バルちぁんの徘徊 (М78星雲)

バルちぁんの「自己満足・自己陶酔・妄想徘徊」

M45

2013年06月26日 13時35分10秒 | くだらんこと

「七羽の ひよこ星」

昔、あるところに仏教の信仰の深い夫婦が住んでいました。

二人の悩みは、子供がいないことでした、そのかわりに一羽のにわとりと七羽のひよこを飼って大切に育てていました。

 ある日の事、1人のみすぼらしい老人が一夜の宿をねがった、夫婦は、こころよく承知した。

でも、食べさせる食事の材料もなかった「かわいそうだが、一羽つぶして肉汁にしようと相談した」

その話を聞いた、にわとりは七羽のひよこを集めて「明日、お世話になった夫婦の為に、私が食べられて、お役にたつことになった、お前たち悲しまないで仲良く暮らすのですよ」と言い残した。

 

翌朝、母にわとりはつぶされ、お鍋の中でぐつぐつ煮られていた。

それを見た、ヒヨコたちは、次から次へと鍋に飛び込んでいった。

これを知った旅人は、実はお釈迦様の仮の姿で、夫婦の親切を喜び、七羽のヒヨコたちを空に上げて、すばる星にしました。

ダーオ・ルーク・ガイ(ひよこ星)・・・・タイの物語です。

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