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ぼけっとしていましたら、
会期終了間近まであと数日でしたので、
あわてて昨日、土曜日の夜間開館に合わせて
行ってきました、ラ・トゥール展。
風の便りに、空いていると聞いていたので
あなどっていましたら、
7時ちょい前なのにめちゃくちゃ混んでいました。
先週終了したゴッホ展へ流れていた人が
こっちへまわってきたかのようです。
ゆっくり心ゆくまで絵を鑑賞する場は、
企画展にはないのかな。
いやいや、今回は会期を見誤った私の
戦略ミスでした。
全般の印象としては、
光源をろうそくに頼っていた時代の絵の陰影が
異彩を放っていたように思えました。
ルーベンス等の華やかさはありませんが、
心にじわじわしみ通る闇と光の対比を
どう言葉に表したものやら。
個人的にはとても好きな絵の数々でした。
目当ては、「大工の聖ヨセフ」。
はるか昔、高校の美術で模写の実技をした折、
私の友人は絵中のろうそくを持った少女を選び、
陰影の綾に、妙に惹かれたのですが、
実は今回の企画展の宣伝を見るまで、
この絵の作者、ラ・トゥールの名前はおろか
絵のタイトルも知りませんでした。
温故知新の気分です。(ちょっと誤用…??)
念願の絵を見れてしあわせ…であるはずなのに、
あれ、なんか違うな、なんで? と思ったらば、
札には「模作」の一文字が。
大変よく描けているけれど真作ではなかったのです。
楽しみにして行く展示会の目当ての品が
模作・複製は上野で2回目。
ちょっとしょんぼりさんになったのでした。
でも、目当て以外にお初でお気に入りの絵が
1つみつかったのは収穫でした。
「犬を連れたヴィエル弾き」
また一つ心の友が増えました。
29日で終わってしまう展示会ですが、
これからの訪問と、行ったら必ずグッズを買う方へ、
ご参考までに。
地階より1階入り口すぐのショップの方が
品数多くて豊富です。
昨日行った時点では、
ヴィエル弾きの足元にいるわんこのペーパーウェイトは
地階には置いてませんでしたよ。
会期終了間近まであと数日でしたので、
あわてて昨日、土曜日の夜間開館に合わせて
行ってきました、ラ・トゥール展。
風の便りに、空いていると聞いていたので
あなどっていましたら、
7時ちょい前なのにめちゃくちゃ混んでいました。
先週終了したゴッホ展へ流れていた人が
こっちへまわってきたかのようです。
ゆっくり心ゆくまで絵を鑑賞する場は、
企画展にはないのかな。
いやいや、今回は会期を見誤った私の
戦略ミスでした。
全般の印象としては、
光源をろうそくに頼っていた時代の絵の陰影が
異彩を放っていたように思えました。
ルーベンス等の華やかさはありませんが、
心にじわじわしみ通る闇と光の対比を
どう言葉に表したものやら。
個人的にはとても好きな絵の数々でした。
目当ては、「大工の聖ヨセフ」。
はるか昔、高校の美術で模写の実技をした折、
私の友人は絵中のろうそくを持った少女を選び、
陰影の綾に、妙に惹かれたのですが、
実は今回の企画展の宣伝を見るまで、
この絵の作者、ラ・トゥールの名前はおろか
絵のタイトルも知りませんでした。
温故知新の気分です。(ちょっと誤用…??)
念願の絵を見れてしあわせ…であるはずなのに、
あれ、なんか違うな、なんで? と思ったらば、
札には「模作」の一文字が。
大変よく描けているけれど真作ではなかったのです。
楽しみにして行く展示会の目当ての品が
模作・複製は上野で2回目。
ちょっとしょんぼりさんになったのでした。
でも、目当て以外にお初でお気に入りの絵が
1つみつかったのは収穫でした。
「犬を連れたヴィエル弾き」
また一つ心の友が増えました。
29日で終わってしまう展示会ですが、
これからの訪問と、行ったら必ずグッズを買う方へ、
ご参考までに。
地階より1階入り口すぐのショップの方が
品数多くて豊富です。
昨日行った時点では、
ヴィエル弾きの足元にいるわんこのペーパーウェイトは
地階には置いてませんでしたよ。
やはり企画展は会期終了間際が
混むのが法則。
しかしまた、会期終了間際まで、
そのことを忘れてしまうのも
法則なんですよね(笑)
光源をロウソクや自然光に頼って
いた時代...
想像力をちょっと遊ばせれば
絵画を鑑賞するにも
無限の楽しみが生まれますよね。
しかし、ゴッホ展でも
「ゴッホが見た可能性が高い」とか、
「この絵の影響を受けている
可能性がある」
などという絵が数点飾られていて、
私としては
「それってこじつけなんじゃ?」
などと思ったものですが...
きっと名だたる鑑定家などが
判断したのでしょうから...
やはり、そうなのですかねぇ。
ミュージアムショップって
もう少しお値段が手頃だといいのに、
なんて思いつつ、
ついつい寄ってしまいます。
私のお気に入りは
国立博物館のショップで、
「はにわプリント巾着」を、
妹へのお土産にしたことがあります(笑)
ただ、はにわの写真をプリントした
ものなのですが...
妹には大ウケでした!
極力立ち寄らないようにしているけれど、
やっぱり行ってしまう。
そんでもってあれこれ買ってしまい、
家に帰って見直すと
「ちょっとお高め?」とガッカリする…
関連グッズの商魂たくましさに
うんざりしながら
見たことがない柄があると
同じような缶ならたくさんあるのに
やっぱり買ってしまう
ディズニーランドの
クッキー缶みたい…
時間があるさ、としばらく放置、
気がついたら明日で終わっちゃう! で
慌てて駆けつける……
マーフィーの法則に載っていそうですよね。
絵については、
最初の印象を大切にしたいというか、
事前勉強が面倒なので全然しない質ですので、
後になって諸説を見るにつけ、
「そうかなあ?」
「そうは見えなかったけど」
と、気楽に構えています。
ただ、絵画の場合
(特に年代をさかのぼる西洋絵画は
図像学は知っておいたほうが
より楽しめるようです……)、
不勉強のままだと
正しく理解できないばかりか
もったいないくらい豊富な情報量が
込められているケースもありますので、
謙虚に学ぶ姿勢も必要かもしれません。