気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

夫婦ふたり旅(二日目~三日目)~象潟(夕日の宿/さんねむ温泉)

2024年05月29日 | 旅行

さんねむ温泉駐車場から見た日本海(5月21日・朝)

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5月20日(月)午後

16:30 酒田駅で羽越本線(日本海縦貫線)に乗り日本海を左に見ながら北上!

行けども行けども灰色の日本海!晴れる兆しも無く…

羽越本線の車窓から

遊佐町付近(海と空の境界もよく分かりません)

17:09 象潟駅着(秋田県に入りました)

予定では、象潟駅からタクシーに乗り【道の駅ねむの丘】で日本海へ沈む夕日を見る・・・はずでした。

でも、何人も天候を変えることはできません!

タクシーには乗りましたが、直接宿まで行くことにしました。

      

17:30 二日目の宿【象潟夕日の宿・さんねむ温泉】に予定より早くチェックイン。

※部屋(楽天トラベルHPより)

18:17 ホテルの部屋からの写真(このころやっと薄日が射しましたが、夕日は見えませんでした)

※楽天トラベルHPより晴れていればこのホテルから、こんな夕日が見えるはずでした) 

雨上がりの風情ある庭を見ながらの夕食!

私は竹の子田舎煮が美味しかったです。

夫は牛ヒレの鉄板焼きにご満悦でした。(昨日も牛肉を食べたのに…)

食後、ゆっくりと天然温泉に入り二日目の旅は終わりました。

     

芭蕉はこの象潟でも句を詠んでいます。

【象潟や雨に西施がねぶの花】 松尾芭蕉

「ねぶの花」とは「合歓の花」のことで・・・芭蕉さんも象潟では雨だったのですね!

象潟は、雨に濡れながら薄紅の合歓(ねぶ)の花が咲いていて、あたかも越の国の美女西施が、憂い顔に眼をなかば閉じたようなさまである。

※前日山寺で買った冊子より

※dachaさん/写真AC

旧暦6月16日、雨の日に象潟に着いたそうです。

状況だけみれば同じなのに?詠えない私は…おこがましくも・・・「芭蕉さん、流石に俳聖」と思いました。

素敵な句です。

     

5月21日(火)

6:30 起床

7:00 朝食

8:30 さんねむ温泉をチェックアウト

タクシーを待つ間に写したホテルの玄関です。

曇天でしたが、夕日が見えたであろう場所から日本海が見えました。(海と空の境目がハッキリと見えます)

     

この後、行く予定の場所は、

厳しい自然の中を生き抜いてきたブナやミズナラの巨木が群生する森【獅子ヶ鼻湿原】で、散策コースは一周約5kmだそうです。

夫の立てた計画ですが、そのためにふたりともハイキングシューズを買いましたが、正解だったようです!

山寺の階段登りで煩悩をなくしたはずなのに、この湿原歩きは、残っていた煩悩を取り払ってくれたようでした。

夫婦ふたり旅(三日目・秋田)~中島台(獅子ヶ鼻湿原)に・・・続きます。

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