日が暮れて、外はすでに真っ暗。そんな頃
リビングで私の傍で、ちょっとじゃれつつ甘えてたコタ、突然

まるで一時停止。そんな感じ。
体の動きは完全にストップ。が、耳と視線は、隣の和室に向いている。
「コタ、虫でも飛んでる?」
私の声は、聞こえていない様子。💧
おーいってば。何がいるのよ? 私が状況を把握できないでいるのに

すごい勢いだったなー。
ばんって弾けたみたいに、ジャンプ&そのまま和室へ一直線。
あまりの勢いに、私は唖然呆然。
「・・・ゴキブリ? でっかい蛾とかだったら嫌だなぁ」
と、絶対に虫の類だと思ったのです。
もしそうなら、退治に付き合わないとイカン。
恐る恐る、私も和室に向かう。
が・・・

なんもいない・・・ハズなんだけど。
うす暗い和室。見回しても、虫もなんも見えない。
だけどコタは、壁?なのか、空間なのか?
ただ一点を見たまま、動かない。あ、シッポだけはちょっと揺れてた。
「やめてよコタ~。なんもいないよぅ」
しばらくしたら、我に返ったように、いつものコタに戻った。
猫飼いさんなら、こういう経験あるよーと聞く出来事。
こういう時、猫の目には何が見えているのか、すごく興味ある。
亡きモカが、こっそり遊びに来てて
「しまった、見つかったにゃっ💦」と焦ってたりしたら
ちょっと愉快なのになぁ。と、思ったりして( *´艸`)