後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

河津さくら

2013年03月10日 | 桜巡り

2月26~27日1泊2日で「河津さくら」に行って来た。天気予報では27日は雨模様、、桜の開花状況も前の週の寒波のため、せっかく開花しはじめた桜も足踏みしているらしい。観光バスツアーなので変更も叶わず期待せず出掛けた。バスツアーなのでメインの「河津さくら」は初日、2日目は「稲取の雛のつるし飾り・みなみの桜・堂ヶ島(らんの里・海岸遊覧船)」を回った。

参加者40名バスは満席、昼には沼津市に到着、沼津港市場食堂街で自由昼食。客が多く混んでいて、順番待ちの食堂は避け、空いていた寿司屋(港の市場食堂街で刺身料理以外の料理は無さそう)に入った。店主ご夫妻のこじんまりした寿司屋で、店主と雑談していたら店主は長野県の北信・坂城町の出身だという。ここに落ち着いて40年たったそうだ。昨年は姪娘の結婚式で長野に行ったそうで、善光寺参道の改修の話などで大分懐かしがられた。

Wikipedia百科事典によれば、「カワヅザクラ(河津桜)は、日本にあるサクラの一種である。オオシマザクラ とカンヒザク ラの自然交雑種であると推定されている。1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜である。花は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い。また花期が1ヶ月と長い。原木は1955年偶然発見され、樹齢55~65年と推定されている。1968年頃から増殖されている」とあった。

まだ咲き始めというのに、河津桜祭り会場の駐車場は観光バス・マイカーで満車ではなかったが、誘導整理の方々大変のようだった。自分のバスの駐車位置を何かを目印に確認しておかなければ、帰りに探すのに苦労しそうだ。

河津さくらは予想通り2部咲き位か、綺麗とはいかないが止むをえない。河津さくらの原木をバスの中から見たが5分咲き程度だったか。増殖がはじまって45年、現在の見事な桜並木だが、古木のないのも頷ける。

           
         観光客は多いが桜は咲き始め、一部咲いているピンクの桜。

    川沿いの桜並木、満開になったらさぞ綺麗だろうに、残念だ 
  自分で決めた日程ではないので止むを得ない。 

 

 

           
                  稲取の雛のつるし飾り

 つるし飾りは伝統工芸の一種で、雛祭りの際に糸の先に布製の人形
 どを吊るして
な人形とともに飾る。福岡県柳川市さげもん静岡県
 伊豆町
稲取地区の雛のつるし飾り山形県酒田市傘福を称して日本
 三大手芸といわれている。(wikipedea百科事典より)

 

         

   南伊豆町青野川沿いの河津桜。河津待ち同様桜まつりでに賑わって
  いた。河津町の桜より南に位置するためか多少早く咲いたようだ。

  みなみ伊豆町は「みなみの桜と菜の花まつり」で、バスのなか見た
  菜の花は丁度満開だった。

 

メインの桜を見た後、堂ヶ島に向かいホテルで昼食後、「洞窟めぐり観光船」と「ランの里」巡りの2者択一、観光船を選んだ。時間あれば「ランの里」へも行きたかったが時間の関係で無理だった。雨上がりで海が荒れていて就航が危ぶまれたが運航されていた。残念だが波が高く洞窟の中には入れなかった。

         
          「伊豆の松島」といわれる堂ヶ島沿岸の島々 
      
      
「天 窓 洞」 この中にも遊覧船が入ってくるそうだ。

  
 「三四郎島」  干潮時には陸続きになる

堂ヶ島の陸側には波による浸食で、トンネルでも掘ったかのようにたくさんの洞窟が作られているという。
遊覧船が一隻進入できる広さを持っているため、堂ヶ島をめぐる遊覧船は、洞窟の上に穴が空いている天窓洞にも入って行く。今回は高波のため洞窟の中には入れず中から天窓洞は仰げなかった。何時か洞窟の中を遊覧船で入ってみたいものだ。