t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

たかが椅子・されど椅子

2008-01-07 21:14:15 | 物欲の権現さん
中古のイームズのサイドシェルチェアを買ったのは5年以上前。
普段使いをするようになって2年以上になります。

シェルのファイバーは出まくり、
一部欠損があるシェルの色は濃いオレンジ。
FRPは現在再発されているポリプロピレンと違いますので
どーいう力の入れ方をしたらひびが入るのだ? と
大変不思議になるのですが、本来座面は大変にタフです。
(FRPはガラス繊維が混入されてますので、廃棄も困難、
環境に優しくない素材です…)

大変シンプルなHベースですので、
私個人はイームズらしさを楽しめるデザインだと自負しています。

 自分が所有するものは何にでも価値を見いだしたいものだ。

が、このタイプ。
座面がプラスチック一辺倒ですので、
夏場の暑苦しさ、冬場の寒さへの想像は容易いように、
身体にあまり優しい設計ではありません。

クッションやパッドを敷けばいいものですが、
この手のアイテムを使う人は、多分、
敷物をしてせっかくのデザインが損なわれることを
大変いやがります。
私も最初はいやでした。

でも、太もも・お尻から背中にかけて
冷えまくるので我慢ならないのです。
カウラグにムートンのクッションに毛布を敷いている現在、
それでも寒さを感じる私は冷えに大変弱い体質です。

また、macを操作する机で使っているこの椅子、
座面の奥が沈み込み、太ももから膝にかけて
持ち上がる設計になってます。
腰が沈むのですから、背中もぺたーんと倒れます。
お仕事でばりばり使う椅子ではなく、
ダイニングやリビングで談笑等の目的に使うのが
本来正しいありかたなのではないかと思われます。

ワーキングチェアみたいにリクライニングも
昇降もできませんので、
めちゃくちゃ使いにくい体勢でぱちぱちしてますので…
集中できない……
背筋延ばして腹筋引き上げてトレーニングよ! 
などと最初の頃は思ってましたけど、
両足裏が床にぺたんと付かない体勢でのデスクワークは疲れます。

2005年にそれまで使っていたアーロンの代わりに
物置からごそごそ引っ張りだしてほぼ2年強。
極力気にしないようにしてきましたが…
もう限界に近いような気がします。
なんせ、今使っている机より若干低めなのに加えて
お尻方向に沈む座面、
肩がいかり気味になるのですよ、
意識しないようにしてますけど、
「ばりばりに凝ってますね、肩」と言われるのも当然…。
会社でもpc操作率はほぼ100%だし、
ここは無理せず
ワーキングチェアを新調すべきではないかしらと思い始めています。

前使ってたアーロンに戻るか?
でも、あれも冷たいんですよね、
フレームはスチールなのでとことん女性に優しくない。
手放したのも、冬の寒さが我慢ならなかったからです。
今後も冬を耐える気になれなかったのです。

 また、メッシュ地の座面は、夏場に座ると
 座面に当たる部分がボンレスハムになってしまう……
 それもちょっといやでした。
 自宅作業ならではの悩み、夏場は肌露出率が高まりますから。

しかし、長時間作業をする人には優しい設計なのは確かなので、
それに匹敵するタイプがいいなあと…

近頃は機能的に随分とアーロンを彷彿とさせる椅子が
多々見受けられるようになってきましたので、
お尻が暖かく、作業に集中できる椅子を物色しようかと思ってます。
もちろん、デザインも花丸の奴をね。

使えれば何でもいい、ではなく、
見た目の良さにもこだわりたくなってしまう、
私は困った奴でございます。
コメント (2)
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