バルちぁんの徘徊 (М78星雲)

バルちぁんの「自己満足・自己陶酔・妄想徘徊」

夏越の祓

2015年06月10日 06時58分11秒 | 思い出(出来事)

6月の晦日に行われる「名越の祓」「水無月の祓」ともいわれる。

 

昔々、蘇民将来と巨旦将来という、二人の兄弟がいた。

北の武塔の神が、南海の女のところへ求婚するために旅をしていた、途中、日が暮れたので宿を請うたところ、

裕福な弟の巨旦は、それを断り、貧しい兄の蘇民は快く歓待した。

 

数年後、この地に再来した武塔は、蘇民家族に、茅の輪を腰につけさせ、疫病から身を守った。

その夜のうちに、巨旦将来一族を、みな滅ぼしてしまった。

 

ここから「蘇民将来の子孫」という護符を寺社から受けて、家々の門に張る習わしが、諸国にひろまった。

 

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