仕事で住宅街を、自転車や徒歩で、移動する事が多いのだけど
月に2回程、その路地を通るのです。
遡ること、それは昨年の秋の終わり
近隣住民以外は、そう通る事のないだろう、路地。
道に面して、ある家の車庫があって

成猫さん2匹みっけ。
そしてすぐ気づく。外猫さん、ここでゴハン貰ってるんだな~って。
だって、窓の外には

外猫さん用グッズも設置。
ダンボールに出入口の穴開けた、ハウス。
植木鉢の鉢皿と、お菓子の缶の蓋だと思われる物に、カリカリ。
そのお皿が目立たないよう、そっと板が立て掛けられてた。
いくら自宅の敷地とはいえ、住宅密集地で餌やりしていると
苦情が出るのを考えてかな。なるべく人目につかぬように。
そんな工夫かなぁと、思わせる。
そこを通る度に「あの子達いるかな?」と、そっと確認するのが習慣に。
冬のある日は、窓の前で2匹でぎゅっと猫団子で寒さに耐え
家の人からのゴハンを待ってる。そんな日もあったり
またある日、くたびれたダンボールハウスが、撤去されてて
餌皿はからっぽ。ベニヤ板も無くなってた。
「猫達、ここに来なくなっちゃったのかなぁ(◞‸◟)」と、心配したり。
通りかかるタイミングなのか? このお家の雨戸が、閉まってる事も多く
留守がちの家なのかも・・とも。
そして季節は過ぎて、先日のこと
いつものように、そっとお家に目をやると
いたいた~!! 猫さん2匹いましたよ~

窓辺で仲良く日向ぼっこしてた☀
ダンボールハウスも、餌皿も、無くなってたのは
晴れておうちの子に、なったからだったんだ~♪
猫団子で寒さに耐えつつ、じっと見上げていた窓。
その子達は、その窓の内側で、春の日差しをのんびりと浴びておりました。
「良かったね~!! おばちゃんこっそり見ながら、心配してたんだよ
2匹揃って、おうちっ子になれて、ホントに良かった良かった。」
コロナ禍の中で、一年経ち、気持ちも沈む事、多かったけど
日向ぼっこする2匹の姿を見て、幸せをおすそ分けして貰った気分。
そんな春の日でした(´_ゝ`)