大谷資料館を11時半頃出発日光に向かい、門前の日光カステラ本舗店(団体向けの食堂)で昼食後、東照宮に向かい12時過ぎ輪王寺本堂前の駐車場に着く。案内人により 輪王寺本堂三仏堂(重文)――輪王寺護摩堂 ーー石鳥居(重文)ーー五重塔(重文)――表門(重文)ーー神厩舎(三猿)・
三神倉(重文)--御水舎(重文)――陽明門(国宝)ーー回廊(国宝)――眠り猫ーー唐門 (国宝)ーー御本社(国宝)ーー本地堂(薬師堂 鳴き龍)と回った。他にも回廊の内側には重文の祈祷殿・神興舎、更に御本社の裏側に奥宮(重文)がある。案内人は本地堂までで鳴き龍を聞いた後、時間の関係もあり表参道を真っ直ぐ輪王寺駐車場に戻った。
案内人が種々説明してくれたがメモをとっておらず、以下の解説はウイキペディア百科事典から引用したものである。
*日光山輪王寺
日光山輪王寺は本堂(三仏堂)・大猷院・慈眼堂・常行堂・中禅寺・大護摩堂・四本龍寺等のお堂や本坊、さらに十五の支院を統合して出来ており、
その全体を指して輪王寺の総称である。
日光山は天平神護二年(766年)に勝道上人(しょうどうしょうにん)により開山さた。以来、平安時代には空海、円仁ら高僧の来山伝説が
伝えられ、鎌倉時代には源頼朝公の寄進などが行われ、関東の一大霊場として栄えた。江戸時代になると家康公の東照宮や、三代将軍家光公の
大猷院廟が建立され、日光山の大本堂である三仏堂と共にその威容を今に伝えている。
本堂の裏手にある大護摩堂は日光山随一の護摩祈願所で、内陣には、ご本尊「五大明王」(ごだいみょうおう・平安中期作)を中心に、
「七福神」や「十二天」など30躰の仏さまや祖師像がお祀りされている。
輪 王 寺 本堂三佛堂修復中 護 摩 堂
*日光東照宮
日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は、江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権(とうしょうだいごんげん)を祀る神社。日本全国の
東照宮の総本社的存在である。正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」であるが、他の東照宮との区別のために、「日光東照宮」と呼ばれることが
比較的多い。
元和2年4月17日(1616年6月1日)、徳川家康は駿府(現在の静岡)で死去した。遺遺骸はただちに駿河国の久能山に葬られ、翌元和3年(1617年)
現在の地に改葬されることとなった。家康が日光に祀られることになったのは、家康本人の遺言からである。
日光東照宮の建物には、多様な動物の木彫像がみられることが多い。。神厩舎には猿の彫刻を施した8枚の浮彫画面がありその中で眠り猫に続いてよく知られている、「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な三猿は、この神厩舎に造られたものの1枚に過ぎない。なお、「見ざる、言わざる、聞かざる」は「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えであり、転じて「自分に不都合なことは見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えにもなる。
日光東照宮の陽明門は、日本を代表する最も美しい門で、宮中正面の名を頂いたと伝えられている。建物全体がおびただしい数の極彩色の彫刻で覆われ、
一日じゅう見ていても飽きないということから、「日暮御門」と称されている。古寺逸話やこどもの遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされて
いる。他の社殿と同様、寛永13年(1636年)の造替である。建築形式は三間一戸楼門で、規模は桁行(間口)が約7メートル、梁間(奥行)が約4メートル、棟までの高さが約11メートルである。
門の左右は袖塀を介して東西廻廊につながる。門を入ると正面が唐門で、その先には拝殿がある。
東照宮入口 石鳥居(重文) 五重塔(重文)
←表門(重文);東照宮最初の門で左右に仁王門が安置されているところから仁王門とも呼ばれている。
表門を入った広場に三神倉と神厩舎がある。
三 神 倉(重 文)
上神倉・中神倉・下神倉を総称して三神倉と言い、この中には春愁渡御祭「百物揃千人武者行列」で
使用される馬具や装具類類が収められている。また、上神倉の屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の
大きな彫刻がほどこされている。
←神厩舎
神厩舎、ごは神馬をつなぐ厩です。昔から猿が馬を守るされているところから、長押上には上がある猿の
彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。中でも「見ざる・言わざる・聴かざる」の三猿が有名。
陽明門(国宝)入口両側に鐘楼がある 陽 明 門
眠 り 猫(国宝);←左甚五郎昨と言われている。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られた
とも言われています。
←唐門;全体が胡粉で白く塗られ、「許由と巣父」や「舜帝朝見の儀」など細かい彫刻がほどこされている。
←本地堂(薬師堂) 鳴き龍
東照宮境内最大の建物で昭和四十三年の再建された。34枚の檜の板に描かれた6m*15mの鳴竜の
天井画が 有名で家康公を薬師如来の化身としたことから 「薬師堂」とも呼ばれ薬師瑠璃光如来像が
祀られている。
また、「鳴竜」の天井画で知られ竜の頭の下で手を叩くと、天井と床とで共鳴して鈴を鳴らしたような
余韻が聞こえる。説明者が拍子木を鳴らして聞かせてくれた。
←石鳥居から見た参道
突き当り左に輪王寺の正門がある。
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