和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

沖縄の旅 地下と地上

2008-09-16 03:40:36 | カメラ
沖縄本島は隆起珊瑚礁で出来た島です。
島全体が石灰岩で出来ており、
複雑な段丘面と白砂海岸が交互に連なっています。
遠浅の海は砂と石灰岩のため、
海が濁ることは洪水でない限り少ないようです。

名護から北の国頭は地形的に南よりかなり違うようです。
どう違うかはむづかしいことは分かりませんが、
高い山が多く、降水量も多いので、
ダムを造って、南へ供給しているようです。
友人Yさんによれば、
国頭のダムは地下水路で繋がれているそうです。

石灰岩質の地質から、
鍾乳洞やカルスト地形が各地で見られ、
代表的な所で玉泉洞と金剛石林山があります。
未発見の鍾乳洞も多いと思われます。

地下では玉泉洞 おきなわワールドの中にあります。

全体的には尖った鍾乳石が多くあります。








鍾乳石と石荀がくっついています。




鍾乳石が折れています。これは人が通るため、じゃまになった部分を折ってあります。
観光のためとはいえ、いたしかたないことですかね。

地上では金剛石林山があります
最北端辺戸岬のすぐ近くです。





秋吉台や平尾台の石灰岩とは少し違います。尖った石灰岩です。










この金剛石林山は4つのコースに分かれ、体力に合わせて選べます。バリアフリーもあります。
和尚推薦観光地です。

山の上から辺戸岬が一望です。

沖縄の旅 国頭東海岸

2008-09-15 05:29:24 | カメラ
国頭東海岸の県道70号は、
通行量が少なく道路もいいので、
快適なドライブが楽しめます。
ただ、辺戸岬から名護市に行くには、
国道58号に比べて時間も距離も倍かかります。
ヤンバルの原生林を縫いながら、
国天然記念物ヤンバルクイナに注意の標識に心躍らせ、
時たま見える名もない小海岸は宝のようでした。
(ヤンバルクイナには会えませんでした)















東村の慶佐次(けさし)湾にはヒルギ林の群生地があります。
一本のヒルギ


ヒルギが群生しています


観光客の少ない所は、やはりいいです。

明日香情報

2008-09-14 18:58:19 | カメラ
明日香村稲渕のヒガンバナがそろそろ咲き始めました。
あと、一週間で見頃になるかもしれません。
本薬師寺のホテイアオイはまだ咲いています。
9/14のホテイアオイ


桜井市笠地区のそばの花は咲いていました。
今週いっぱいが見頃でしょう。
9/14そば畑






笠地区では20日にそばピクニックがあります。

沖縄の旅 岬めぐり

2008-09-13 07:15:08 | カメラ
人ごみの嫌いな和尚は
この時期の白砂海岸は避けて通りました。
代わりに岬めぐりをしました。
喜屋武岬、知念岬、真栄田岬、残波岬、辺土岬です。
本島一周で達成です。
説明はなしです。
とにかく海はきれいです
美しい海岸美を見て下さい。
喜屋武(きやん)岬






知念岬


知念岬から見えるニライ橋、カナイ橋


真栄田岬


岬の真下はスキンダイビングの学校です。毎年事故が起きるそうです。


残波岬

この灯台は上まで登ることができます。









辺戸岬本島最北端



遠く与論島がかすかに見えました。




沖縄の旅 世界文化遺産

2008-09-12 07:32:11 | カメラ
守礼之門

沖縄を代表する門ですが、世界遺産には入っていません。
これとよく似たものに
高知のはりまや橋、札幌の時計台とこの守礼之門は
日本3大◯◯と言われていますが、立派なものです。

沖縄の旅の目的は
13年前に那覇に渡ったYさんとの再会と
世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)を巡ること。
それと、天気が良ければ美しい海を眺めることにありました。

