猫さんにも歯磨きなど、口腔ケアを。と、言われる世の中になった。
歯磨き用品も、ずいぶん種類が増えたなーと思う。
でも、やっぱり肝心な事は「早い段階から、ケアに慣れて貰う」
これに尽きると思う。
子猫の頃から習慣になってれば、一番いいんだろうなぁ。
うちの場合、3猫皆、歯磨き関係のグッズは、全力拒否です。
(;´д`)トホホ
そんなもんだから、どうしても3猫のお口の健康が、気になる。
ちょいちょい、近くで嗅いでチェックするのだけど
と、それぞれ状態、まちまち。
ちびは若い時から歯が弱く、5歳で歯石除去とダメになってた歯は抜歯。
それ以降は、ほとんど口臭しなくなった。
ま、残ってる歯自体、少ないからね💧
臭うのは、ちょっと魚臭い感じ。これフードの臭いだよね?
どっちかと言うと、ちびは胃腸が弱いから、そのせいかなーと。
コタも既に、歯石除去は経験済みで、ばっちり綺麗にした。
でも処置して貰って一年後には、もう口臭あったっけ。
現在も、どうにも臭う。けどお口が痛い素振りは無い。
むぎはシニア期の年頃だけど、今まで歯石除去した事ないんです。
稀にある通院の機会に、チェックして貰っても、除去する程じゃなかったり。
それなのに、一番口臭が気にならない。
と、3猫それぞれ状態が違う。これって・・あくまでも私の推測だけど
子猫時の栄養状態によるのでは?と思う。
ちびは、痩せっぽちの子猫状態で保護。
見た目小さかったけど、栄養状態が悪かったせいで、実は割と月齢が経ってたのでは?と、今は思う。
コタは多頭飼育崩壊の出身。
恐らく、お腹いっぱい食べられる環境じゃなかった。
むぎ、野良出身。だけど近所の人達から、かなり高級なゴハンを貰っていて
母猫共々、食べ物には困ってなかった。
ね? 成長期の栄養(もしかしたら母乳の摂取量)が影響してるっぽくないですか??
と、これはウチでの検証なんだけど、新たな例を耳にしたのです。
私の顧客のお友達の家の猫さん。
この猫さんの家、お寿司屋さんを生業としている。
私は、この猫さんにあった事ないし、聞いた話だけだけど
現在20歳、歯もきっちり残ってる✨
飼い主さんが「最近ちょっと口臭がしてきた気がする」とのこと。
さ・・最近なんだ(;゚Д゚) 私、びっくり。
乳飲み子で保護され、飼い主さんがミルクから育て
なんといってもお寿司屋さんですから、好物はマグロらしいです。
そして、スーパーで売ってる、パック入りの鰹節はそっぽを向き
削りたての物じゃないと食べない、美食家。
「人の食べ物。鰹節はNG」「年齢に合ったカリカリを!」
と、言いたくなる気持ちもありますが
栄養豊富、好きなごはんを食べ、看板猫として君臨。
ストレスフリーな日々。これが長寿の秘訣なのかなぁと。
勿論、根本的な体質とか、丈夫ってのもあるんだろうけど
口腔環境と健康寿命。密接な関係、ありそうですね~。