後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

関東の大藤巡り

2012年05月18日 | 名勝巡り
11日バスツアーで「藤岡市のふじの咲く丘・本庄市長泉寺の骨波田の大藤・足利市のあしかがフラワーパーク」へ行ってきた。
 
北関東に大藤が沢山あるのには驚いた。今年は寒い日が遅くまで続き、突然初夏の気温となり房の伸びが悪かったそうだ。関東の藤の見頃は4月下旬から5月中旬で今回は丁度良い時期で3か所すべて満開だった。
 
ふじの咲く丘は藤岡市の4大名所(ふじの咲く丘・桜山公園・ららん藤岡・土と火の里公園)の一つである。昭和54年、藤岡市の花に認定された「藤」。2.3haの園内には、250mの藤棚、45種類の藤があるという。藤の見本園では、盆栽を大きくしたような見事な各種の藤が並んでいた。
 
  
       
 
  
                       ふ    じ     見    本    園 
 
             
                        ふ    じ    見    本    園
 
                              
 
「長泉寺の骨波田」(”こつはだ”が正式呼称だが、通称”こっぱだ”と言っている)の大藤は見事でした。境内には紫4本・白1本・赤1本の計6本の藤棚があって、そのうちの紫ナガフジは推定樹齢およそ650年・白藤は推定樹齢250年と言われている。
 
     
 
 
     
 
 
      
 
 
「あしかがフラワーパーク」は足利市の郊外にあって、世界でも最大級の藤のガーデンで園内の広さは88,000平方メートル。
樹齢140年以上500畳分の藤棚を持つ大藤3本と世界でも珍しい500畳敷きの八重の大藤棚や、黄花藤・白藤のトンネル、300本の庭木作りの藤に満喫した。藤の他、つつじ・石楠花などが丁度満開咲き乱れていた。

大藤4本は平成8年足利市朝倉町から樹齢100年を超える藤をここに移植し根付に成功、大規模な移転は前例がないと言われ、移転費用は1億円を超えたといわれている。
 
平日だが入園者が多く園内のショッピングセンターは大変な混雑だった。入園料は花の咲き具合により変り今回は1,700円であった。