と都久夫須麻神社は船廊下(重要文化財)といわれる渡廊下でつながっている。

あいにく国宝の都久夫須麻神社本殿が修復工事中で拝観出来ず残念だった。もう一度訪れたい所である。

神社の拝殿から「かわら投げ」がある。ここから素焼きの皿に願いを書き岩場に立つ鳥居に投げ、鳥居をくぐれば願い事が叶うといわれている。2回投げたがくぐらなかった。素焼きの皿が軽すぎるためと思うが、投げ方が下手なのかも。

                  
弁天堂への165段の階段   本尊弁財天が安置されている弁天堂 
                    江の島・厳島と並んで日本三大弁財天の1つ

                             
      観音堂入り口の唐門(国宝) 唐門を入ると観音堂
      西国33所観音霊場の30番札所

                  
  船廊下(重文)      かわら投げの鳥居    都久夫須麻神社(本殿は国宝だが
                                  修復中でシートで覆われていた
                  
      
竹生島港と左に宝厳寺弁天堂・右に都久夫須麻神社・        片桐且元手植のモチの木
中程に宝厳寺観音堂                              樹齢約400年