たからひかり薔薇が咲く

オホーツクの四季をお届けします

タンチョウの里 鶴居村

2017-01-28 22:18:26 | 旅行 観光
釧路市鶴居村にある鶴公園
巨大な望遠レンズを抱えたカメラマンが
丹頂鶴にレンズを向ける
この時期の近隣のホテルはカメラマン達の
連泊で賑わう
甲高い声を挙げ羽ばたくフォルムに虜になる

釧路管内で小中高と過ごした
冬になると「丹頂鶴の生息観察」なる物を
授業の一環として行っていた
へき地の小さな小学生の私は
学校の数少ない同級生達と冬の入口に
ヤッケを着て外へ出る
薄らと雪の積もった草原の中の小道を
歩いて行く
ある時間になると先生が
「はい、確認して下さい!鶴は何羽かな?」
もちろん、1羽もいない…
当時、丹頂鶴は殆ど生息していなかった

鶴居村には「くん」「しん」「ろん」の
3羽のみが生息していた

それから何10年の月日が経っただろうか
30年前は50羽
現在は鶴公園で1.500羽
手厚い保護と熱意が通じたのか
観察で目視できなかった丹頂鶴が鶴居村に
甲高い声を響かせて群れている

雪上の鶴の白と黒と赤のコントラスト

入口には看板も


丹頂鶴は夫婦付随
釧路からの帰り道に必ず立ち寄り
スマホに納める場所である
今も同級生と散歩のような授業の一環を
思い出す…