バルちぁんの徘徊 (М78星雲)

バルちぁんの「自己満足・自己陶酔・妄想徘徊」

ショウブの由来

2013年05月07日 16時48分46秒 | 思い出(出来事)

日本神話「獣犯せる罪」国津罪のひとつとされている名残である。

昔々、ある娘のもとに毎晩、若い男が現れた。

母親に「私のところには、いい男が来るのよ」自慢する。

母親は心配をし家中を戸締りし鍵をした。

けれども毎晩、娘のもとに現れる。

母親は「糸のついた針を、そっとつけなさい」と娘に教えて、男の居場所を探った。

糸をたどると、縁の下に穴の中に、続く。

耳を傾けると「毎晩 行ってはならぬ、言うことを効かないから痛い目にあうのだよ」

「いいんだよ、たとえ私が死んでも、子供を残してきたからね」

 

「でも人間は賢いから、ヨモギとショウブを煎じて飲めば子供は落ちてしまうよ」

 

驚いた母親は、急いで娘に、ヨモギとショウブを煎じて飲ませた。

すると・・・たちまち、蛇の子がたくさん下ったという。

 

(カブに乗りながらカメラでパチリ)

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