私塾 成趣館

広島県東広島市の古流沖縄空手道場。稽古日は火・金。幼年部5時~少年部6時半~一般部8時~10時。(木)7時半〜中高生の部

1/16(火)稽古、重力落下と筋収縮

2018-01-17 13:18:39 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは。(・ω・)ノ
火曜日稽古の様子。
硬式空手の試合までもう2ヶ月半しかないので、試合出場選手中心の稽古です。
体力を付けて、あとは質より量の稽古に切り替えていきます。

試合に出ない子は出る子のフォローに回りますが、試合で勝つためには一人で強くなるのではなく、協力してくれる人がいるから強くなれ、また、フォローに回る子も強くならなければ、フォローとしての役割を果たせない、ということを頭に置いて稽古するようにと、釘を刺しておいた。
一人で強くなるには限界があります。一人で強くなれるのはよっぽどの天才か、とんでもなく意思の強い人間だけでしょう。
お陰で、多少なりとも子供達の目が違ったように思えます。
さて、一般部。
身体を落とすことを重視しながら、突きの練習です。
Iケダさんは大分突きに重みが出てきました。顎が上がるのが玉にキズ。
さて、無想会の技は全て重力落下で行います。重力落下を起こすためにはナイハンチ立ち以外の立ち方(鐘木立ちも使いますが、これはナイハンチ立ちの変形に過ぎません)は非効率的です。
これは私のイメージですが、膝を張って骨盤を割ることによって、骨盤から上半身が、両端(脚の付け根)を爪楊枝で何とか支えられているような状態にします。
この状態から全ての筋肉、特に広背筋、前鋸筋、大腰筋、腸骨筋を水月(鳩尾)に向かって収縮させると、自然に相手に向かって落下することが出来ます。しっかりとナイハンチ立ちが出来てさえいれば、膝の抜きすら必要なくなるように思えます。
これは前回の講習会で無速の突きを教授してもらってから、このような感覚で打つと重力落下が素直に技に繋がっていきだしました。特に腸骨筋と大腰筋を別々に意識して使うと技に重みが加わります。
そして、この感覚を使えば歩くことも容易に重力落下を使って行えます。その時、明確に「動くという事は動かない事である」ということが解ります。
これは、あくまでも私の感覚です。異論反論は認めます。
ということで、1/20(土)PM6:00より当道場にて無想会中四国稽古会を行います。
ご興味のある方は是非参加されて下さい。
おわり(=゚ω゚)ノ