先日の話になりますが、かぐらのBCスキーに行ってきました。
予報では11日の方が天気がよさそうなので、ゲレンでは軽くパスしてさっそくゲレンデトップから中尾根方面へ。
中尾根はすでに多くのスキーヤーで大賑わい。積雪の状態も今日はまずまずのようなので、さらに奥の霧ノ塔を目指してさらにハイクアップ。ところどころ急登もあり、スキーを担ぐ場面も・・・
霧ノ塔からはシールをはずし尾根上の北東斜面に向け滑降開始。
すでに何本かのトラックが刻まれていましたが、今朝がたまで積もった新雪はなかなかの滑り心地。快適にスキーを楽しむことができました。
左倉沢手前の東向き斜面は時間の経過とともに表面の雪がクサリはじめており、斜面上部は重たい湿雪の表層雪崩も・・・
斜面の状態をよく見て、コンディションのよさそうなところを選んでこの日一番のラインを刻んできました!
ここで左倉沢を横断し、雁ヶ峰へ延びる尾根へ。ここから雁ヶ峰までは、小さなアップダウンを交えてのわずかな登り。
雁ヶ峰からは、さっき滑ってきたばかりのトラックがはっきりと見渡すことができ、心地よさと満足感に浸りました。
ところがこのころから天気が急変。風も強くなり始め、予報通りに天気は下降。小雪も舞い始めたので、さらに下降開始。
しかしここから下は南東面ということもあり、雪はすでにモナカ状態・・・
あとはひたすら斜滑降とキックターンを繰り返し、かぐらとみつまたを結ぶ連絡コースへと、文字通り下山してきました。
最後は天気と悪い雪質に悩まされましたが、雁ヶ峰までの上部はまずまずのコンディション。クラシックな山スキーを楽しんだ一日でした。