流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

袋の堂山

2020年07月18日 | 旅みたいな・・
赤羽交差点から始まる環八通りを西に進んで左に反れ、崖線下を抜けて道なりに進む。

袋の堂山 (東京都北区赤羽北1-5)

赤羽駅の北に張り出した台地の下に小さな山がある。
岬の突端の小島のようにも見えるし、古墳のようにも思える。

今から千年以上も昔の話だが、かつて堂山は海中の小島だったらしい。
その小島に、八百比丘尼が乗った小舟が流れ着いたという。

かつて、山の頂上に阿弥陀堂があり八百比丘尼が住んでいたという伝説も残る。
すぐ近くの赤羽台に坂上田村麻呂が勧請したといわれる赤羽八幡神社があるのも興味深い。

福井県小浜市の明通寺も坂上田村麻呂が創建したといわれ、近くの空印寺には八百比丘尼の入洞伝説のほこらがあるという。

坂上田村麻呂と八百比丘尼・・なにか因果関係があるのだろうか?
興味は尽きない。