昨日、塗装したサンプルですが、表面が荒れた画像を撮影しました。
ご覧のとおり、かなり表面がブツブツしております。
このチップは、サフを塗っています。
サフの上にブラックを吹き付けると、いつもこうのような結果になります。
黒色は、普通に希釈して、塗り重ねました。
次に、再度ですが、サフありのチップに吹き付けました。
画像にスタンドライトがぼんやりですが、写り込んでいますね。
これで、乾燥約1日ですから、塗装したてではなくかなり艶が引けているのですが、この平坦さを保っています。
結果、サフの下地でも、場合によってこのように平坦になると言うデータが得られました。
どこが違うかと言うと、黒色にクリアーを10%混入、リターダを30%ほど加えての塗装です。
吹き始めは同じなのですが、2度目は、ちょっとウエット気味に塗り重ねました。
荒れる事は、ありませんでしたので、この調合で、最後はウエット気味に塗装すれば大丈夫なのか?と感じています。
ちなみに、サフの無いチップにも同じ塗料を塗りましたが、問題有りません。
更に、リターダ無し、クリアー無しの、黒色もサフ無しチップに吹きましたが、問題有りませんでした。
と言うことは、夏場で高温だから、黒色が荒れたという事ではない。
サフと相性が悪いという結果に落ち着きました。
今のところ、解消方法は、上記の内容にしております。
荒れるのが、嫌なら、サフレス。
不安なら、サフの上に、クリアーとリターダで希釈した塗料を使う。
こういう結果になりました。
ちょと脱線しましたが、前々から悩んでいた事なので、一つ不安要因を取り除けたかと思われます。
しかし、今後、同じ事は起こらないと言い切れないので、検証を重ねないと行けません。
新しいウレタンは、ちなみに、このチップ両方に塗りたいと思います。
荒れたチップも、最後のクリアー層で平坦になり、そのまま変化なしで落ち着けば良いことですので・・・。
おことわり
この実験の塗料は、模型用ではありません。
クレオスなどの塗料では有りませんので、全く個人的なデータの記録です。
誤解のないよう、お願い致します。