蒼頡によって発見された文字が歩き出した。
「人」もとは、すこし首をすくめた人を横から見る形で示された。
「人」という文字が「二人が支え合っている姿」という道徳を絡ませた教えは、戦前に新渡戸稲造が考え出した。