*サンゴミズキと黄金ミズキ
先日地元信濃毎日新聞に千曲市小舟山の千曲川添の畑に「サンゴミズキと黄金ミズキ」が栽培されており収穫時期を迎えている記事があった。ミズキと言えば
花水木しか知らないが、花水木は長野市や千曲市で街路樹に植樹されている。花木などに疎いので「サンゴミズキ」や「黄金ミズキ」は知らなかったが、
生花に使用されているという。Wikipediaにはサンゴミズキは「落葉低木。冬に枝が美しい赤に色付くので、これを花材にする。花期は5~6月頃で、5mm程度の
黄白色の小花を多数つける。」とあった。珍しいので早速見に行って来た。
サンゴミズキ 黄金ミズキ
*90歳何がめでたい
佐藤愛子著「90才何がめでたい」の新聞広告を見て購入した。理系の人間、文学には疎く恥ずかしいがことだが、佐藤愛子女史の小説は読んだことはない。
面白そうで50万部のベストセラーとあったので購入した。
昭和一桁生まれには、氾濫するカタカナ語、短縮された省略語、新聞を読んでもTVを見ても解らない言葉が多く戸惑うことがしばしばである。
日頃年寄りにはついて行けない世相の移り変わりに忸怩たるものがあり、胸の奥にしまい込んでいたが、この1冊で一気に吹き飛び、読み始めたら我が意を得たり、
笑いが止まらず、一気に読み終えた。訪ねて来た女子に騙され有り金を奪われた時、手伝いさんの「人から騙されるとも騙す人間になるな、とおじいさんからよく
言われたものです。先生はご立派です。」と慰められた逸話には、1世代前の家庭の躾に感銘した。
本の帯に書かれている書評にも同感でコッピーした。
本の帯にの書評
このエッセイ集を拝読した数日後、民放TV「徹子の部屋」に佐藤愛子女史との対談があった。93才とは思えな綺麗な御婦人で矍鑠としていらっしゃったのには驚いた。