7月25日旅行会社「ちょこTrip」のツアーで、上越市高田公園蓮の花と、妙高高原杉野沢から笹ヶ峰ダムへの途中にある「苗名滝」へ行って来た。参加42名バスは満席で、42名の中で男性は4名、何時ものことながら男性の参加はまれだ。9時長野駅東口を出発、高田公園
蓮の花~料亭「宇喜世」(国登録有形文化財)で昼食~苗名滝と回り17時長野駅東口に帰着した。
*高田公園の蓮の花
高田公園の桜は有名だが、東洋1と言われるお堀の蓮の花のことは知らなかった。明治4年戊辰戦争と大凶作による苦しい財政を再建し
ようと,戸野目村(現在も戸野目の地名は残っている)の大地主(初代村長)が、私財を投じてお堀に「れんこん」を植えたのが始まり
だそうだ。昭和8年蓮の研究で知られる大賀博士が「はす池の規模の多きことは世界でもまれで特に紅白入り交じっているのは珍しい」
と激賞、それ以来東洋1と語り伝えれているという。高田公園の城跡をめぐる外堀(南堀・西堀・北堀)全面が蓮で埋め尽くされてい
た。
ハタヨーガのカルチャーに行っているが、主宰の堀之内博子先生の創作「蓮の花のムドラー」がある。このムドラーは蓮の花の誕生・
開花・還元で構成されている。その中の開花には1日目・2日目・3日目・4日目とあるが、蓮の花の開花の説明が案内の資料と公園
内の説明立札にあった。
1日目 午前5~6時頃から、1分間で2ミリ位の速さで開き始め、3センチ位まで開いてから、午前8時頃に閉じる。
2日目 午前1~2時頃から開き始めて、午前7~9時頃までにお椀状に開き、昼頃までに閉じる。
3日目 午前1~2時頃から開き始めて、午前9~10時頃までに完全に開く。午後は半開きとなり、そのまま、その日は終わる。
4日目 夜中から開き始めて、午前6時頃には完全に開く。その後花びらが落ち始めて、午後には花がなくなるといわれている。
「蓮の花のムドラー」開花のポーズも、4日の開花を見事に表現されており日ごとに大きく開花するポーズとなっている。
高田公園内の「高田城」と「内堀」
西堀の蓮 奥に見えるのは赤い西堀橋 左の2輪は4日目か? 右上は3日目か?右下は1日目か2日目
西堀の多分3日目か4日目と思われる蓮の花 4日目? 1~2日目? 4日目?
*苗名滝
スキー場で名高い妙高高原杉野沢から更に関川沿いに笹ヶ峰ダム・笹ヶ峰牧場方面に向かう途中、関川に降りると苗名滝入口の駐車
場に到着する。そこには砂防堰堤があってその脇の遊歩道の階段を通りそこから徒歩15分程度で苗名滝に着く。この先上流には
2の滝・3の滝・4の滝と4連の滝が連なっているが、道もなくいくことはかなわない。苗名滝は日本の滝百選の1つになっている。
落差55mで水勢が白雪や白雲のようで比類ないということから、無井滝(ないたき)と名付けられたと言われているそうだ。
遊歩道入口の関川の砂防堰堤 堰堤左側は遊歩道の木製階段
ダム遊歩道階段から見る駐車場と階段に通じる吊り橋