沖縄は自動車社会なので、
交通手段はレンタカーを利用しました。
公共交通手段(バス)を利用する観光客は殆どいません。
那覇市内にモノレール(ゆいレール)が出来ていますので、
混雑する中心部の移動はモノレールにしました。
タクシーも初乗り500円で安いので2回利用しました。

世界遺産は全部で9ヶ所あります。
太平洋戦争の沖縄地上戦で破壊されていますので、
建造物の遺産指定はありません。
石で造った橋や石門、城跡などの遺構なので
京都や奈良と違い、
非常に地味な遺産です。
和尚は9つある遺産のうち、8ヶ所見て回りました。

首里城公園

首里城公園の中心に正殿があります。琉球漆の独特な色合いです。
登録遺産はこの正殿の地下にある遺構で
ガラスの床で見ることが出来ます。

園比屋武御嶽石門そのひやんうたきいしもんと読みます。

琉球の国王が各地に出向く時に、安全を願う祈祷などを行った御嶽で、
16世紀初めに出来ました。
今なお、礼拝の姿が見られます。

玉陵たまうどんと読みます。

1501年に造られたとあります。
琉球王及び家族の歴代のお墓です。
三室からなり、中央が洗骨の部屋
東側が王と王妃の遺骨を、
西側はその家族の遺骨を納めています。
遺骨は逗子に入れられ、大きさはまちまちです。

識名園しきなえん

琉球王家の別荘地。というより迎賓館でしょう。
池泉回遊式庭園で、1995年に復元されました。
美しい所です。遺構は登録遺産です。

斎場御嶽せーふぁうたき

琉球王国最高の聖地です。
ジャングルの中の三カ所の岩場に祭壇みたいな物があります。
一般の人間は立ち入ることは出来なかったのでしょう。
呪術的要素の強かった王朝時代の意思決定は神女の呪術?
最高神女の就任の儀式が行われたといいます。
非常に霊的な場所でした。
ジャングルの中、和尚一人だけだったので、
そう感じたのかもしれません。

ここからはお城の跡です。
琉球は13~14世紀にかけてグスク時代と呼ばれ、
(本土の戦国時代を連想すれば分かりやすいです。)
今の本島では北山、中山、南山の三つの勢力に分かれていました。
(三山時代)
それを統一したのが尚氏です。
まあ、だいたいその頃の城跡と言って良いでしょう。

勝連城跡

指定遺産のうち一番古い城跡です。琉球王朝に最後まで反抗した。

今帰仁(なきじん)城跡

三山時代の北山王の居城跡です。
石垣が非常にもろく感じました。
桜の名所で有名ですが、沖縄の人には花の下で飲食する習慣はないそうです。

座喜味(ざきみ)城跡

堅牢で、かっこういい城跡です。一番のお勧めの城跡です。

中城城跡だけは行きませんでした。
なぜ?
13年ぶりに会ったYさんが「あそこは行かなくてもいいよ」と言ったので。
やはり一カ所だけ残したのは心残りで、
再度、来なさいということだろうか。


沖縄の旅 空へ

2008-09-11 05:00:26 | カメラ
初めての沖縄の旅です。
今回、沖縄を旅することで、
全国の都道府県の全部を
訪れたことになりました。
航空会社はANAです。
9月の旅割りチケットで、
往復24000円で行くことが出来ました。
新幹線新大阪~博多間往復 24800円より
安いのです。しかも空いていました。

離陸です

関空の新滑走路が見えます。後方は淡路島の山です。

雲の上に出ました

上昇気流が活発です。

入道雲が消えつつあります


新しい雲が出来つつあります


雲は陸地の上に厚く広がります

雲の下は奄美でしょうか

雲の合間から島が見えて来ました

沖永良部島(鹿児島県)です。

伊江島です

沖縄美ら海水族館からよく見える島です。
この島は帰りの飛行機からもよく見えました。(下の写真)


サンゴ礁が分かります

手前の小さな島が水納島で橋の架かっている島が瀬底島です。

着陸が近いです

沖縄本島の最南端、喜屋武(きやん)岬付近です。

糸満市の中心市街です

着陸しました。