気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

退職後の生活と写真整理~人はあっという間に・・・

2021年03月13日 | 日記

退職後8ヶ月経った。

コロナ禍と重なって相変わらずの家籠り。

朝起きてざっと家事(洗濯、掃除)をして、昼間はリモート夫のお茶入れと昼食作り。

(良いお天気の日は庭に出て僅かばかりの草木などをいじってみる。)

夕方に洗濯を取り込んだ後、買い物がてら散歩に行く。

夕餉の支度ははママがしてくれるので、家族みんなの食事が終わったら後片付けをする。

(今は夫も息子もリモート仕事なのでほとんど6人揃っての食事になるので片付けも割と時間がかる。)

一日の合間にみんなのブログを読ませてもらって、自分も書いたりする。

そして寝しなに本を読む。この頃日課になった。

天候の悪い日とか、まとまった時間ができたとき、写真整理や始めたばかりの俳句の勉強などをする。

そんな日々が定着してきた。仕事に出ていた頃から比べると平穏な日々。

いつかコロナが収束して、実家の墓参りや、映画や旅行などに行けるようになったら、このままでもいいかなって思う。

      

この間、お義母さんの持っていた、スキャンの終えた写真(一緒に手紙やはがきの類も)をシュレッダーにかけた。

でもその切る作業も(データーで残しているから、いつでも見られるし、プリントもできると思っても)何だか切なかった。

そしてフロッピーを挿入できるPCが無くなったように、メモリーに残しているデータも、いつまで使用できるのかもわからないし、

この後の写真整理をどうしようかと迷うことにもなった。

妹は燃やしたようで、燃やすのは辛いから、止めた方がいいって言っていたけれど、

シュレッダーにかけても結局はゴミに出し、燃えてしまうので同じなんだけれど・・・。

かと言ってそのまま普通ゴミに出すのもできなくて・・・。

燃やすとか切るとかすることで確実に在った過去を消すようで・・・多分作業そのものが辛いのだと思う。

72年前のお義父さんとお義母さんの結構式の写真もあったけれど、それは夫と弟妹の、

ひいては息子達や孫達のルーツのような気がしたので取っておくことにした。

後で、新しいアルバムに貼ろうと思う。

こんな風に「もう居ないんだなぁ…」と思いながら同じ時を一緒に過ごした人達の写真を見ていると、

長いと感じていた人生も、案外短いものなのだなって思ってしまう。

アニメ夏目友人帳のニャンコ先生(実は妖怪)の「人はあっという間・・・」(妖怪からみたら人の生はあっという間だ)という

言葉が思い浮かぶ。(何でもアニメからの私。

やっぱり古い写真の整理って、懐かしいを越してしまい、悲しく切ないという感情が湧いてしまうようだ。

自粛(籠り)生活が長くなって、少しナーバスになっているせいかもしれないので、

写真整理は少し先に延ばした方がよいのかな…とも思った。

ナラの写真も整理している。

 うちに来たばかりのナラ(お昼寝写真…縫いぐるみのようだ)

 成犬になったナラ(人間なら20歳くらいの娘…輝いていた)

15年余りで、私の元を通り過ぎて往ってしまったナラ。

犬は、もっとあっという間に・・・だ。

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